ドコモのdポイントクラブは誰でも利用可能なポイントプログラムです。
dアカウント(無料)があればだれでも利用することができます。
お買い物時にdポイントカードの提示(登録)をすればdポイントを貯めることができるようになっていますが、条件を満たすことによってポイント還元率がアップするようになっています。
dポイントをうまく利用することによって毎日のお買い物を少しお得にすることができます。上手に活用しましょう。以下の記事内容は2024年10月3日から適用されるルールとなります。
dポイントクラブ(dポイントカード)の仕組みと倍率アップ特典
dポイントは、街のお店やネットショッピングでのお買い物、ドコモの回線利用料金、dカードの利用、さらには各種キャンペーンへの参加など、さまざまな方法で簡単に貯めることができます。日常のちょっとした支出でもポイントが積み重なるので、コツコツ貯めたい方にもおすすめです。
dポイントクラブの倍率アップ特典とは?
ポイント倍率アップ特典とは、dポイントクラブの会員ランクに応じて、dポイント加盟店でのdポイント進呈倍率が上昇する仕組みです。
1つ星~5つ星まであり、ランク判定基準を満たすことで特典内容がUPしていきます。
- ポイント倍率アップ特典(dポイントカード提示ポイント)
- d払い特典(街のd払い利用時の還元率UP)
- 料金充当特典(ポイントを使ってドコモ・ahamo・ドコモ光)
- dカード積立のポイント還元UP(dカードGOLD保有者)
この4つとなります。星の獲得条件については後述しますが3つ星、4つ星くらいであればそう難しくもありません。
ポイント倍率アップ特典(dポイントカード提示ポイント)
街のお店やインターネットでのお買い物などで「dポイントクラブ」の加盟店でお買い物をすると付与されるポイントが増えます。
- ローソン
- ファミリーマート
- ココカラファイン
- マツモトキヨシ
- ライフ
- 高島屋
- 井筒屋
- エディオン
- ジョーシン
- ビックカメラ
- タワーレコード
- 松屋
- モスバーガー
- ミスタードーナツ
- エネオス
- コスモ石油
- apollostation
- じゃらん
- ホットペッパー
- Amazon
- メルカリ
などのリアル店舗、インターネットでのECサイトや予約サイトなど多数あります。通常はdポイントカードの提示(ネットの場合はdアカウントとの連携)によって0.5%~2%程度のポイント付与されるのが一般的ですが、ポイント倍率アップ特典が適用されることにより、倍率が1.5倍~2倍になります。
元々のポイント付与率が高い施設での利用だと2倍になると大きいですね。たとえばホットペッパービューティーはネット予約で2%ポイント還元です。これが2倍なら4%還元になります。じゃらんネットも1~2%還元が基本なので2倍なら2~4%還元となるわけです。特にリクルート系は☆がアップした場合はdポイントと連携するとお得です、
d払い特典(街のd払い利用時の還元率UP)
d払い特典は星3以上のユーザーが街の加盟店でd払いをすることでポイント還元率が最大1%上乗せされるという特典になります。
- 対象:街のお店(リアル店舗)でのd払い(ネット払いは対象外)
- 還元率:+0.1%~+1.0%
3つ星:+0.1%
4つ星:+0.5%
5つ星:+1.0%
となります。d払いを利用している人で特に5つ星の人は有効ですね。
料金充当特典(ポイントを使ってドコモ・ahamo・ドコモ光・ドコモでんき)
ドコモのケータイ、ドコモ光、ドコモでんき、およびその他のドコモサービスの利用料金にdポイントを充当する際に適用され鵜特典です。
- 5つ星: +5.0%
- 4つ星: +2.0%
- 3つ星: +1.0%
例えば、5つ星ランクのユーザーが5,000ポイントを料金に充当した場合、5%の250ポイント分が追加で充当され、合計5,250円分の割引が適用されます。
中でもポイント充当については「dポイントのお得な使い方を徹底比較 電話料金払い、現金化、マイル交換」でも紹介していますが、インボイス(消費税)の観点から非常にお得です。
上記を見ていただくとわかりますが、dポイントを電話料金の支払いに充当をすると税引前の金額から控除ができるようになっています。そのため、必要な消費税がが少なくなります。
たとえばドコモのahamoは2970円(税込)が料金ですが、dポイントを使って支払うと2700PでOKという事になり、実質9.09%OFFになります。さらに、dポイントクラブの+5%増量があれば必要なdポイントは2572PでOKとなり、元の料金2970円から考えると13.4%OFFと同じことになります。
