旅のサブスク「HafH(ハフ)」を私も始めてみました。
誰にでも絶対にお得なサービスとは言えない部分もあるかもしれませんが、お得に活用できる要素は大きいのでうまく使えそうな方は活用してみましょう。
2024年8月より再度会員募集が再開されました。
- Hafhが募集を再開!
- HafHとはどんなサービス?
- HafHの残念なところ、気を付けたいところ
- HafHはどんな人に向いてる?つづける価値はある?
- HafHの会員プランの変更・休会のタイミング(会費の請求日)
- 実際に家族旅行でHafHは使える?使ってみた口コミ・感想
Hafhが募集を再開!
招待コード:AUBLLU
完全招待制になったため、招待リンク経由の登録が必要となります。上記リンクからの登録で100コインがもれなくもらえ、さらにスタンダードプランを継続すると2か月目、4カ月目、6カ月目にそれぞれ+100コインの最大400コインがもらえます。
停止後は新規登録ができなくなりますが、4月30日までに入会しておけば引き続きサービスは利用可能です。サービス終了ではありません。また、登録後もベーシック(月2,980円)にダウングレードしたり、あるいはお休み(会費無料)の設定も可能です。
HafHとはどんなサービス?
HafH(ハフ)は旅行のサブスクリプションサービスと標ぼうしています。
個人的にはサブスクというよりは旅行積立に近いイメージです。
- スタンダード:300コイン(9,800円/月)
- ベーシック:80コイン(2,980円/月)
スタンダードとベーシックの二つのプランがあり、会員登録をすると毎月コインが還元され貯まっていきます(有効期限なし)。
二つのプランの大きな差は「毎月もらえるコイン」の差が大きいです。あとは、細かい所だと、スタンダードプランなら会員同士での「わりかん予約」ができたり、JAL航空券予約や、コインの追加購入などができます。
コインを貯めたい時期は「スタンダード」として積立しておきあまり使わない場合は「ベーシック」で月々のコストを抑えることもできます。また、月の会費がゼロになる「お休み」も可能ですが、お休み中は宿泊予約もできないのでご注意ください。
貯めたコインを使ってHafHに登録されているホテルや旅館などに宿泊予約をするというサービスになります。
このHafHを使うメリットとしては以下のような点があります。
- 普通に予約するよりも安い、特に休前日や繁忙期に強み
- キャンセル料が無料(前日まで)
- 3カ月以上会員継続すると割引もある
普通に予約するよりも安い、特に休前日や繁忙期に強み
宿泊はコインで行います。おおよそのコインの価値は1コイン=33円くらいと考えて良いです。
- 150コイン:4950円相当
- 300コイン:9900円相当
- 600コイン:19800円相当
といった具合ですね。で、この料金ですが宿の公式ページや楽天トラベル、じゃらんネットなどの価格よりも実質的に安いケースが多いように思えます。もちろん必ずではないので楽天あたりで比較しつつというのが前提です。
また、HafHは休前日や連休といったタイミングでも宿泊に必要なコインが変わりません。そのため、土日祝日、長期休暇、お盆、正月といったダイナミックプライシングで価格が高騰しがちなタイミングで相対的に安く宿泊できるということになります。
実際にどのくらいお安く泊まれるのかを比較検証してみます。大手オンライン旅行代理店の楽天トラベルとの価格差です。
HafHは1コイン=33円で計算しています。
HafH | 楽天トラベル | |
---|---|---|
グランドハイアット福岡 グランドツイン |
1650コイン (54450円) |
62,620円 |
クインテッサホテル東京羽田 スタンダードダブル |
350コイン (11550円) |
18,370円 |
ヒルトン長崎 デラックスルームダブルツイン |
1050コイン (34,650円) |
31,326円 |
一例としてはこんな感じです。2024年1月27日~28日の宿泊で検索しています。大きく安いところもあればさほど変わらないところもあるというところです。
ただ、ホテルによってはコインで宿泊するとかなりお得な宿泊施設もあります。代表的なところだとOMOシリーズ(星野リゾート)とかですね。ただ、HafHで人気のホテルは休前日などは逆になかなか予約しづらいところもあったりします。
必要なコインが不足する場合、追加でコインを購入することもできます。
キャンセル料が無料(前日まで)
また、プラン共通でキャンセル料が前日まで無料です。
万が一の時なども安心できるという点はメリットかと思います。なお、2泊以上の予約をすると1予約扱いになるので、片方だけキャンセルする可能性がある場合は1泊ずつ予約するとリスクヘッジができます。
ちなみに、HafHのホテルは格安なところは人気で前もって抑えられることが多いです。前日までキャンセル料無料なので旅行にいくかも……という予定を立てたら早めに宿を抑えておくとよいと思います。
3カ月以上、会員継続すると割引もある
HafHでは3か月目から会員ランクがアップして、すべての宿泊に必要なコインが5%OFFになります。この継続によるVIP特典はスタンダード会員、ベーシック会員のどちらも対象となります。
- 3カ月以上(シルバー):5%OFF
- 6カ月以上(ゴールド):7%OFF & コイン購入+5%増量
- 12カ月以上(プラチナ):10%OFF & コイン購入+5%増量
※VIP優待は有料会員の継続期間が必要です。お休みをしてしまうと期間がリセットされてしまいます。
HafHの残念なところ、気を付けたいところ
一方で実際に利用してみて残念なところもあります。
