ファミマのアプリのファミペイはファミリーマートでの決済やポイントカード機能が一体となったアプリです。基本的にはファミマでの支払い時に利用するものですが、SmartCodeのシステムを使っているのでSmartCode対応店舗であれば、同加盟店でも利用することができます。
ファミペイアプリには大きく「決済機能」と「ポイントカード機能」の両方がありますが、今回はその中でもFamiPay(決済機能)の方を中心に紹介していきます。
チャージの日やクレジットチャージなどを活用してお得にチャージをしたうえで、チャージ済み残高のお得な使い道(出口)としての請求書払いやチケット払い、POSAカード(プリペイドカード)購入などについて紹介していきます。
- ファミペイ(FamiPay)を使った決済方法のやり方
- ファミペイ(FamiPay残高)へのチャージを工夫してお得にチャージ
- チャージしたFamiPay残高をお得に使う方法
- ファミマのファミペイを上手に使ってお得にお買い物、ポイント還元率アップ
ファミペイ(FamiPay)を使った決済方法のやり方
ファミペイのおさらいというか基本です。ファミマのアプリ(ファミペイ)にはSmartCodeという決済機能があり、PayPayやd払いのようなコード決済が可能となっています。
- ポイント還元率:0.5%(一部決済は10P/回)
- 貯まるポイント:FamiPayボーナス
- 利用可能なお店:ファミマ/SmartCode対象店舗
ファミマでの支払いに関してはかなり幅広く対応しており、普通の買い物はもちろん、ギフト券、タバコ、切手や印紙、電気代やガス代、税金などの公共料金の支払い、宅配便の支払い、POSAカード、各種チケット、ごみ処理券、チケット代金、Famiポートを利用した各種代金の支払いが可能です。
また、SmartCode対応店舗でも利用できます。実はそこそこ対応しているお店は多かったりします。ドラッグストア、スーパー、家電量販店などの他、セブンイレブンやローソンなどライバルのコンビニも対象です(笑)
対象店舗は「こちら」で確認できます。
お買い物するための原資は事前チャージと後払いの二つの方法があります。
- チャージ済みの残高やポイント(ファミペイボーナス)での支払い
- 後払い(ファミペイ翌月払い)
後払いはさほどお得ではなく、特定のキャンペーン時に活用するといったイメージです。決済を上手く利用するならファミペイへの事前チャージ、特にクレジットカードを使ったチャージによる還元の二重取りを上手く活用する必要があります。
ファミペイ(FamiPay残高)へのチャージを工夫してお得にチャージ
ファミペイで「決済」をするならあらかじめ残高をチャージして決済する方法が基本となります。そのチャージをちょっと工夫していくことでお得にチャージが可能となります。
チャージをするならファミペイチャージの日を活用してお茶やお菓子などをもらう
FamiPayへのチャージがお得なファミマTカードですが、チャージをするなら3000円以上を毎月第2金曜日、第4金曜日に行うのがお得です。毎回FamiPayで使えるいろいろな無料クーポンや割引クーポンがもらえます。
最近は無料クーポンではなく割引クーポンがメインになったので、ちょっと弱くなりましたが、どうせファミペイで決済をするならチャージの日に毎回3000円以上を入れておくと良いかもしれません。
クーポンの内容については「ファミペイチャージの日」の公式キャンペーンページで随時更新されています。ちなみに、クーポン付与は時間差がありますので失効させないように注意してくださいね。
FamiPayチャージはクレジットチャージでポイントの二重取り
ファミペイの残高をチャージするなら「クレジットカード」でチャージをすればクレジットカードのポイント還元とファミペイ決済のポイント還元で二重取りができますので、クレジットチャージをお勧めします。
ファミペイへのチャージはかつてファミマTカード限定でしたが、現在はJCBブランドであれば他社にも開放されています。ただし、ファミマTカードとそれ以外とでチャージ額の上限に差があります。
ファミマTカードの場合
- 1回あたり3万円まで
- 1日あたり10万円まで
- 1カ月あたり100万円10万円まで
ファミリーマートを装う迷惑メール・SMS等への対策として、ファミペイチャージの月間上限金額を一時的に100,000円上限に変更されています。
他、JCBブランドのクレジットカードの場合
- 1回あたり5000円まで
- 1日あたり15000円まで
- 1カ月あたり2万円まで
ファミマTカード以外のカードだと正直チャージ額はかなり制約されています。
チャージ額が大きい人はファミマTカードがあると良いですね。一方で金額が小さめでもOKという人なら還元率の高いクレカだけを使うと良いと思います。
