
ポイント交換の出口として不動の人気を誇るマイレージ(マイル)。今回はその中でも「ANAマイル」に焦点を当て、ポイント交換やポイ活、日常の決済を駆使してお得にANAマイルを貯めていく最新ルートを検証します。
マイルは、交換するルートによって手元に残るマイル数が大きく変動します。2026年の最新事情(みずほルートの新規終了や新ポイントプログラムの誕生など)を踏まえ、あなたに最適な交換ルートとマイルのお得な使い道をご紹介します。
- ANAマイルの価値とおすすめの使い道
- 2026年最新版!ANAマイル交換ルートの最適解
- 【期間限定】nanacoポイントからの交換増量キャンペーンも強力!
- 【注目】日常の決済で高還元!新「J-POINT」ルート(60%)スターバックスなどで実質6%超のマイル還元に
- ルート変更に関するよくある質問(FAQ)
- まとめ:ポイントサイトと金融ポイ活で効率よくマイルを貯めよう
ANAマイルの価値とおすすめの使い道
マイルを貯める前に、まずは「ANAマイルに交換することは本当にお得なのか?」を確認しておきましょう。以下を読んで、使えそう!と思うならマイルを貯める価値があります。
マイルの価値は「1マイル=2円」を目安に
ANAマイルの価値は、使い方によって大きく変動します。ざっくりとした利用価値の目安は以下の通りです。
- 国内線特典航空券:1マイル=2~5円程度
- 国際線特典航空券:1マイル=5~12円程度(ビジネスクラス等はさらに上昇)
- ANA SKY コイン:1マイル=1~1.7円
- ANA Payなど他社ポイント交換:1マイル=1円相当
国内線の利用だけでも1マイル=2円程度の価値は見込めます。もしポイント交換サイトから「60%〜70%」のレートでマイルに交換したとしても、100円相当のポイントが「1.2円〜1.4円」以上の価値に跳ね上がるため、飛行機に乗る予定があるならマイル交換は非常にお得な選択肢です。逆に、飛行機に乗らないのであればマイルを貯めるメリットは薄くなります。
少ないマイルで旅行できる「今週のトクたびマイル」
現実的かつお得にマイルを活用する方法として最もおすすめなのが、ANA国内線の「今週のトクたびマイル」です。
通常、1区間最低6,000マイルからとなる国内線特典航空券が、対象路線に限り片道3,000マイルから交換できる割引キャンペーンです。片道3,000マイルであれば、ポイ活で貯めた約4,300円〜5,000円相当のポイントで飛行機に乗れてしまう計算になります。
- 路線発表:毎週火曜日の正午ごろ
- 予約期間:水曜日〜翌週火曜日まで
- 搭乗期間:翌週土曜日〜翌々週金曜日まで
2026年からの新ルールにより、搭乗期間が少し先(翌週の週末以降)に変更されたため、ホテルやレンタカーの手配など、1〜2週間先の小旅行を計画しやすくなりました。
ANA国内旅客サービスシステムの刷新に伴い、2026年3月31日(火)の路線告知分をもって「今週のトクたびマイル」は一時休止。再開時期については、2026年夏ごろに予定されています。
今週のトクたびマイルの詳しいルールや注意点については、以下の記事で徹底解説しています。
2026年最新版!ANAマイル交換ルートの最適解
2026年1月、陸マイラーにとって大きな出来事がありました。長らく主流だった交換レート70%の「みずほルート」に必須となる「みずほマイレージクラブカード/ANA」の新規発行が終了しました。
これにより、ご自身の状況(既存保有者か、新規か、住んでいる地域など)によって選ぶべきルートが変わってきます。2026年現在のおすすめルートを3つに分けて解説します。
これらのルートの強みは「ポイント交換」が使えることです。たとえばポイントサイトなどを通じて貯めたポイントをルートに乗せることで、まとまったマイルを交換で獲得できます。
ANAカード(クレジットカード)のように直接マイルが貯まるクレジットカードを使う方法もありますが、短期間で大量のマイルを用意するならポイント交換を活用するルートがおすすめです。
- ✅ みずほマイレージクラブカード/ANAを保有している人
⇒ 【みずほルート(70%)】が最優先!今後も手放さずに活用しましょう。 - ✅ 九州・函館エリアへ行く機会がある人
⇒ 新規構築可能な70%ルート【nimocaルート(70%)】がおすすめ。出張や旅行と組み合わせられる人に向いています。 - ✅ 完全オンライン重視・手間をかけたくない人
