光回線の乗り換えは携帯電話のMNPのように定期的に乗り換えをすることで得をすることができます。ずっと同じ事業者を使っているという人も多いと思いますが、光回線もケータイと同じように乗り換え者を優遇する傾向があります。うまく乗り換えキャンペーン等を活用して得しましょう。
むしろ光回線については長期契約は基本的に損でしかありません。基本的に長期契約をしても特典はありません。現在は2年ごとであれば解約違約金もかからずに乗り換えができます。一方で乗り換えをすれば多くの回線事業者が高額なキャッシュバックやポイント還元を提供しています。
この原資はどこからきているのか?長期ユーザーが払っている回線料金です……。
そんな事せずに普通に値引きしてくれたらいいのに、こういう風に回線事業者が扱っているのであれば、私たちユーザーとしては最低でも2年ごとくらいには回線を乗り換えして上手にお得に光回線を活用していきましょう。
ずっと普通に契約し続けるのはもったいないです!
こちらの記事では光回線の乗り換えで得をする方法について紹介していきます。
光回線もスマホと同じように長期契約はもったいない。定期的な乗り換えがお得
長期間同じ光回線を使い続けるのはもったいないです。
定期的に光回線の事業者を乗り換えしていくことでスマホのMNPと同じようにお得なキャンペーン施策を受けることができます。
スマホのMNPについては利用者も多いと思いますが、光回線もそれと同じくらい乗り換えは重要だと思います。とはいえ、スマホよりも少し複雑な面もあると思うので、基本を理解してうまく活用しましょう。
光回線の基礎知識
とりあえず最低限理解しておきたい点だけピンポイントで紹介します。
光回線の種類は大きく2つ
- フレッツ光(or 光コラボ)
- 独自の光回線
フレッツ光はNTTが敷設している光ファイバー網です。もともとはNTT東西によるサービス(フレッツ光)でしたが現在は解放されておりNTT回線を利用するがサービス事業者は別という光コラボというサービスも提供されています。
光コラボの例としてドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかり などの事業者があります。回線自体はNTTの回線を使っているので事業者による回線品質に差はありません。
一方の独自回線はそれぞれの事業者が独自に回線を敷設しているものです。auひかり、NURO光、JCOM光、BBIQ光などがあります。これらはNTTのフレッツ網とは別に独自の光回線網を保有しております。
光回線でインターネットにつなぐには「プロバイダ」も必要
光回線は光回線サービスを提供する事業者だけでなく「プロバイダ」とも契約をする必要があります。光回線事業者は回線設備を提供している会社でプロバイダはインターネットに接続をするサービスを提供しています。OCN、ソネット、BIGLOBEなどが代表的ですね。
ちなみに、回線事業者によっては特定のプロバイダがセットになっているケースもあります。
光回線の新規、転用、事業者変更とは?
光回線の契約をする場合「新規」「転用」「事業者変更」の3つがあります。
新規 ※要、工事 |
光回線を新しくまっさらな状態から契約するのを「新規」と呼びます。光回線を使用していない場所に回線を引くこと、あるいはフレッツ光(NTT回線)からauひかりやNURO光といった独自回線に乗り換えをする場合も新規契約となります。新規の場合には回線工事が必要で、回線工事費用が必要になります。 |
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転用 ※工事不要 |
転用というのはフレッツ光の契約から光コラボに変更をすることです。フレッツ光はNTT東西のサービスで、それを光コラボ事業者に変更することを「転用」と呼びます。回線工事は不要ですが、事前にNTT西日本(またはNTT東日本)に問い合わせをして「転用承諾番号」を取得する必要があります。 |
事業者変更 ※工事不要 |
光コラボ→光コラボの事業者間の乗り換えを「事業者変更」と呼びます。事業者変更をする場合は現在利用中の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得して乗り換えができます。同じフレッツ光回線を使うので工事は不要です。 なお、事業者変更手数料が3,300円程度かかりますが、乗り換え時の還元の方が大きいです。 |
新規の場合は直接申し込みをすればOKですが、転用や事業者変更の場合はNTT東西または現在光コラボで契約している事業者から番号を取得する必要があります。
光コラボを利用中の方は「事業者名 事業者変更承諾番号」などで検索すると手続きページが出てくると思います。番号には15日の有効期限がありますので、先に転用先や事業者変更先を決めてから手続きをするとよいと思います。
光回線の違約金
光回線を乗り換えする場合、既存事業者で「解約違約金」が発生する場合があります。契約時に定めた最低利用期間内での解約や自動更新プランの場合の更新月以外での解約で発生する費用です。
また、初期工事費を分割払いしているような場合、その完済前に解約する場合は残額分が一括請求されます。
