お給料日はお金が増えてホクホク感がありますが、嬉しいお給料日に振り込まれる「給与振り込み」を利用して、さらに賢くポイントを獲得する方法を紹介します。
いくつかの銀行では他行から入金(振込)があると一定のポイントが貰えるサービスが在ります。これは自分名義の銀行口座でもOKなので、自分の口座からポイントがもらえる銀行口座に振り込みをしても対象になります。
ただ、ポイントが貰えるとしてもその為には銀行サイトにログインして振込の手続きをして……と色々と手間がかかります。こうした○○で××ポイントという案件はたいていのケースで時給をベースに考えると効率的とは言えません。
こういうタイプのポイ活は「自動化」することに意味があると思っています。最初に仕組み化しておけば、次からは何もする必要はありません。毎月毎月コツコツとポイントが貯まっていきます。
うちの会社は●●銀行に入金が指定されているんだよね……という方でも大丈夫です!金利なんてゼロに近い銀行預金ですが、入金ポイントなどを活用すれば、数億レベルの預金以上の収入が得られます(笑)
目次
- 目次
- 給料振込は銀行の預金金利をはるかに凌駕するポイント獲得の宝庫
- 設定完了後は放置でOK。楽天銀行・新生銀行に自動的に振り込まれる環境を作る
- 振込入金で獲得したポイントの活用方法
- ポイント目的だけでなくうまく資金配分にもご活用を
- 今回紹介した各金融機関のご紹介
給料振込は銀行の預金金利をはるかに凌駕するポイント獲得の宝庫
25日が給与振込という方が多いのではないでしょうか。毎月の労働が報われる瞬間ですよね。
そんな給与は銀行に入金されると思いますが、この給与振込の入金がポイ活の宝庫だったりします。うまく利用していきましょう。
ざっくりとしたスキームは以下の通りです。
- 給与振込特典のある銀行に給与入金
- 住信SBIネット銀行の「自動入金」で30Pもらう
- 住信SBI銀行の「自動振込」を利用して「振込入金」でポイントが貰える銀行に送金する
こんな感じになります。いいところは初回の設定させ終わらせてしまえばあとは放置でOKって所ですかね。
①給与振込で特典のある銀行に給与を入金してもらう(給与入金特典のある銀行)
まずは一つ目。
給与として入金された場合(年金でもOK)、多くの銀行では色々な特典を用意していることが多いので、そうしうた銀行を給与振込口座に指定しましょう。
なお、冒頭でも書いたように、勤め先によっては銀行が指定されているケースもあると思います。その場合は無理に変更する必要はありません。できれば、特典付きの銀行の方がお得というくらいの話です。
今回紹介するポイ活スキームは②からの部分が重要なのであまり気にしなくてもいいです。
②住信SBIネット銀行の「自動入金」で30P獲得
続いて住信SBIネット銀行を利用します。
本題はこちらからになります。住信SBIネット銀行の口座は必要不可欠です。
同行は「自動入金サービス」というサービスを提供しており、毎月1回、所定の銀行口座(他行口座)から手数料無料で一定額を自動入金できるようになっています。
たとえば、①の給与振込銀行から毎月10万円を自動入金する設定にしておけば住信SBIネット銀行口座に10万円が入金されます(最低金額は1万円です)。
この自動入金をすると住信SBIネット銀行の会員プログラムの「スマートプログラム」特典として毎月30P(30円相当)が貰えるようになっています。このポイントは1P=1円で500Pから住信SBIネット銀行にキャッシュバック可能です。
つまり、給与入金口座から住信SBIネット銀行に自動入金設定をするだけで毎月なにもしなくても30円がもらえます。年間360円相当になります。
③住信SBIネット銀行を軸に「自動振込&手数料無料」でポイント還元銀行に振込
続けて、この自動入金されたお金を他行に自動的に振り込みをすることによってポイントをもらいます。住信SBIネット銀行は同行の利用状況によって他行振込手数料の無料回数がゲットできます。
この振込手数料無料回数をつかって「自動振込サービス」を利用することでさらにポイント還元が期待できます。
そして、この手数料無料&自動振込を利用して「振込入金でポイント還元のある銀行へ送金」するようにします。代表例は以下の2行です。
- 新生銀行:1回1万円以上の入金に対して25P(最大200P・8回まで)
- 楽天銀行:他行振込入金につき1~3P/回+5回入金で150P(合計165P)
住信SBIネット銀行の自動振込は同じ銀行に何度も自動振込を設定することも可能です。なので、自動入金をした資金を「新生銀行」や「楽天銀行」に自動送金することで上記のポイントを獲得することができます。
④効率的な振込ルートの考え方
じゃあ、どうやって自動振り込みの設定をすればいいのか?という事ですが、以下のようなルートがあります。
給与入金口座から住信SBIネット銀行にお金が移動しそのお金をそのまま新生銀行に動かしてもいいですし、楽天銀行を経由して新生銀行に動かす方法もあります。