⇒ どこからでもWeb完結できる【永久不滅ポイント直接交換ルート(60%)】。交換率は下がりますが、手軽さは圧倒的です。
| ルート名 | 交換レート | 対象者・特徴 |
|---|---|---|
| みずほルート | 70% | 既存でカードを保有している人 (Web完結) |
| nimocaルート | 70% | これから新規で70%を目指す人 (※九州・函館の交換機への訪問必須) |
| 永久不滅ポイントルート | 60% | 完全Web完結で手間なく交換したい人 |
①【既存保有者向け】みずほルート(70%)
すでに「みずほマイレージクラブカード/ANA」をお持ちの方は、今後も引き続きこのカードを使って70%のレートでANAマイルへ交換できます。Web完結できる最高のルートですので、カードは解約せずに大切に使いましょう。
- 必要なカード:みずほマイレージクラブカード/ANA + JQカードセゾン
- 交換の流れ:各ポイント → Gポイント等 → JRキューポ → 永久不滅ポイント → ANAマイル
- 交換時の注意点:必ずUCのアットユーネットからログインし、「100pt→350マイル」の専用メニュー(実質200ptから交換可能)を選択してください。
②【新規OK・九州函館へ行ける人】nimocaルート(70%)
みずほルートの新規発行が終了した現在、これから70%ルートを構築できる唯一の手段が「nimocaルート」です
- 必要なカード:ANA VISA nimocaカード(初年度無料、2年目以降2,200円税込)
- 交換の流れ:各ポイント → Gポイント等 → nimocaポイント → ANAマイル(10 nimocaポイント → 7 ANAマイル)
- 交換時の注意点:Web上での交換ができず、九州(福岡・佐賀・長崎など)や函館に設置されているポイント交換機での物理的な操作が必須となります。
nimocaルートのさらに詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
③【Web完結】永久不滅ポイント直接交換ルート(60%)
交換機まで行くのは厳しい、手間をかけずにWebで完結させたいという方向けのルートです。永久不滅ポイントがあれば60%という交換レートでANAマイルにすることができます。
- 必要なカード:永久不滅ポイントが貯まる任意のセゾンカード
- 交換レート:200ポイント → 600マイル(60%還元)
【期間限定】nanacoポイントからの交換増量キャンペーンも強力!
常設のルートではありませんが、不定期に実施される「nanacoポイントからANAマイルへの交換レート増量キャンペーン」も非常に強力です。
通常、nanacoポイントからANAマイルへの交換レートは「500ポイント → 250マイル(実質50%)」ですが、キャンペーン期間中はこれが大幅にアップします。過去の実施履歴を見てみましょう。
nanacoポイント増量キャンペーン 過去履歴
| 時期 | 増量率 (通常比) |
交換レート (500pt当たり) |
備考 |
|---|---|---|---|
| 2020年2〜3月 | +20% | 60% (300マイル) | - |
| 2020年10月 | +40% | 70% (350マイル) | - |
| 2021年2〜3月 | +40% | 70% (350マイル) | - |
| 2021年10月 | +50% | 75% (375マイル) | スカイコインも対象 |
| 2022年1月 | +40% | 70% (350マイル) | スカイコイン+50%増量 |
| 2022年3月 | +50% | 75% (375マイル) | 過去最高レート |
| 2022年10月 | +40% | 70% (350マイル) | スカイコイン+50%増量 |
| 2023年 | 実施なし | - | 年間通して未開催 |
| 2024年3月 | +20% | 60% (300マイル) | 約1年半ぶり再開 |
| 2025年3月 | +10% | 55% (275マイル) | 増量幅が縮小 |
| 2026年3月 | +10% | 55% (275マイル) | 現在開催中(3/31まで) |
