
今回のテーマは楽天ギフトカードをお得に買う方法ということで、コンビニでのPOSAカード購入を中心に楽天ギフトカードを最高還元率で買うやり方を紹介します。この内容については購入ルートの新設/閉鎖が多いので注意してください。
いくつかの方法がありますが、現在でも最高で5%ほどのポイント還元率で楽天ギフトカードを購入し楽天キャッシュとしてチャージ可能です。自分に合ったものを選んでくださいね。
ちなみに、最初は自分の手持ちのクレジットカードやキャッシュレス決済手段、近くで使いやすいコンビニでやれそうなものから始めてみる方が良いと思います。
複雑にしすぎたり手間がかかりすぎるようになるとどうしてもミスや面倒でついつい忘れてしまった……なんてことも発生します。
とはいえ、お得なことには変わりありませんので、お得に活用しましょう。
- 楽天ギフトカード(楽天POSAカード)の買い方の基本
- 【2025年11月】楽天ギフトカードをお得に買うおすすめのルート
- 楽天ギフトカード(楽天キャッシュ)の出口・使い道
- 注意 楽天ギフトカードは購入後半年以内にチャージを忘れずに
楽天ギフトカード(楽天POSAカード)の買い方の基本

楽天ギフトカード(楽天POSAカード)は主にコンビニなどで販売されているPOSAカードです。POSAカードというのはレジで読み取り決済をすることで有効化されるプリペイドカードです。
楽天ギフトカードは購入してチャージをすることで「楽天キャッシュ」の残高としてカウントされます。チャージされた楽天キャッシュは楽天Edyとの交換の他、楽天ペイでの決済、楽天市場での買い物、楽天証券での楽天キャッシュ積立などにも利用できます。特に太字にした楽天証券での楽天キャッシュ積立については実質的に投資金額の「現金化」も可能なことから、できるだけ高還元で楽天ギフトカードを購入すれば実質的にお金増えるルートにすることもできます。
もちろん、そのまま運用することもできますね。
というわけで、楽天ギフトカードをお得なポイント還元付きで購入するというニーズが高いわけです。じゃあどうやるか?という話ですね。POSAカードについてはクレジットカードで購入することができないため、○○Payや電子マネーなどを利用して購入します。この○○Payや電子マネーへのチャージや決済でたまるポイントを利用することで、間接的に楽天ギフトカードをポイント還元付きで購入できるというわけです。
このあたりについては「 コンビニでお得にPOSAカードを購入するコツと裏技 セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ 」でもより広範囲に解説していますが、この記事では楽天ギフトカード(楽天POSA)に特化して解説していきます。
ここまでに「楽天ギフトカード」「楽天POSA」「楽天キャッシュ」という3つの用語が出てきていますが、楽天ギフトカード=楽天POSAです。また、楽天ギフトカードを楽天のサイト上でチャージをすると「楽天キャッシュ」という電子マネーとしてカウントされます。実際にお買い物等で利用をするの楽天キャッシュとなります。
そのため、本記事では「楽天ギフトカード(楽天POSA)をお得に購入する方法」を紹介しますが、ギフトカードを経由せずに楽天キャッシュにお得にチャージする方法についても併記して解説していきます。
現在使える楽天ギフトカード(楽天キャッシュ)をお得に買うルートは大きくわけて3種類あります。
- 楽天ギフトカードを購入するルート
- 楽天Edy⇔楽天キャッシュを使うルート
- 楽天カードのあとリボキャンペーンを使うルート
楽天ギフトカードを購入するルート(POSAカード)
2025年11月18日をもって楽天バリアブルカードの販売が終了となるようです。
電子マネーのWAONやファミペイなどを使ってミニストップで楽天ギフトカードを買います。チャージの際のポイント、コンビニでの購入時のポイント還元をWで利用することでお得にギフトカードを購入できます。
- ミニストップ×WAON
- ファミリーマート×Famipay
上記の組み合わせが有効です。
楽天Edy⇔楽天キャッシュを使う交換ルート
最後は楽天Edy⇔楽天キャッシュの相互交換を利用するルートです。こちらは楽天Edyへのお得なチャージ方法≒楽天ギフトカードのお得な買い方ということになりますね。この方法なら在宅で全部完結できるのが強みですがAndroid限定となります。