ファミマTカード:還元率0.5%+α
- 基本ポイント還元率:0.5%
※半年間の利用額に応じて最大+0.36%のTポイントのボーナス
※ファミペイチャージ時のポイント還元はファミペイボーナス - 付与ポイント:Tポイント
- 年会費:無料
ファミペイへのチャージをするなら金額の絶対額的に必要となるクレジットカードだと思います。還元率の基本が0.5%と決して高くないのが玉に瑕ですが、半年間の利用金額が25万円になると900Pのボーナス付与があります。25万円ぴったりの利用なら実質的に0.86%相当になるということになります。
参考記事:ファミマTカードのキャンペーンを攻略 FamiPayチャージと決済をお得に活用しよう
マネックスカード:還元率1.0%+キャンペーンも多め
- 基本ポイント還元率:1.0%
- 付与ポイント:マネックスポイント
- 年会費:無料
ポイント還元率は1%とやや高め。マネックス証券の口座が必要なのでちょっとだけ作成のハードルは高い(人によるけど)。私はマネックスのクレジットカードでの積立投資をしているので保有しています。
不定期にポイント還元アップなどのキャンペーンもやってくれるのでファミペイチャージには向いています。現在はクレカ積立している人限定でポイント2%還元キャンペーンもやっています。
参考記事:マネックス証券のクレカ積立を攻略 マネックスカードで1.1%のポイント還元
イオンカード(JCB):還元率0.5%+入会キャンペーンがやや強い
- 基本ポイント還元率:0.5%
- 付与ポイント:WAON POINT
- 年会費:無料
JCBブランド限定です。ポイント還元率は0.5%と低め。イオンカードは入会キャンペーンとしてカード入会から一定額の利用で還元が受けられるキャンペーンをやっているのでそのキャンペーン併用手段としては良いかもしれません。
なお、イオンカードはVISAブランド、Mastercardブランドも発行可能ですがファミペイへのチャージができるのはJCBブランドだけなのでご注意ください。
参考記事:イオンカードの種類とおすすめカード 自分に合ったイオンカードを作ろう
ApplePay(JCB)からのチャージも可能に
2023年5月11日からファミペイチャージに「ApplePay」が追加されました。これによってApplePay(JCBブランド限定)からファミペイにチャージが可能になりました。還元率が高めのクレジットカードなどからチャージが可能です。
最高効率になるのがMIXI M経由でしたが、2023年7月14日以降はMIXI M→FamiPayのチャージは使用不可となりました。MIXI Mについては「MIXI Mのお得な活用法」でも紹介しています。
ファミペイ翌月払いは+0.5%還元。美味しいキャンペーンが出たときに使いたい
クレジットカードでチャージできない場合、銀行口座から「後払い」でチャージをすることができるファミペイ翌月払いというサービスがあります。この翌月払いの場合+0.5%のポイント還元があるため、現金チャージをするよりもお得という特徴があります。
ただし、こちらの利用には審査があります。また、新規利用時のキャンペーンを不定期にやりますので美味しいキャンペーンが実施されるときに利用してみるのが良いと思います。
チャージしたFamiPay残高をお得に使う方法
チャージをしたファミペイ残高の使い道を紹介します。基本的にはファミマやSmartCode対応店舗でのお買い物で使えますが、それ以外にもいろいろな利用方法があります。
- 毎月5と0のつく日にPOSAカード(プリペイドカード)を購入する
- バーチャルカード(JCB)で利用する
- 請求書払いで利用する(+10P)
- チケットなどを購入する
毎月5と0のつく日にPOSAカード(プリペイドカード)を購入する
個人的にファミペイを一番活用しているのがこのPOSAカード(プリペイドカード)です。例えば以下のようなものがあります。
- Apple Gift Card
- Google Play ギフトカード
- バニラVisaギフトカード
- Amazonギフト券
これらのPOSAカード(プリペイドカード)を5と0のつく日にFamiPayで購入すると+1.5%還元になるというキャンペーンです。キャンペーンの公式ホームページは「こちら」エントリーは不要です。
- 5日
- 10日
- 15日
- 20日
- 25日
- 30日
この日なら通常の還元の0.5%+1.5%なので合計2.0%還元でPOSAカード(プリペイドカード)を購入することができます。さらに、ファミマでのお買い物扱いなので前項のエントリーで2倍(+0.5%)も入ります。
さらにさらに、FamiPayへのクレジットチャージのポイント分も取れます。合計するとPOSAカード購入人ポイント還元は以下のようになります。