仮にahamoユーザーが1年間dポイントで料金充当をすれば5つ星ユーザーであれば年間で2616円もトクができる計算になります。
他にも光インターネットの「ドコモ光」、電力サービスの「ドコモでんき」についても同様に消費税分お得です。dポイントをうまく利用しましょう。
>>ドコモ光申し込み
dカード積立のポイント還元UP(dカードGOLD保有者)
最後はdカード積立(dカードGOLDとTHEO+ドコモ)を利用する人向けの特典となります。マネックス証券ではないので注意してください。
2022年にサービスが開始されたdカード積立も星5&dカードGOLD利用なら1.0%還元となります。これは結構強いですね。
一方で星3~4なら0.3%、星1~星2だと0.1%還元ということで微妙な還元となっています。星5を安定的に取れるならやる価値はありそう。ただ、一度星5を達成すれば「毎月10万円投資×1%=1000P」が毎月獲得できるため、星5の獲得ハードルが大きく下がるというメリットもあります。
- 1つ星~2つ星:0.1%還元
- 3つ星~4つ星:0.3%還元
- 5つ星:1.0%還元
クレカ積立については「 クレカ積立で賢く投資 - 最新の証券会社比較&投資のコツ 」の記事でより詳細に解説しています。
dポイントクラブの倍率アップ特典で星5を目指す方法
ここまで特典を中心に紹介してきましたが、具体的に星を獲得するためのルールや方法を紹介します。dポイントクラブの倍率アップ特典の星は3カ月に獲得したdポイント数で判断されます。
- 5つ星:5000P(1667P/月)
- 4つ星:1500P(500P/月)
- 3つ星:600P(200P/月)
ランク計算の対象となるポイント
- dポイントカード提示分
- dカード利用
- d払い利用分
- ドコモ回線利用分(dカードGOLD特典分含む)
- ドコモ光回線利用分(dカードGOLD特典分含む)
- ドコモでんき(dカードGOLD特典分含む)
- リクルートサービス利用分(ホットペッパーなど)
- Amazonで貯まるポイント
- メルカリで貯まるポイント
- THEO+ドコモ獲得ポイント
これらが対象となります。ポイント倍率が高いホットペッパーなどをよく使っている人はランク判定ポイントを貯めやすいイメージです。
ランク計算の対象とならないポイント
- キャンペーン
- ミッション
- 毎日くじ
- お買物スタンプ
- 動画でためる
- 遊んでためる
- アンケートでためる
- ポイント倍率アップ特典
- 長期利用ありがとう特典
- ずっとドコモ割プラス
- 子育て応援プログラム
- 更新ありがとうポイント
- 歩いてためる
- ポイント交換でためる
キャンペーン分は対象外ですね。ただし、不定期に対象外のポイントでもランク判定の対象にするキャンペーンなんかも実施されています。
星5を目指すためのおすすめの貯め方
定期的に星5を取りたいのであればdカード積立は有効かと思います。dカードを使ったクレカ積立(クレジットカードで投資信託を購入)もポイント付与対象です。
- dカード×THEO+ドコモ
- dカード×マネックス証券
現在、dカードはTHEO+とマネックス証券でクレカ積立のサービスを提供しています。星獲得でいえば、dカード×マネックス証券は以下のポイント還元を行っています。
- 5万円まで:1.1%
- 5万円超〜7万円以下:0.6%
- 7万円超〜10万円以下:0.2%
たとえば毎月5万円の積立をすれば3ヶ月で1650Pを獲得できますので、これだけで4つ星の獲得は完了します。10万円積立なら毎月730Pになりますので、3ヶ月で2190Pも獲得できます。
さらに、dカード積立(THEO+)とも組み合わせることができればより簡単に達成できそうです。
- 1つ星~2つ星:0.1%還元(上限100P)
- 3つ星~4つ星:0.3%還元(上限300P)
- 5つ星:1.0%還元(上限1000P)
こちらも毎月10万円まで積立できます。獲得ポイントは星に依存するため、5つ星が取れているなら毎月1000P×3ヶ月=3000Pになります。
さらに、ポイント不足する分があれば、dカードを使って買い物するなり、チャージすればよさそうな気がします。ちなみに、dカードがチャージ系でポイント付与対象外としているのは以下の通りです。
- 楽天Edyチャージ
- nanacoチャージ
- モバイルSuicaチャージ
- モバイルPASMO
- SMART ICOCAチャージ
- WAONチャージ
- TOYOTA Walletチャージ
- ANA Payチャージ
- dカード プリペイドチャージ
dカード(mastercard)ならauPAYへのチャージが可能なので、現状だとauPAYチャ-ジだと決済額は確保しやすいです。