イオンカードにはたくさんの種類のカードがあります。イオンカード単独で発行しているカードからイオンカードが他社と提携して発行しているカードまであり様々です。
イオンカードはカード券種を問わず、イオンでのお買い物がお得になるという特典があります。その上で、各イオンカードの券種にはそれぞれの特徴的な特色がプラスされているというように考えて良いです。
- イオン銀行との連携が強い
- 電子マネーのWAONがお得
- 映画館やUSJがお得になる
- ワタミの特典がある
- ポイント交換(WAON POINT)がしやすくなる
- JALマイルが貯まる
といったような感じです。
こうした+αの特典をみてどのイオンカードを作るかを判断しましょう。
なお、イオンカードは「複数枚の発行」を禁止していません。2枚目、3枚目の発行も可能ですし、イオンカードの新規特典も利用することができます。同時申し込みはおすすめしませんが、タイミングをあけて2枚目、3枚目の申込はおすすめです。
- イオンカードは複数枚持ってもお得!公式キャンペーンとの組み合わせで大きなリターンも狙える
- イオンカード全般はイオンでお買い物をするなら必携
- 特徴的な特典付き おすすめのイオンカードをピックアップ
- 特色のあるイオンカード、自分に合ったものを利用しよう。複数枚保有もOK
イオンカードは複数枚持ってもお得!公式キャンペーンとの組み合わせで大きなリターンも狙える
冒頭に書いたように、イオンカードにはそれぞれの券種毎に独自の特典が用意されています。そのため、1枚だけカードを持つというよりも複数枚カードを作って、それぞれの特典をうまく活用するようにすると良いと思います。
さらに、イオンカードの強い点は、カードの入会キャンペーンです。
多くの入会カードは初回のみという適用が多いのですが、イオンカードは同じイオンカードであっても「発行したことがない券種であれば入会キャンペーンのおかわりができる」のです。
イオンカードは比較的強い入会キャンペーンを行ってくれます。
たとえば、イオンカードを発行した後で、ワタミふれあいカードを作れば、どちらのカードでも新規の入会キャンペーンを利用することができるわけです。
イオンカード全般はイオンでお買い物をするなら必携
イオンカードのおすすめカードを探している方は「イオンで良くお買い物をするけど、どのイオンカードが良いのかわからない」という方が多いかと思います。
イオンカードがあれば、イオンで実施されている以下のようなキャンペーン・セールでお特にお買い物ができます。
- 毎月10日は「ありが10デー」
- 毎月20日、30日のお客様感謝デー
- 55歳以上の人なら毎月15日はG.G感謝デー
- イオンお買い物アプリでクーポンを活用
正直な所、イオンでお買い物をするからクレジットカード(イオンカード)を作ろうかな、という「イオンだけを目的」にするのであれば、ノーマルの「イオンカード」、あるいはイオン銀行のキャッシュカードと一体化した「イオンカードセレクト」のどちらかを選べばよいと思います。
一方で、実はちょっと知っておいてほしいのはイオンカードの中には特定の使い方、特定のお店がお得になるカードもあります。
今回はせっかくイオンカードを作ろうと思っているのだけど、どのカードを作ればいいのだろうか?という点を紹介していきたいと思います。
特徴的な特典付き おすすめのイオンカードをピックアップ
イオンカードの特徴としては、「イオン系列店でのポイント還元アップ」「イオン系列店が実施するキャンペーン」などが中心的なメリットとなります。
また、実はイオンカードは「ショッピング保険(ショッピングセーフティ保険)」もかなり充実しているという点も強みといえます。
イオンをよく利用する人であれば、イオンカードを持っておくことでお得にお買い物ができます。ベースとしてはそのイオンがお得という点が中心になりますけど、イオンカードの種類によって、また色々な特徴や特典があるのでうまく利用してくださいね。
- イオンカードセレクト(ノーマルデザイン/ディズニーデザイン)
- イオンカード(ミニオンズ)
- ワタミふれあいカード
- やまやカード
- イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
- イオンNEXCO西日本カード(WAON一体型)
- イオンSUGOCAカード
ちなみに、イオンカードは同じカードでなければ複数カードの発券が可能です。なので組み合わせてカード発行もできます。
イオンカード・イオンカードセレクト(ノーマルデザイン/ディズニーデザイン)
イオン銀行のキャッシュカードが一体となったカード。イオン銀行は結構スペックの高い銀行なので作っておいて損はないと思います。いや、銀行は増やしたくないのよ……というのであれば「通常のイオンカード」を作りましょう。
イオンカードセレクトは「イオンでのお買い物が多い人」に特におすすめのイオンカードです。
- 年会費無料
- イオン銀行のMyステージの特典が使いやすい
- 利用実績を積めばイオンカードゴールドにアップグレード(年会費無料)
- イオンのサンキューパスポート、バースデーパスポートがもらえる
- 株主優待と併用OK
- イオン銀行の口座が必要で引き落とし口座もイオン銀行限定(同時申込可能)
