PayPayボーナス運用を追っかけてきましたが、普通に投資するよりもちょっと有利な運用スタイルを考えました。
そもそもPayPayボーナス運用って何よ?というかたは先に「PayPayボーナス運用とは何か?」の記事をご覧いただきます様お願いします。
攻略の方法としては日曜日の深夜~月曜早朝の週1回だけの判断となります。
頻度は少ないけどほぼ確実に儲ける、通常に投資するよりも少しだけリスクを減らせる、その中間、という三つの攻略法があります。
<2021年1月18日月曜攻略判断>
本日はサンデーダウが大幅下落しておりますので、PayPayボーナス運用は8時前引出で行きます。
PayPayボーナス運用、土日は動かない
PayPayボーナス運用はリアルタイムに投資をすることができますが、常に価格が変動しています。そのため、特定のタイミングで追加する/しないは完全に相場観に依存することになります。
一方でチャンスといえるのが月曜日の朝です。金曜日のNY市場の終了後(日本時間の土曜日の朝)から月曜の早朝までの期間はPayPayボーナス運用の基準となる価格は動きません。
市場自体が開いていないのだから当然それはおかしな話ではありません。参考にできる指標自体がないですからね。
でも、世の中は動いています。
このタイミングなら土日で画期的なコロナ対策に役立つ商品が開発されたというグッドニュースが出ることがあるかもしれません。逆に、コロナが急拡大したというようなバッドニュースが入ることもあるでしょう。
こうした世の中の動きによって当然株価は変動します。ただし、実際に変動するのは月曜日になってからです。
普通に投資をするならその市場がオープンするまで待つ必要があります。
ただし、リアルタイムでの投資が可能なPayPayボーナス運用は違います。先駆けて土曜日の価格で買ったり売ったりできます。
つまり、株式相場(S&P500)が窓開けしそうな時が攻略のチャンスというわけです。
PayPayボーナス運用はNY取引時間(日本時間の月曜夜)からの変動ではなく月曜の早朝からのS&P500の先物価格に連動する形となります。
具体的には下記のチャートが分かりやすいです。(チャート引用元:Investing.com S&P500先物チャート 2020/6/22am10:00頃)
私が書き足したオレンジの矢印部分がありますが、このぽっかり空いたスキマ部分のことを相場用語で「窓(ギャップ)」と言います。このように土日後の月曜日に窓開けが濃厚であれば、その分がPayPayボーナス運用におけるチャンスとなるわけです。
窓開けが上方向なら追加、下方向なら引出をすることになりますね。上手く使っていきましょう。
PayPayボーナス運用の3つの攻略法
土曜日早朝とくらべて月曜日早朝の株価(PayPayボーナス運用はS&P500)が上がるか下がるかを上手く推測できれば、PayPayボーナス運用の“攻略”が可能になるわけです。
スタイルとしては大きく3つあります。
- 待ち伏せ型
- 危険時回避型
- スイッチ型
名づけは適当です。
待ち伏せ型。低リスクで勝つ!ただしチャンスの機会は少ない
待ち伏せ型は通常は投資をせずに隠れておいてチャンスの時だけ運用するという方法、リスクは低いですが機会が訪れるまで待ち続ける必要があります。
私はサービス開始から、この待ち伏せ型で投資機会を狙っていましたが、大きくプラスになりそうな日はそうめったにあるものではなく、追加はできずという状況が続いています。この方法、ほぼ負けない投資ができそうですが、辛抱強く待つ必要があります。
絶対得できるときに得するというスタンスですね。ただし、いつチャンスが来るかはわかりません。
危険時回避型。積極運用をしつつ、大きく下げそうな時だけ回避
回避型は通常は投資をし続けるけど下げそうなリスクが大きい時だけ逃げるという方法になります。常に変動のリスクを負うことになりますが、土日で大きく下げそうな時の損失だけ引出をして回避できます。
実際にこの大きく下げそう……というタイミングは何度かありました。6月22日、6月15日はいずれもtwitterで指摘したように大きく下げました。
S&Pの3倍ブル(チャレンジコース)で超積極的運用をしつつ、土日の下げリスクだけは回避できるという運用スタンスになります。どうせポイントなんだし損しても良いという方向けですね。上手くいった時のリターンも一番大きいです。
スイッチ型。スタンダードとチャレンジ、引出を切り替えて運用
最後のスイッチ型は両者の中間的存在です。
PayPayボーナス運用は「チャレンジコース」と「スタンダードコース」の二つがあります。通常時はスタンダードコースで運用しておきチャンスの日はチャレンジコースにスイッチして、下げそうな時は引き出すという方法です。