後者の方だと「楽天銀行の振込入金ポイント」と「新生銀行の振込入金ポイント」の両方が貰えます。ただし、楽天銀行の無料振込回数は最大でも3回までなのでこの辺は考慮してくみ上げる必要があります。
設定完了後は放置でOK。楽天銀行・新生銀行に自動的に振り込まれる環境を作る
あとは設定です。住信SBIネット銀行、楽天銀行ともに自動送金の設定ができるので、それぞれの「無料振込回数」を利用して送金できるようにルート組みをします。
- 住信SBIネット銀行の自動入金ポイント:30P
- 新生銀行の他行振込入金ポイント:最大200P(25P×8回)
- 楽天銀行への振込入金ポイント:1P~3P×回数+5回で150P=最大215P
上手く獲得できれば月445Pをコストをかけることなくゲットできます。
このスキームのいいところは一度設定を組んでしまえばほぼ自動化できてしまうというところです。必要なのは月1回の新生銀行と楽天銀行のエントリー作業だけです。
住信SBIネット銀行、楽天銀行の無料振込回数を増やす方法
この戦略はどれだけ他行へ手数料無料で振込できる回数があるか?という点が大切です。
- 住信SBIネット銀行:1回~15回無料(自動振込は10件まで)
- 楽天銀行:0回~3回無料
となっており、いずれも銀行サービスの利用状況によって無料回数は変動します。無料回数を増やすことができればそれだけでこのスキームを有用に活用できるわけです。
<住信SBIネット銀行の無料振込回数UP方法>
<楽天銀行の無料振込回数UP方法>
+αの振込回数を獲得する方法を考えてみる
さらに、自前で無料振込を用意できないなら別の会社に振り込んでもらえばいいんです。
- 投資信託などの分配金を受け取る
- ポイントサイトでポイ活した分を現金振込してもらう
- オンラインサービスで払戻などを受ける
などがあります。この辺を利用するのも手ですね。
振込入金で獲得したポイントの活用方法
私は「ポイ活投資」と呼んでいますが、ポイント活動で色んなポイントを貯めて、それを投資(資産運用)に活かすのはとっても相性が良いです。
詳しくは上記の記事で紹介しています。よろしければご一読ください。
新生銀行の場合
新生銀行の場合、もらえるポイントはTポイント、dポイント、nanacoポイントから選べます。
ポイント投資では「Tポイント」はSBIネオモバイル証券で株投資に利用できますし、dポイントはSMBC日興証券を通じてdポイント投資(株式買付)に利用することができ、こちらもおすすめです。
楽天銀行の場合
楽天銀行の場合は楽天ポイント(期間限定ポイント)になります。限定ポイントはポイント投資に使うことができず、消費しかできません。楽天市場や楽天ペイなどをつかって決済で利用するかんじですね。
ポイント目的だけでなくうまく資金配分にもご活用を
せっかく、取り組むわけですので単に送金するだけでなく、資金の配分や運用についても考えて上手く利用していきましょう。
少なくとも「住信SBIネット銀行」「楽天銀行」「新生銀行」の3行を活用するわけです。それぞれで生活費決済、運用、貯金といったように目的別にお金を振り分けるようにするなど工夫して資金管理としても一緒に利用されると良いと思います。
私の場合は、楽天銀行がどうしても中心的になっています。
・楽天カード&楽天証券での積立投資で毎月500P獲得
といったようなポイ活投資スキームを利用している点もありますし、楽天証券でつみたてNISAをやっているというのも大きいですね。
今回紹介した各金融機関のご紹介
今回のキャンペーンでは色々な金融機関を紹介しました。記事中ではザーッと流した感もありますので最後にまとめて紹介します。
住信SBIネット銀行
SBIグループのネット銀行です。今回のスキームでは中心的な役割を担います。無料振込手数料を獲得するためには同じグループネット証券のSBI証券の口座も必要となります。口座をつくるならSBI証券>住信SBIネット銀行と行くと、口座開設手続きが1度で済みますのでおすすめです。
すでにSBI証券に口座をお持ちの方は、SBI証券の管理画面から申し込むとすぐです。
楽天銀行
楽天グループのネット銀行、旧:イーバンク銀行です。楽天銀行は本件スキームだけでなく、銀行・証券・クレジットカードなどの楽天ポイントを利用するポイ活では中心的存在となります。「銀行」「証券」「カード」は楽天ポイント経済圏の3種の神器と言っても過言ではありません。住信SBIネット銀行同様に楽天証券経由で口座を作ると両方に一度で口座を作ることができます。
すでに楽天証券に口座をお持ちの方は、楽天証券の管理画面から申し込むとすぐです。
新生銀行
旧長銀。ネット銀行ではなく全国の主要都市に支店がある銀行です。オンラインバンキングサービスにネット銀行黎明期から力を入れてきました。ただ、最近は手数料面でやや改悪が続いている印象があります。
ちなみに、今なら口座開設&新規取引で最大7000Pがもらえるキャンペーンも実施中です。