イオンカードの中でも最も基本のクレジットカードです。イオンでお買い物するのにお得なクレジットカードが欲しいのよ、という方におすすめです。
イオンがお得になる各種特典が全部使えるほか、利用実績を積むことでイオンゴールドカードへの無償アップグレードに招待されます。
イオンカードの最初の一枚としてお勧めです。イオンカードセレクトとイオン銀行の活用術については「イオン銀行とイオンカードのお得な活用法!イオンユーザーなら間違いなくお得な組み合わせ 」の記事で解説していますのでよければ参考にしてください。
ちなみに、銀行口座はいらないという方は、下記の公式ページからカードを作るときに「イオンカード」を作ってください。
◇イオンカード:クレジットカード(WAON付)
◇イオンカードセレクト:クレジットカード+キャッシュカード一体型(WAON付)
\ イオンカードの基本カード /
イオンカード(ミニオンズ)は映画やUSJがお得
さきほど紹介のイオンカードと基本は一緒ですけど、USJやイオンシネマがお得になる特典がついています。その代わり、どれだけ使ってもゴールドカードへのアップグレードは無しです。
イオンカード(ミニオンズ)はイオンの一般カードですがUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)と提携しており、USJ内でのお買い物がポイント10倍(5%還元)になるという特典があります。また、イオンシネマがいつでも1000円(税込)で使えるなどエンタメに強いです。
- 年会費無料
- USJでの利用でポイント10倍(5%還元)
- イオンシネマが1000円(税込)で使える
- イオンゴールドカードへのアップグレード不可
プロパーのイオンカードとしての特典にプラスしてUSJ特典、イオンシネマの映画特典があるイオンカードです。通常のイオンカードの上位互換っぽくみえます。
一方、イオンゴールドカードへのアップグレードの対象にならないという点が弱いところです。イオンゴールドが欲しいならイオンカード(通常デザイン/ディズニーデザイン)、別にゴールドはいらないならイオンカード(ミニオンズ)とする方がいいかもしれませんね。
ちなみにUSJでポイント10倍(5%還元)はかなりお得です。年パス買っている人はUSJパーク内で購入すれば実質5%安く購入できたりする裏技があります。
参考記事:USJのパーク内の買い物やチケット購入がお得な三井住友カードとミニオンズカード(イオンカード)の比較
\ USJのお買い物やイオンシネマがお得 /
《イオンシネマ注釈記載》
※ミニオンズデザインは Visa 、 Mastercard ブランドでの発行となります。
※沖縄県・西日本など一部のイオン商業施設内の他社映画館や、「割引対象外」表示がある特別興行等ではご利用いただけません。
※対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット(前売券)を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引」が適用されます
のでご注意ください。
※「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバー ID のご登録 無料 が必要となります。
※利用対象興行の 3D/4D/IMAX などの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
※お一人あたりの購入枚数には上限がございます。
※シネマチケットの購入は「本人認証( 3D セキュア)」登録済みのイオンカード(ミニオンズ)・ TGC CARD のクレジット払いに限らせていただきます。
※本特典はイオンエンターテイメント(株)が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
※本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。
※本優待特典は、本カードの番号が発行されてからご利用いただけますので、店頭受取の即時発行カードではご利用いただけませんのでご注意ください。発行当日からご利用希望の方は、 【 スマートフォン(イオンウォレット)即時発行 】 にてお申込みをお願いいたします。
ワタミふれあいカードは和民が5%OFF&毎年のクーポンプレゼントが嬉しい
イオンカードとワタミの提携カードです。年会費無料なのに食事券が毎年もらえるということでコスパの良い黒字のクレジットカードとして人気です。一方でイオンでのお買い物特典の一部が使えないのでワタミ専用カードとして通常のイオンカードと二枚持ちする方もいます。
ワタミとの提携カード。ワタミグループの飲食代金が5%オフ。さらに、入会時や誕生日にワタミで使える食事券がもらえるという特典があります。年会費無料なのでワタミをよく利用するなら持っていて損はないクレカです。
- 年会費無料
- ワタミで常時5%OFF
- 毎年食事クーポン券がもらえる
- 提携カードなのでイオンのサンキューパスポートは対象外
ワタミによく行く方にはメリットが強いカードです。
\ ワタミの食事券が毎年もらえる年会費無料黒字カード /
やまやカードは希少なお酒のWEB抽選販売に参加可能 毎月20日は3%OFF
