
AppleのiPhoneシリーズは日本のスマホ市場におけるトップブランドでありユーザーシェアもダントツに高いです。一方でその端末価格もダントツに高くなっており、最新機種だと10万円超え、グレードによっては30万円ほどの機種もあります。そんななかでiPhoneの買い替えや新規購入で安く買うためのコツを紹介していきます。
- iPhoneを安く買おう!おすすめの買い方をパターン別に紹介
- とにかく、使えるiPhoneを安く買いたい場合におすすめの方法
- 最新のiPhoneを端末だけ安く買うならAppleギフトカード貯金がおすすめ
- 価格が落ちづらいiPhoneを安く購入して安く活用しよう
iPhoneを安く買おう!おすすめの買い方をパターン別に紹介
まず、iPhoneを安く買いたいという場合でもそれぞれの人によって大きく方向性が異なると思います。
- とにかく、使えるiPhoneを安く買いたい
- 絶対に最新機種じゃないとダメ!でもお得に買いたい
前者の方にオススメなのはiPhoneについてはもともとがスペックが高めな機種であり、毎年最新モデルが販売されています。そのため型落ちモデルでも十分実用に耐えます。型落ち機種はセール対象となることもありますし、さらにいえば認定中古のようなiPhoneであればさらに安く購入することもできます。
後者のケースは最新のiPhoneが欲しいケースですね。現状での方法はAppleギフトカードをどううまく使うか?という点が中心になってきます。
とにかく、使えるiPhoneを安く買いたい場合におすすめの方法
とにかく、iPhone(iOS機種)を安く買いたいという人向けにおすすめの方法をまとめます。基本的には現行モデルよりも一つ以上前のモデルを買う戦略になります。大きくは以下の3つがあります。
- 【新品】24カ月24円のようなケータイキャリアのキャンペーンを使って安く買う
- 【中古】中古iPhoneをケータイキャリアのキャンペーンを使って安く買う
基本的にはケータイキャリアのMNP(乗り換え)や新規回線のキャンペーンを使うことで安く購入できるようになります。これを使わない手はありません。
「スマホ料金の節約 MNPを利用したキャンペーン乗り換え節約術とお得なキャンペーン紹介」の記事でも紹介していますが、ケータイキャリアは既存契約者にはあまりやさしくなく、他社から乗り換えるようなユーザーを優遇する施策を打っています。
何年も同じケータイ会社を利用し続けるのは正直損でしかないです。1年ごとのようなタイミングで定期的にケータイ会社を乗り換えていきましょう。
そうした乗り換えキャンペーンや新規向けのキャンペーンなどをうまく利用してiPhoneをやすく買いましょう。
【新品】24カ月24円のようなケータイ会社のキャンペーンを使って安く買う
一定期間利用後にiPhoneを手放しても良い(その時は新しく再度似たようなキャンペーンで安く買うこともできます)という前提ならケータイキャリアの24カ月24円のようなキャンペーンを使いましょう。
たとえば「ワイモバイルでiPhone14が24カ月(2年)24円 新トクするサポート(A)でお得に購入する」のように2世代前の新品のiPhoneでも新しい電話番号で契約(またはMNP)をすれば24カ月の間の支払いは月々1円となります。それ以降は返済額が大きくなりますが、iPhoneを返却すれば以降の残債は免除されます。
こういうプログラムを利用すれば実質無料のような形でiPhoneを利用できます。ちなみに、2年後はMNPするなりして別のキャンペーンで新しいiPhoneを購入しても良いですね(契約と返却のタイミングはズレてもOKなのでiPhoneのデータ引っ越しも可能です)。
【中古】中古iPhoneをケータイキャリアのキャンペーンを使って安く買う
いや、○○カ月後に返却というのはちょっと嫌なんだよね。自分のモノにしたい。という人にオススメのiPhoneを安く買う方法は中古品を利用するものです。
大手キャリアでは「認定中古品」と呼ばれる中古iPhoneを整備したものを安く販売しています。また、代理店やMVNOでも中古iPhoneをキャンペーン等で安く販売しています。型落ち機種とはいえ、キャンペーンを利用すれば実質無料~数万円程度でiPhoneを安く購入することができます。以下おすすめのキャリアです。
ワイモバイル iPhone認定中古品、特価スマホは安い

オンラインストア限定でソフトバンク認定中古品iPhoneが購入できます。認定ん中古品はソフトバンクで販売したiPhoneをリユースした商品となります。新規契約でも普通に安いですが、MNPを利用した乗り換えなら割引が最も大きくなります。
※MNPの場合、グループ(ソフトバンク回線、LINEMO回線)からの乗り換えだと割引は対象外になりますのでご注意ください。
<認定中古品の特徴とコンディション>
- 軽微な傷や汚れはある
- メーカー保証なし、ソフトバンクの無料保証となる場合を除いて有償による修理
- 機能確認済み、バッテリー残量は80%以上
- アダプタやケーブル、イヤフォンなどの付属品なし
上記のようになっていますので、この辺りが気になる方は避けましょう。なお、商品在庫は常にあるわけではないので、タイミングも重要になります。
さらに、これに加えてワイモバイルでは「新どこでももらえる特典」として、PayPayポイントが最大6000ポイント還元されるキャンペーンもやっており、これも併用可能です。
※ワイモバイルは家族で2名以上(2回線以上)の利用があると利用料金が割引されますので、夫婦や家族などでうまく回線を利用すると維持費も安く抑えられます。
回線があればLYPプレミアム(旧:Yahooプレミアム)の会員特典が使えるようになるというのも強みですね。
IIJmioの未使用品は在庫があれば強い、中古品も取り扱いもある(MNPなら特価)