- ファミペイチャージ:0.5%~
- ファミペイ利用:0.5%
- 0と5のつく日:1.5%
合計:2.5%~
なお、上限は毎月3000円までなので逆算(÷0.015)すると20万円の買い物までが還元対象です。まあ、あまり上限は気にせずに買えそうです。ファミマで販売しているPOSAカードでオススメなのは以下の2券種です。
バニラVISA(ブランドプリペイドカード)
VISAカードの支払いとして決済できます。特段の強みがあるわけではありませんが、FamiPayチャージ&POSAカードの日にチャージすれば最低2.5%還元でチャージができるわけなので、他の0.5%還元や1%還元のクレカでお買い物をするよりもこちらで買い物をする方がお得になります。
Appleギフトカード(他、キャンペーンがあれば)
不定期にあるキャンペーンと併用するとお得になる場合もあります。ただ、個人的にAppleギフトカードは楽天市場でお買い物マラソンなどのセールで購入する方が還元率は高くなるので、基本はそちらがおすすめ。詳しくは「Appleギフトカードをお得に購入」をご覧ください。
対象外のPOSAカードに注意
2023年5月~楽天ギフトカード、楽天Edyギフトカードは本キャンペーンの対象外となっています。ご注意ください。
4日、14日、24日はファミペイバーチャルカードが強い(ECの日+4%)
ファミペイアプリで「バーチャルカード(JCB)」を発行することができるようになりました。バーチャルカードは利用ごとに0.5%(200円につき1円相当)の還元があります。チャージと決済で二重にポイント獲得ができますね。
さらに、毎月4日、14日、24日はECの日ということでファミペイバーチャルカードを使ってネットのお店でお買い物をすると+4%のポイント還元です。以下のバナーは6月度のものですが、毎月開催となっております。
チャージ分ポイント+0.5%(基本)+4%ということなので、チャージ分も含めたら5%超のポイント還元にできます。上限は500ポイントなので逆算すると12,500円/月となります。
たとえばAmazonのお買い物も対象なのは強いです。
なお、要エントリーなのでファミペイのアプリ内から申し込みをしてください。
ちなみにファミペイバーチャルカードはApplePayなどに登録可能ですがApplePay決済は対象外です。カード番号を使って決済するものが対象になります。
対象外決済
WAONチャージ、nanacoチャージ、Suicaチャージ、PASMOチャージ、IDARE、B/43、ANA Payチャージ、ICOCAチャージ、ARIGATOBANKチャージ、ハチペイチャージ
なお、ファミペイバーチャルカードを発行していない方はアプリ内で以下の手順で申し込みできます。発行は即時です。プリペイドカードなので審査もありません。
アプリ>サービス一覧へ>バーチャルカード
あとは、クレジットカードが利用できるECサイトなどで利用をすることができます。ApplePayへの設定もできます。
請求書払いで利用する、自宅に居ながら自動車税なども支払える
請求書払いは公共料金や各種支払、一部の税金などの収納代行用紙(コンビニ払いの用紙)がある場合、ファミペイアプリからバーコードを読み取ることで支払いができます。わざわざコンビニまでいかなくても支払いができるだけでなく、1明細あたり10ポイントがもらえます
事前にチャージした残高で支払い可能なので実質的にポイント還元付で支払いができることになります。「クレジットチャージ分のポイント+10ポイント」の二重取りができます。
ちなみに、地方税のQRコード払い(eL-QR統一コード)にも対応しているので自宅に居ながら自動車税などの納税も可能です。
Famiポートで発券できるチケット類の支払いができる
ファミマではマルチコピー機を使ってチケットの購入、WEB予約済みのチケットの支払いや受け取りが可能です。ちなみにファミマではチケット類の購入はファミペイ以外のクレジットカードやQR決済も利用できますので、FamiPayにこだわらずにその時お得な決済キャンペーンをやっているキャッシュレスを利用するのがお勧めです。
ちなみにチケット類の購入であればローソンで三井住友カード(Olive)のタッチ決済利用だと最大18%還元になるので、ローソンで買えるならそちらの方がお勧めです。詳しくは👇の記事で解説しています。
参考: コンビニでお得にチケットを購入するキャッシュレス、クレジットカード活用術
ファミマのファミペイを上手に使ってお得にお買い物、ポイント還元率アップ
ここまで紹介したようにファミペイアプリはチャージから決済(出口)までかなり活用ができる決済手段となっています。
様々なキャンペーンを上手に活用していきましょう。