イオンゴールドカードは、無印のイオンカード、あるいはイオンカードセレクトをお持ちのカード会員の方が一定の条件を満たすことでインビテーション(招待)をもらってアップグレードすることができるゴールドカードです。
- 年会費無料
- 付帯保険が拡充
- その他、ゴールド会員向けの特典あり
といった特典があるため、対象カードをお持ちの方であればぜひアップグレードを目指したいところです。かつてイオンゴールドカードへのインビテーション条件は公表されてはいませんでしたが現在は明記されているため攻略は簡単です。
- イオンゴールドカードへのアップグレード対象カード
- イオンゴールドカードへのインビテーション(招待)の条件
- イオンゴールドカードにアップグレードするメリット
- イオンゴールドカードの修行のやり方
- Wealthnavi for イオンカードでゴールド修行可能
イオンゴールドカードへのアップグレード対象カード
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウス デザイン)
- イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリー デザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリー デザイン)
対象カードは上記の7枚です。これ以外のイオンカードは条件を満たしてもインビは来ないのでご注意ください。気を付けたいカードはイオンカード(ミニオンズデザイン)とイオンカードセレクト(ミニオンズデザイン)ですね。
ディズニーはゴールドカードがあるのに、ミニオンズは無いんです……。
※ただしイオンカード(ミニオンズデザイン)にはUSJでのポイント10倍や映画割引(イオンシネマ1000円)といった特典もあるので、USJによく行く人なら、個人的にはミニオンズデザインおすすめです。また、イオンカードは複数枚OKなので両方持つという選択肢もあります。
参考:イオンカードの種類とおすすめカードを比較
イオンゴールドカードへのインビテーション(招待)の条件
では具体的に、イオンカードを手に入れてからどのような条件を満たすとゴールドカードへ招待されるのか?という基準・条件については従来は明かされていませんでした。なんとなく、○○を満たすとインビが来るというようなイメージでしたが2022年よりインビテーションの基準が名言されました。
- 年間カードショッピング50万円以上
- 1月11日~翌年1月10日の買い物金額が対象
こうなっております。ちょっと前までは100万円以上でしたが条件緩和となっております。年50万円というのは月あたり、41,667円となります。
達成状況はイオンウォレットアプリから確認をすることができます。前述のようにリセットされるタイミングがありますのでイオンゴールドカード修行をするのであればタイミングは少し考えましょう。
たとえば5月から開始するのであればインビテーション獲得のための決済期間は5月~1月10日と実質8か月程度しかないのでイオンゴールド修行をする予定の方は気を付けてください。
イオンゴールドカードにアップグレードするメリット
イオンゴールドカードにアップグレードすることで以下のような特典があります。
AEON Payやカード利用によるキャンペーン優待
不定期にイオンゴールドカード向けの決済キャンペーン(ポイント還元率アップ)などが行われることがあります。お客様感謝デーなどのイオンカードの特典に加えて、イオンゴールドカード限定の優待なども実施されるので、イオンでのお買い物が多い人は、どうせならイオンゴールドカードにしておくとメリットがあります。
イオン銀行を使っている人はイオン銀行Myステージ特典
「イオンゴールドカードセレクト」を保有するとイオン銀行のステージ(会員ランク)を決めるイオン銀行スコアの+30点が加算されます。通常のイオンカードセレクト保有特典(10点)もあるので合計40点をこれだけで獲得できることになります。Myステージがアップすると他行への振込手数料が無料になるなどの特典があります。
なお、この特典はイオンカードにはなく、イオンカードセレクト(キャッシュカード一体型)である必要があります。
ショッピング保険が強化 年300万円まで補償対象と広がる
イオンカードは「ショッピング保険」に強みがあることでも知られています。ショッピング保険はクレカで購入した商品が180日以内に破損や盗難などの被害に遭った場合に修理代などを補償する保険です。
他社カードでは対象外のスマートフォン、タブレット、ノートパソコンなども対象になるため強いです。通常のイオンカードは年50万円が補償限度ですが、イオンゴールドカードの場合、これが300万円にまでアップします。
空港ラウンジが使えるけど対象空港が少ない
一般的なゴールドカードの特典としてよくある空港でのゴールドカードラウンジが利用できる特典があります。ただし、他のカードと比較して使えるラウンジは限定されています。羽田空港、成田空港、新千歳空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港だけです。
他にも無料ゴールドカード(エポスゴールド、三井住友NLゴールドなど)をお持ちであればそちらの方が
イオンラウンジの利用はゴールドカード特典ではなくなった
イオンラウンジはショッピングモールのイオンなどにあるVIP会員向けのラウンジです。こちらが利用特典として存在しますが、2023年6月のサービス再開後は年間100万円以上のカード利用者が対象のサービスとなり、利用には事前予約となるなど条件が厳しくなっています。
ちなみにイオンの株主優待である「イオンオーナーズカード」をお持ちであれば利用金額制限なく使えるので、イオンラウンジ目当ての方は株主優待を狙うほうが良いように思います。ショッピング特典もあるし。
イオンゴールドカードの修行のやり方
イオンゴールドカードのインビテーション取得は年50万円の利用でOKとなっているため、基本的にはこれで達成をしましょう。
クレジットカードの決済修行については「クレジットカードの決済額を増やす決済修行のやり方」の記事でも紹介している通り、以下のような支払いが向いています。
- あとから戻ってくる系の支払い
- ふるさと納税
- 立替による支払い
- 絶対に支払わないとダメ系の支払い
- 税金など
- 今、支払いするけど実は価値があるものを買う系
- プリペイドカードへのチャージ
- Amazonギフト券購入
- Appleギフトカード
- クレジットカード会社系のギフトカード
- 電子マネーチャージ
- クレカ積立などの金融商品の購入
などですね。ちなみに「JCB」ブランドで発行をしておけばFamiPayへのチャージにも利用できます。
Wealthnavi for イオンカードでゴールド修行可能
一つの方法として資産運用のロボアドバイザーサービスを提供しているWealthNaviとイオンカードが強力をして提供している「WealthNavi for イオンカード」を利用する手があります。
いわゆるクレカ積立の一種です。詳しくは「ウェルスナビ×イオンカードのクレカ積立!WealthNavi for イオンカードの0.5%ポイント還元のメリット、デメリット」でも紹介しています。
毎月5万円(年60万円)まで投資ができるのでこのサービス利用を続ければ1年未満で年50万円というイオンゴールドカードのインビテーション条件を達成できることになります。
一点注意点がありWealthNavi for イオンカードはいわゆるクレカの即売りには厳しいようです。積立後すぐに売却をするような行為を続けると警告メールが届き、その後も即売りをするとサービス停止(クレカ積立の設定停止)となるようです。
クレカ積立をはじめとして資産運用系で売却のタイミングをサービス提供側に決められるというのはちょっと違和感ありますが、ロボアド運用サービスは売買時にかかる手数料はサービス提供側持ち(その代わり保有残高に応じて手数料を受け取る)になっているので、即売却はWealthNaviにとって辛い部分があるのかもしれません。
即売却ではなく数か月単位で保有して都度売却するといった対応をすると良いかもしれません。
なお、運用リスクを抑えるならリスク許容度を「1(低い)」にしておくと変動リスクをやや抑えることができます。