IIJmioはiPhoneの「未使用品」というモデルを安く買うことができます。厳密には新品ではありませんが、通常使用はされていない端末です。付属品がそろった状態で提供されます。なお、常に在庫があるわけではないので気になる人はちょくちょくのぞいてみると良いかもしれません。ちなみに「美品」と書かれているのは中古です。
MNP限定特価でさらに安く購入をすることができます。
※MNP限定特価は年1回までの利用となります。
中古モデルに強いゲオモバイルはセールが魅力

中古のiPhoneで強いのはゲオモバイルですね。ゲオモバイルはMVNOではなくUQモバイルの代理店ですが、中古機種の買取事業を行っているため、中古iPhoneのセール等をよく実施しています。中には販売価格1円でさらにギフトカードプレゼントみたいな逆に黒字となるようなキャンペーンを行うこともあります。
たとえば、直近だとiPhoneXRというそこそこ古い機種ですが、そちらが1円&1万円ギフトカードプレゼントというキャンペーンが実施されています。
最新のiPhoneを端末だけ安く買うならAppleギフトカード貯金がおすすめ
絶対に最新機種じゃないとダメ!でもお得に買いたいという人にとってiPhoneを安く買う方法がAppleギフトカードを使って購入する方法です。誰でも10~20%くらいは安く購入することができるはずです。
今後販売される予定のiPhone15シリーズが欲しい方、すでに回線はあるからiPhoneの端末だけを新規でほしいという方はAppleギフトカードを活用すると良いですよ。
大手キャリアで買うと損、最安値はAppleストアで次点は楽天モバイル
まず知っておきたいのは、iPhoneの価格は現在のところ「Appleストア価格<ケータイキャリア価格」となっている点です。2023年9月時点におけるiPhone15、iPhone15 Proの価格は以下のようになっています。
| 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | ||
| ドコモ | iPhone15 | ¥149,490 | ¥172,040 | ¥212,300 | |
| iPhone15 Pro | ¥192,060 | ¥218,790 | ¥255,090 | ¥291,830 | |
| au | iPhone15 | ¥145,640 | ¥166,780 | ¥206,930 | |
| iPhone15 Pro | ¥185,860 | ¥211,930 | ¥248,560 | ¥285,420 | |
| ソフトバンク | iPhone15 | ¥145,440 | ¥166,320 | ¥206,640 | |
| iPhone15 Pro | ¥185,760 | ¥211,680 | ¥248,400 | ¥285,120 | |
| 楽天モバイル | iPhone15 | ¥140,800 | ¥161,800 | ¥199,800 | |
| iPhone15 Pro | ¥179,800 | ¥205,800 | ¥240,900 | ¥276,800 | |
| 直販 | iPhone15 | ¥124,800 | ¥139,800 | ¥169,800 | |
| iPhone15 Pro | ¥159,800 | ¥174,800 | ¥204,800 | ¥234,800 | |
ここからわかる通り、キャリアの価格はかなり割高です……。iPhone14までは楽天モバイルは結構良心的な上乗せだったのですが、iPhone15になるとそこそこ乗せてきています。
そのため、基本的にはキャリア版ではなく直販(Appleストア販売分)を購入するのがお得です。
Appleギフトカードを安く買ってAppleでiPhoneを買う
iPhone購入ならAppleストアで買う方がお得ですが、さらにもうひと手間加えます。それはAppleギフトカードを購入してからギフトカードでiPhoneを買うという方法です。
AppleストアではAppleギフトカードを使ってiPhoneの購入が可能です。そのAppleギフトカードは「 Appleギフトカード(Apple Gift Card)を安く買ってApple製品やゲーム課金を格安にする方法 」の記事でも紹介していますが、ポイント還元付きなどで購入することで実質的に安く買えます。
たとえば楽天市場で買い回りとSPUなどを駆使すると
- 基本ポイント:1%
- 買い回り:最大+9%
- 0と5のつく日楽天カード:+2%
- SPU:最大+15%
- 勝利最大3倍:最大+2%
このようになり最大で20%台のポイント還元を獲得することもできます。言い換えればその分だけ実質的にiPhoneを安く買うことができることになります。
たとえば20万円分のAppleギフトカードを20%還元で購入できたとすれば実質16万円の負担で済むということになります。
なお、一度に購入できる金額には上限があるうえ、一定期間を置かないと次回購入できないというような制限もあるため、お買い物マラソンや楽天スーパーセールといった買い回りのタイミングで少しずつ購入していくという方法(貯金)がお勧めです。
<楽天市場における購入制限・上限>
- 初回購入は1万円まで
- 初回購入から46日以降で再購入可能(上限5万)
- 以降15日間隔で上限リセット
セールの時期などを利用してAppleストアでiPhoneを購入する
購入したAppleギフトカードはAppleIDにチャージしておけば、AppleStoreで同IDでログインをすれば残高でiPhoneを購入することができます。今すぐ買わなくてもよいというのであれば、購入時期の最善なのはAppleStoreの初売りです。初売りの時期はiPhoneやAirPods、iPadなど各種Apple製品の購入でギフトカードプレゼントなどの特典が付きます。
他にも春時期には学生や教職員を対象とした学割セールも行われますが、iPhoneが対象となることは少なめです。この組み合わせで購入するのが新品のiPhoneを格安で購入できる方法となります。特に最新のiPhoneであればこの方法がベストかと思います。
価格が落ちづらいiPhoneを安く購入して安く活用しよう
iPhoneシリーズはやはりブランド力があり、他のAndroidスマホと比べて発売から時間が経っても価格が落ちづらいという傾向があります。本体価格もそれなりにするため、お得に購入できる方法を上手に見つけて安く買いましょう。
また、購入後の型落ちiPhoneについても下取り市場も大きな需要があるという状況ですのでうまく利用していきましょう。