- Androidユーザー
- 複雑なキャッシュレスルートも気にならない方
楽天カードの「あとリボキャンペーン」を利用するルート
最後は楽天カードが実施している対象者限定のキャンペーンである「あとリボキャンペーン」を利用するものです。あとリボとは、あとからリボ払いのことで、楽天カードの支払いを「あとからリボ」にすることでポイント還元を受けられるものです。
キャンペーンによりますが5%近い実質的な還元を受けることもできるため、他の方法と比較しても還元率は高いです。
詳細については「楽天カードのあとからリボ キャンペーンの攻略」の記事で紹介しています。
【2025年11月】楽天ギフトカードをお得に買うおすすめのルート
では、具体的に2025年11月における楽天ギフトカードをお得に買うルート(楽天キャッシュチャージルート)をキャンペーン等も含めて紹介ます。
- 対象者限定 楽天カードあとリボキャンペーン×楽天キャッシュチャージ
- 在宅OKのANA Payからの楽天Edyチャージ
- ファミペイローン&ファミペイ後払い&POSA
【対象者限定】あとリボキャンペーンで楽天キャッシュチャージ

楽天カードのあとリボキャンペーンを利用する方法です。上記期間実施。
あとリボキャンペーンへエントリーをした上で、楽天キャッシュに楽天カードからチャージ。さらに条件を満たして、期間中に支払額が明細に掲載されたら「あとリボ」の設定をしてください。
その後、楽天カードの管理サイト内からチャットサポートを通じて事前返済をすればOKです。7万円チャージで4000ポイント還元とかなり還元が高いですね。
※楽天カードから楽天キャッシュをチャージが明細に載るのは10日前後かかる場合があります。そのため、利用するのであれば早めのタイミングでの利用をお勧めします。
ちなみに楽天キャッシュへのチャージ以外でもリボ払いに変更できるものは対象となります。たとえば楽天市場のお買い物だ代金の明細などが上がっている場合はそれらを利用してももちろんOKです。
在宅OK ANA Payからの楽天Edyチャージで2%超の還元も

JAL PayからのANA Payへのチャージ還元率は引き下げの予定が入っています
<必要なもの>
- クレジットカード
- ANAマイレージクラブ会員のアカウント
- Androidのスマホ(iPhoneはダメ)
出不精な方でもOK。在宅で完了するうえ還元率も高いルートです。中心となるのはANA Payです。これはANAが提供しているプリカです。決済時は0.5%分の「ANAマイル」が貯まります。200円につき1マイル。
ANAPayは楽天Edyのチャージに設定をすることができます。まず「楽天会員の設定変更」からお支払方法にANAPayを入れておきます。なお、利用できるのは登録翌日~で登録から30日間は1日のチャージ上限が1万円となります。
このANA Payを利用した楽天Edyチャージでも0.5%分の還元が付きます。
さらに、このANAPayへのチャージでもポイント還元を取ります。
ANAPayチャージはクレジットカード、ApplePayからのチャージが可能です。現状でおすすめなのは「JAL Pay」経由のチャージです。
さらに、JAL Payに他社クレジットカード経由でチャージをすることでさらに還元率の上乗せが可能です。
- クレカ→JAL Pay:最大1.5%程度
- JAL Pay→ANA Pay:0.5%(JALマイル)
- ANAPay→楽天Edy:0.5%(ANAマイル)
- 楽天Edy→楽天キャッシュ
合計で最大2.5%の還元となります。在宅でやれるということを考えると条件を満たせる人にとっては結構よいルートだと思います。
「年間利用金額ボーナスがつくクレジットカード」でJAL Payにチャージするというやり方がよさそうです。なによりわざわざコンビニまで出かけたりする必要がないというのは魅力的。
注意点として、JAL Pay→ANA PayのチャージはApplePayが必要な点です。iPhone/Androidの二台持ちができている人は良いですがそうでない人は、JAL PayとANA Payの間にauPAY(auPAYプリペイドカード)挟むことでAndroid単体で最後までチャージ可能です。JAL Pay→auPAY(プリペイド)→ANA Payですね。