- 宿の件数は大手旅行サイトに劣る、ホテルによっては予約しづらい
- 同日に2部屋の予約はできない
- 実質的には宿泊料金の「先払い」であるという点
宿の件数が少ない、ホテルによっては予約しづらい
宿泊可能な宿の数は楽天トラベルやじゃらんネットなどのOTAと比較するとはるかに少ないです。そのため、選べる楽しみという点でいうと少ないですね。そのため、特定の日程で旅行に行きたいというときの選択肢は楽天トラベル、じゃらんなどと比較して少なくなります。都市部はまぁまぁ宿がありますが、地方になるとかなり少なくなります。
特に旅館系は少なく、基本的にはシティホテル・ビジネスホテル・リゾートホテル・ドミトリーなどが宿泊対象となります。
また、一部の人気のホテルはHafHのコイン宿泊が割安なためか、週末などの人気の時期はすでに抑えられて中々予約が取りづらいという点も問題です。
先に書いたようにHafHは前日までキャンセル料無料なのであらかじめ予約を抑えておくという方法をとって仮押さえしましょう。
同日に2部屋の予約はできない(家族旅行に使いづらい)
これは家族旅行で人数が多いケースは致命的な弱点の一つだと思います。
HafHは予約することができるのは同日に1部屋までとなっています。つまり4人家族で2人部屋×2という予約ができないわけです。
じゃあ、家族旅行では使えないのか?と言われると必ずしもそうではありません。あとで実例を出しますが、添い寝やエキセトラベッドなどを利用して1部屋で収まるようなプランニングができれば家族旅行でもHafHは使えます。
とはいえ、普通に2部屋以上の予約ができる楽天トラベルやじゃらんなどと比べると弱いな……とは思いますが。
実質的には宿泊料金の「先払い」であるという点
先に会費を支払いコインを購入し、そのコインで後から宿泊するという仕様上、実質的には宿泊料金の先払いになっている点には注意が必要です。有効期限はありませんが、コインのまま貯めこみすぎるのは無駄です。
HafHはどんな人に向いてる?つづける価値はある?
入会キャンペーンは別として、今後継続的にHafHを続ける価値はあるか?ということについて考えたいと思います。冒頭、旅行積立に近いサービスだと書いたように、継続的に使う人向けのサービスだと思います。言い換えると今回のキャンペーンで1回使ったら次にホテルに泊まるのはずいぶん先……という人には向きません。
年に数回以上はホテルに宿泊をするというような人向けのサービスです。単発利用を前提とするのであればHafHよりは楽天トラベルやじゃらんネットといったオンライン旅行代理店のキャンペーンクーポンを使って宿泊する方が良いと思います。
HafHの会員プランの変更・休会のタイミング(会費の請求日)
HafHの月会費の計算は入会日が基準となります。
1月18日に入会をした場合は2月17日までが月会費の期間となり、2月18日に次月の支払が行われる形になります。それまでに休会をすれば2月分の請求はかからないという形になりますし、スタンダード会員からベーシック会員に切り替えることもできます。
また、しばらく使わないかなーというときは無料会員になっておくことで会費の請求をゼロにすることもできます。
実際に家族旅行でHafHは使える?使ってみた口コミ・感想
一人、二人の旅行だとHafHではそのまま予約できますが、3人、4人といった家族旅行だと使い勝手はどうなのか?ということで家族旅行で使ってみました。
HafHでは同時に2部屋予約ができないため、家族旅行をする際はなんとか1部屋で済む方法を考えねばなりません。あるいは夫婦で会員になってそれぞれで宿泊予約をするという手もありますが、会費負担が2倍になりますので、よっぽどのパワートラベラー夫婦じゃないとねぇという気がします。我が家は私だけが会員です。
まず、以下は私の経験値による家族旅行でのホテルの添い寝や人数に関する考え方です。
- 添い寝の可否並びに年齢は公式サイト等で調べる
- 添い寝対象者はベッドの数まではOK(ツインなら+2名)
- エキセトラベッドが入る部屋なら大人人数を+1名まで増やせる
もちろんホテルによって運用が異なりますのでケースバイケースなのですが、たとえば、小学生以下添い寝OKで、エキセトラベッドが入るツインベッドのお部屋なら一部屋で大人3名+小学生以下2名までの家族は行けるという感覚です。
一方で、中学生以上が2人いる家族という場合は、一人一台のベッドが必要なのでフォースルームのようなお部屋でない限りは1部屋予約ができないためHafHを使った宿泊プランニングは難しいと言わざるを得ないですね。
※Hafhの場合はキャンセル無料なのである程度下調べしてOKっぽい状況であれば先に、希望の部屋で予約を入れて、そのあとで電話等で添い寝の人数などを伝えてそのまま宿泊可能かを確認すると良いかと思います。
(2024年3月)ホテルインディゴ犬山有楽苑
部屋タイプはスタンダードツイン(朝食付き)です。こちら1400コインで宿泊できました。こちらは未就学児は添い寝OK。追加料金(+15000)でエキセトラベッド可ということで大人3名+未就学児2名まではOKという形になりますね。
楽天トラベル価格だと楽天トラベルの料金は価格で76,200円でした。コイン価格33円で計算したら46,200円+15,000円=61,200円なのでそこそこ割安感ありました。
(2024年4月)ホテルマイステイズプレミア赤坂
部屋はスーペリアダブル。子供と二人で利用。必要コインは855コイン(28,215円相当)で同日の楽天トラベルの価格が41,900円でしたので、結構お得に宿泊できたと思います。
というか、東京のホテル価格が高すぎてビックリです。今回は急な土日の東京宿泊でしたのでHafHさまさまといったところでした。