イオンカードと酒販店「やまや」の提携クレジットカードです。カード会員限定で山崎や白州、響といった入手困難なお酒の抽選販売などが行われています。普通に買うとプレミアム価格でしか買えないお酒を抽選とはいえ、定価が購入できるのは嬉しいですね。
お酒が好きな方に特におすすめの一枚です。また毎月20日はやまやでのお買い物が3%OFFになります。
\ お酒のWEB抽選参加が魅力 /
イオンJMBカード(JMB WAON一体型) JALマイルが貯まるのが強い! WealthNaviとの相性抜群
イオンカードとJALのマイレージバンク(会員証)が一体となったクレジットカードです。JALカードではありません。決済でJALマイルが貯まる点が特色です。個人的にはWealthNavi for AEONカードでクレカ積立をすると毎月0.5%分のJALマイルが貯まる点が強いと思っています。
私はクレカ積立で活用しています。WealthNavi for イオンカードはイオンカードでクレジットカード積立ができポイントが貯まります。0.5%分の付与ですが、イオンJMBカード(JMB WAON一体型)の場合はJALマイルが0.5%分もらえます。マイルの価値は1マイル=2円くらいはあると考えていますので、実質的に1%還元を受けられます。
より詳しくは「WealthNavi for イオンカードのクレカ積立 0.5%ポイント還元のメリット、デメリット JALマイラーにおすすめ」の記事で解説しています。
WAON一体型なのでWAONの利用でもJALマイルが貯まります。コンビニのミニストップでも利用できます。なお、ミニストップではPOSAカードの購入もできますので、チャージの上、楽天キャッシュなどを購入するといった使い方もできます。
\ JALのマイルが貯まる /
イオンNEXCO西日本カード(WAON一体型)
高速道路の利用が多い人向けのイオンカードです。
最大の特徴はためたWAON POINTをETCマイレージサービスの残高に交換するとポイントが20%増量となる点です。
高速道路の利用が多い人におすすめのイオンカードです。ETC走行で毎週月曜日~金曜日はポイントが2倍(1%還元)、土日は3倍(1.5%還元)となります。また、ためているWAON POINTをETCマイレージサービスの還元額と交換をすることができます。1000円相当のWAON POINTが1200円相当となります。20%増量(16.7%還元)と同程度の価値がありますので、WAON POINTの使い道としても結構優秀だと思います。
お住まいのエリアのNEXCOのインカードを発行するのがおすすめです。
>>イオン E-NEXCO pass カード(WAON一体型)
※東日本高速道路(北海道・東北・関東・新潟・信越の一部 )
>>イオン NEXCO中日本カード(WAON一体型)
※中日本高速道路(関東・東海・甲信の一部・北陸 )
>>イオン NEXCO西日本カード(WAON一体型)
※西日本高速道路(近畿地方・中国地方・四国地方・九州・沖縄 )
イオンSUGOCAカード
このカードはJR九州のSUGOCAが一体になったイオンカードです。強みとなる点はJR九州のポイント(JRキューポ)とWAON POINTを交換できるようになるという点です。カードの決済というよりも貯めたWAON POINTをJRキューポに交換をすることで他多数のポイントにWAON POINTを還流することができるという点が強いです。主にポイ活とかをやっている人向けのカードと言えます。
このカード保有者はイオンのポイントをJR九州のポイントであるJRキューポに交換することができるようになります。JRキューポはGポイントや永久不滅ポイントなどにも交換可能でイオンカードで貯めたポイントの使い勝手が大きくUPします。
- 年会費無料
- JRキューポへのポイント交換ルートができる
WAON POINT→JRキューポが利用できますので、イオンカードの決済やキャンペーンで貯めたポイントをJRキューポ交換ができるようになります。
ちなみに「JRキューポ」というポイントは「貯めるべきポイントの選び方。ポイント交換や利用で価値が高まるものを貯めよう」を見ていただくとわかりますが、実はポイント交換において結構使えるポイントです。
JRキューポがあれば、Tポイント、dポイント、Pontaポイントなどにも交換することができるので、貯めたWAON POINTを現金化したり、ポイント投資に回したりすることもできます。なお、現在はTポイント⇔WAON POINTの交換ルートが登場したため、重要度はやや低下しています。
\ WAON POINT → JRキューポの交換ができる /
特色のあるイオンカード、自分に合ったものを利用しよう。複数枚保有もOK
イオンカードが発行している特色や特典のあるおすすめのクレジットカードを複数紹介してきました。あ、これいいな!という特典のあるイオンカードもあったのではないかと思います。
ちなみにイオンカードは複数枚発行も問題ありません。
たとえばイオンカードセレクト+やまやカード+イオンJMBカード(JMB WAON一体型)のような保有も問題ありません。
ただ、一度にまとめてカードを作ると審査の問題が発生する可能性がありますので、1枚ずつ作るようにしましょうね。