iPhoneしか持っていない人へ
Androidの1円スマホを回線契約特典などを使って仕入れてはいかがでしょうか?たとえば「楽天モバイル × arrows we2が1円」、「ワイモバイル回線契約で1円スマホが買える」といったキャンペーンがあります。
Androidしか持っていない人へ
iPhoneについては1円スマホは少ないですが、「ワイモバイルの認定中古iPhone」であれば回線契約を使えば1円~1万円くらいでも購入できます。
【参考記事】
<JAL Payチャージのおすすめクレカ>
・リクルートカード
※年会費無料で1.2%の還元。年間ボーナスを狙わないなら強い
・三井住友カードNLゴールド
※年間100万円利用で+10000P&翌年以降の年会費永年無料化(mastercardブランド)
ファミペイローンの契約もしてよい人はFamiPay翌月払いで5%還元

CICにローンの情報が載ってもOKという方におすすめできるルートです。
ファミマのアプリであるファミペイで利用可能な「ファミペイローン」というローンサービスがありますが、これを契約している人(ローン枠を確保している人)を対象にファミペイ翌月払い ステップボーナスという特典があります。
ローン契約をしている人はなんとファミペイ翌月払いのポイント還元率が5%になります。
- ファミペイ決済:0.5%
- 翌月払いボーナス:0.5%
- ファミペイローン特典:4%
合計で5%還元となります。ファミペイ決済で支払元を「ファミペイ翌月払い」にしておけばOKです。月間12,500円までが5%還元の対象です。ファミマで楽天POSAを購入しても対象になりますよ。
参考:ファミペイへのチャージと決済でトクする活用法 キャンペーンやクレカ、POSAカード活用方法
ちなみに、ファミペイを使った楽天ギフトカード購入は後払い(翌月払い)を使う方法以外にJCBブランドのクレジットカードからチャージする方法もあります。
- JCBカードからチャージ:1%程度
- ファミペイ決済分:0.5%
合計1.5%相当の還元です。
楽天ギフトカード(楽天キャッシュ)の出口・使い道
お得に購入した楽天ギフトカード(楽天キャッシュ)の出口としては
- 楽天ペイでお買い物に使う
- 税金の支払い
- 楽天証券でキャッシュ積立(現金化・換金)
こうした出口があります。
スタンダードに楽天ペイで支払いをする場合、これまで紹介してきたチャージの還元に加えて決済ポイントも還元されます。楽天ペイ払いで○○というキャンペーンも一部の店舗やチェーンで行われることもあるので、こうした出口も一つです。
税金の支払いについてはeL-QR統一コードによって地方税の一部支払いが可能になっています。自動車税、住民税、固定資産税などですね。必ず払わなければならない税金をポイント還元付きで支払えるのは嬉しいはず。額がまとまっている人は数カ月前からコツコツチャージしましょうね。
参考:地方税(固定資産税、自動車税、住民税)をキャッシュレスでお得に納付する方法 eL-QR統一コード活用術
最後の楽天証券の活用については、楽天キャッシュを通じて投資信託の購入が可能なサービスです。ポイント還元付きで楽天ギフトカードを購入することで実質的に投資信託を割引価格で購入できます。そのまま運用してもよいですし、積立後に売却をすれば実質現金化も可能です。
参考:楽天キャッシュ投資 電子マネーで積立投資を攻略
注意 楽天ギフトカードは購入後半年以内にチャージを忘れずに
最後はちょっとした注意点。
コンビニで買えるタイプの楽天ギフトカード(POSA)は買ったらすぐチャージしようね。という話です。
楽天ギフトカードは「楽天ギフトカード受取ページ」から楽天アカウントにチャージ可能です。
購入したギフトカードを利用できる期間は購入(レジでの支払い)から起算して6カ月です。6カ月を過ぎると楽天ギフトカード裏面のPINコードが無効になり失効……そんな馬鹿なことにならないように、忘れずにチャージを。実際に失効させちゃっと人をSNSで何人か拝見しました。
チャージ後の有効期限は10年間と長いのですが、ギフトカード自体の有効期限は短いです。チャージしない状態で保有しておく意味はありませんので購入後はすぐにアカウントチャージをお勧めします。