また、2年縛り契約をしている場合は「更新月」と呼ばれるタイミング以外での解約時には解約違約金が発生することになります。管理ページなどで更新月は確認できますのでできればそのタイミングで解約や事業者変更をすることをお勧めします。
ケータイのMNPはいつでもOKだけど光回線は「無料で解約できるタイミング」があるので注意したいところですね。
なお、一部の光回線事業者では違約金負担キャンペーンやキャッシュバックなどを行ってくれるケースもあるので、そうしたキャンペーンを利用してみるもありだと思います。
光回線の乗り換えで得をする方法
光回線の事業者も基本的にはいつでもキャンペーンをやっています。
オンラインはもちろん、家電量販店とかでも積極的に光回線契約で○○円OFFみたいなキャンペーンをやっていますよね?それを活用していきましょう。
WEBから契約できるものもあります。
基本的には「代理店経由」がつよい
光回線には「回線事業者」と「プロバイダ」がいると最初の方で紹介しましたが、もう一社関係する事業者があります。それが「代理店」です。代理店というのは光回線事業者から委託を受けて、新規開拓などを行っている事業者です。
代理店経由の場合、代理店が回線事業者の公式キャンペーンに「上乗せ」をしてキャンペーンを提供することがあります。ちなみに家電量販店とかでやっているキャンペーンなんかは、家電量販店自体が代理店として光回線を売っているわけです。
ただし、代理店によっては代理店特典を受けるためにはアレコレと条件があってうっかりのヤラカシをさせようとする意地悪な事業者もあるので注意してください。
- キャッシュバックは早くて簡単か
- オプションの加入が不要か
この辺りは見ておきたいですね。
初めての光回線契約はドコモ光が強い
ドコモ光はNTTドコモが光コラボによってサービスを提供しています。
このドコモ光が強いのは工事料金が無料となっていることです。新しい家への回線敷設は基本的に「工事費」が発生しますが、ドコモ光は無料となっています。
他の光コラボの事業者では工事費が無料になるのは2年とか3年とかを利用しないと無料にならず早期解約時には工事料金が取られるケースが大半です。そう考えると初めての光回線であればドコモ光をお勧めです。
- 公式特典:17000dポイント還元
- ホーム・マンション新規工事無料
- NNコミュニケーション特典:25,000円 or 40,000円キャッシュバック
- 解約金:4,180円~5,500円
※解約金は満了月当月(24ヶ月目)、翌月、翌々月は無料です
ドコモ光のキャンペーンとなります。条件が簡単で40000円のキャッシュバック付です。ドコモ光には10ギガと1ギガの2種類のプランがあります。こちらは回線の「速度」ですね。10ギガのタイプだとより高速通信ができます。
- 1ギガプラン(2年定期):4400円~5940円
⇒キャッシュバック額:25,000円 - 10ギガプラン(2年定期):6380円~6600円
⇒キャッシュバック額:40,000円
キャッシュバックの差も結構大きいので個人的には10ギガプランの方がお勧めですね。なお、キャッシュバックは翌月末、公式特典は契約月の4か月後にもらえます。
ちなみに、NNコミュニケーションのサイトでは「本特典を受領された方が、対象サービスの利用開始から12ヵ月以上継続利用されずにご解約された場合、キャッシュバック特典と同等額を請求いたします。」と記載されておりますので、超短期での解約はやめておきましょう。
また、ドコモユーザーの方はドコモ光を契約しているすとスマホ料金の方から1回線につき1100円が割引される特典もあります(家族登録している別居の方も対象)。ただし、ahamoやirumo(0.5GB)は対象外となります。
>>開通後「最短1ヵ月」で必ずキャッシュバックが貰える!ドコモ光
※NNコミュニケーションズ社経由
すでに他所で契約済みというう人はソフトバンク光なら工事費残債をキャッシュバック
一方で、もうすでに別の光コラボで申込済みだという人は乗り換え先は「ソフトバンク光」がお勧めです。ソフトバンク光は「SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン」を実施していて開通時の工事費残債や他社からの違約金などをキャッシュバックしてくれます。
代理店経由に特典があります。株式会社エヌズカンパニー経由だと15,000円または40,000円のキャッシュバックが翌月に受け取れます。
- 公式特典:半年間500円キャンペーン(▲6,430円×6)
- 公式特典:違約金や工事費残債の負担(10万円まで)
- 代理店特典(10Gbpsプラン加入時)
- 新規:40,000円キャッシュバック
- 転用・事業者変更:15,000円キャッシュバック
- 解約金:基本料金1ヶ月分(2年または5年)
半年間500円で高速インターネットが利用できるうえ、さらに代理店特典として15,000円または40,000円のキャッシュバックがもらえます。
ちなみにワイモバイル回線がある人はワイモバイルの料金(1100円~1650円/月)が安くなる特典付きです。ワイモバイルのMNPキャンペーンの利用なんかを考えている方はソフトバンク光の利用も合わせれば、維持費も大きく節約できます。
>>【新規最大68,800円還元】SoftBank光キャッシュバックキャンペーン
※エヌズカンパニー社経由