通常はスタンダードコースに入れておいて、状況次第で切り替えていく形の運用方法となります。
・上昇しそう→チャレンジコースに切り替え
・下落しそう→引出
という感じですね。その上で、月曜朝の変動確認後にスタンダードコースに戻すという運用になります。S&P500で運用し続けるよりも高いリターンを目指します。
いずれもタイミングは月曜の早朝
この攻略法が有効なタイミングは月曜日の早朝です。
過去数回のチェックだと月曜の午前5時台くらいから変動を始めます。
時間帯に幅がありますが、5時台~の変動は為替レート分で、大きな変動は株式(S&P500)の分になります。
株式分の変動は午前7時(サマータイム期間中)で、冬時間中は午前8時のようです。
スイッチ運用をする場合は以下のようにします。
- サンデーダウが下落→スタンダードコースから引き出してノーポジにする
- サンデーダウが上昇→スタンダードコースから引き出し、チャレンジコースに追加
という形ですね、7時すぎ(8時すぎ)にはスタンダードコースに戻します。
S&P500の先物価格や為替レートの変動を事前に予想できる指標がサンデーダウくらいしかなくて、その信ぴょう性が微妙というところでしょうか(だからこそ、PayPayボーナス運用も土日はレートを動かさないわけです)。
とはいえ、大きく動くであろうという時はこれらが多少参考になるはずです。どのくらいの動きで判断できるのかは追って検証していきます。すっごく儲かるポイント投資ではないかもしれませんが、市場平均を上回るリターンをあげるという事は可能なように考えます。
ちなみに私の予測は毎週月曜日の朝方にtwitter(@showchan82)で発信しますので、フォローしていただけると嬉しいです。
PayPayボーナス運用攻略のデメリット・注意点
月曜朝の判断が必要なので、早起きしなければならないという点と、月間200万円というPayPay利用額上限がPayPayボーナス運用攻略のネックといえそうです。
後者の利用制限は、過去30日間で利用できるPayPayの利用額が200万円までというルールです。これはPayPayボーナス運用の「ボーナス追加」も含まれるそうなので数十万単位でまとまった金額を出し入れすると、上限に抵触してしまい、PayPayが一時的に使えなくなる可能性があります。
普段の決済にもPayPayを利用している人は4週間で出し入れを含めると最大8回の売買があるので、200万で割ると25万円相当程度が運用の上限という事になりそうです。
もう一つは権利落ちです。PayPayボーナス運用は実質的にSPY、SPXLで運用をしていますが、いずれも分配金がでます。ただ、この分配金はポイント運用をしている人は受け取れないのでその分、損をします。「ポイント運用で本当に怖い権利落ち」でも書いていますが、分配金がでるタイミングだけポイント運用を止めれば(引き出せば)このリスクは回避可能です。
この権利落ち回避のタイミングもtwitterで告知していきます。
PayPayボーナスを貯める方法
PayPayボーナス運用は他のポイント投資(ポイント運用)と比較して、原資を貯めにくいです。PayPayボーナスはPayPayを使ったお買い物に対するポイント還元として受け取れるものだからです。
PayPayボーナス運用に限ったことではありませんが、ある程度のポイント数がないとポイント運用の運用結果は実感しにくいと思います。
短期的に貯めるには決済よりも「ポイントサイト」を活用するほうが早いです。今のところ2つほどおすすめのポイントサイトがあります。
モッピー
株式会社セレスが運営する大手ポイントサイト。2020年9月からモッピーポイントをPayPayボーナスに交換できるようになりました。交換はリアルタイムです。
ポイント案件も豊富なので、ポイントも貯めやすいです。
QuickPoint
ソフトバンク・ヤフー子会社のベクター社が「QuickPoint」というポイントサイトをやっていて、こちらでポイ活するとPayPayボーナス残高が直接もらえます。
>>QuickPoint登録はこちら
上記のリンクから会員登録すると新規会員登録時にスクラッチが2枚もらえます(通常は1枚)。スクラッチは空くじなしで最大1万円相当のPayPayボーナスがもらえます。こちらのボーナスも当然はPayPayボーナス運用にできます。
なお、PayPayは2020年月20日にPayPay残高APIを企業向けに公開しています。おそらくですが、今後、他社ポイントをPayPayボーナスに交換できるサービスがいくつか出てくると期待しています。