過去には最大で75%まで増量したこともありましたが、近年は増量率が低下傾向にあり、2026年現在は+10%(交換レート55%)での実施となっています。
他社ポイントからnanacoポイントへの交換は、ポイント交換サイトの「Gポイント」を利用するのがセオリーです。
- ルート:各種ポイント → Gポイント → nanacoポイント → ANAマイル
- 所要日数:Gポイントからnanacoポイントへの交換は1~2日で完了
交換スピードが速いため、キャンペーンが始まってから各種ポイントをnanacoポイントへ集約させても十分に間に合います。ただし、nanacoポイントは有効期限が「獲得の翌年度末まで」と短めに設定されているため、マイルへの交換はお早めに行うことをおすすめします。
参考記事:nanacoポイントのおすすめ使い道まとめ|有効期限・失効・マイル交換まで解説
参考記事:ポイント交換サイト Gポイントの活用方法 ポイントのハブサイト 交換手数料を無料化する裏技
【注目】日常の決済で高還元!新「J-POINT」ルート(60%)スターバックスなどで実質6%超のマイル還元に
ポイントサイトからの交換ルートに加えて、普段のお買い物(決済)でマイルを貯めるなら、2026年1月にリニューアルされたJCBの新ポイントプログラム「J-POINT」も強力です。
J-POINTは、特定のパートナーショップ(特約店)で利用すると還元率が劇的に上がります。例えば、基本還元率が1.0%の「JCB CARD W」を使って、スターバックス(オンライン入金)やマクドナルド(モバイルオーダー)、すかいらーく系飲食店で決済をすると、最大10.5%のポイント還元を受けられます。
J-POINTからANAマイルへの交換レートは「10P → 6マイル(60%)」です。一見するとレートが低く見えますが、元の還元率が10.5%と非常に高いため、マイルに交換すると実質6.3%のマイル還元率となります。
これは、一般的なクレジットカードの決済(マイル還元率1.0%程度)と比較すると破格の数字です。日常的によく使うカフェやファストフード店の決済をJCBカードに集中させるだけで、国内線の特典航空券(トクたびマイル等)に必要なマイルがあっという間に貯まります。
J-POINTの詳細な仕組みや、お得なパートナーショップの活用法については以下の記事で詳しく解説しています。
ルート変更に関するよくある質問(FAQ)
Q. 既存のみずほカード保有者へのサービス終了は予定されていますか?
現時点では発表されていません。公式発表では「更新・再発行は当面継続」とされており、70%の交換レートも維持されています。ただし、提携カードの新規募集停止は将来的なサービス縮小や終了の前兆となることもあるため、今後の動向には注意が必要です。
Q. 永久不滅ポイントはどこに合算されますか?
同一名義・同一住所で保有するセゾン系カード全体で合算されます。そのため、JQカードセゾンを使ってJRキューポから交換した永久不滅ポイントも、みずほマイレージクラブカード/ANAの機能を使って70%レートでANAマイルへ交換することが可能です。
Q. nimocaルートは九州外在住者でも使えますか?
カード(ANA VISA nimocaカード)の発行自体は全国どこからでも申し込み可能です。ただし、nimocaポイントをANAマイルに交換する最終ステップにおいては、九州地方または函館に設置されているポイント交換機を直接操作する必要があります。そのため、旅行や出張で該当エリアを訪れる機会に合わせて交換を行うスタイルであれば、遠方の方でも十分に活用できます。
まとめ:ポイントサイトと金融ポイ活で効率よくマイルを貯めよう
ANAマイルを大量に貯めるには、クレジットカードの決済ポイントだけでなく、ポイントサイトでの高額案件や、金融ポイ活(証券会社のクレカ積立など)を組み合わせて「ポイント交換ルート」に乗せるのが一番の近道です。
マネックス証券のクレカ積立(1.1%還元)や、SBI新生銀行・V NEOBANKでの銀行ポイ活など、一度仕組みを作ってしまえば毎月自動的にポイントが貯まるシステムを構築できます。
ご自身の持っているカードや住んでいる地域に合わせて「みずほルート」「nimocaルート」「永久不滅ポイントルート」の中から最適な出口戦略を選び、お得に旅行を楽しんでください。