大和コネクト証券が投資信託のクレジットカード積立投資サービスが始まります。セゾンカード/UCカードを使っての決済が可能で、最大1%のポイント(永久不滅ポイント)が貯まるようになっています。
- tsumiki証券(エポスカード)
- 楽天証券(楽天カード)
- セゾンポケット(セゾンカード)
- SBI証券(三井住友カードなど)
- auカブコム証券(auPAYカード)
- マネックス証券(マネックスカード)
- WealthNavi for Aeonカード(イオンカード/ロボアド)
- THEO+ドコモ(dカード/ロボアド)
というように、クレカ積立投資は多数のサービスが提供されていますね。それにしても数が増えました(笑)
クレカ積立だと8件目。他にも楽天キャッシュ積立や三菱UFJ銀行の積立&Pontaとかもありますから、投信積立でポイントが貯まる案件を全部やっている人は大和コネクト証券も参入することで合計60万円/月の積立ってことになりますかね……
全部を純粋な「積立」でやれる人は少ないでしょうけど、貴重なポイ活投資によるポイント獲得の機会と考えて、大和コネクト証券&セゾンカードも上手く使っていきたいですね。
2024年1月5日以降でルール変更
・積立可能額が5万円→10万円にUP
・ポイント付与率は変わらず
・当月中に売却した投資信託額相当についてはポイント付与無し
最後の項目が痛い……。いわゆる即売りは規制されることになります。10万積立→翌月は積立せずに売却、みたいにすればポイント獲得できます。
さらに、少し工夫をして
1)A銘柄を10万積立設定
2)積立日にA銘柄を売却
3)次月の積立銘柄をB銘柄に変更
4)月末にA銘柄を(2)の売却額に合わせ購入
5)翌月月初にA銘柄を再度売却
6)翌月積立日にB銘柄を売却
7)次月の積立銘柄をA銘柄に戻す
8)翌月目月末にB銘柄を(6)の売却額に合わせ購入
9)翌々月初にB銘柄売却
という風にすれば理論上は毎月ポイントが付与される上、運用リスクも限りなく抑えることができます。ただしちょっと面倒すぎますね。
なお、積立完了から翌月月初までの運用リスクを終えるのであれば、ここまで面倒なことはしなくてもよく、毎月積立する銘柄を入れ替えて翌月月初に売却するだけでOKです。私はこの方針で行こうかなーと思っています。
私は1月から積立額を10万円にしてオルカン(オールカントリー)を設定し、S&P500とスイッチして運用します。
- 12月に1月分の積立をオルカン10万に設定
- 1月5日にオルカン10万のクレカ積立
- 1月末までに2月の積立銘柄をS&P500に変更
- 2月5日に(2)の積立分を売却、同時に3月の積立銘柄をオルカンに変更
- 3月5日に(4)の積立分を売却、同時に4月の積立銘柄をSP500に変更
- 4月5日に(5)の積立分を売却、同時に5月の積立銘柄をオルカンに変更
- 以下ループ
こんなイメージです。こうすれば実質10万円の運用だけで毎月0.5%分のポイントと年間10000Pのボーナスが獲得できます(JQセゾンゴールド)。
JQカード限定 即売りもポイント付与対象
大和コネクト証券のルール的には即売却した場合はポイント付与対象外なのですが、永久不滅ポイントではなくJRキューポが貯まるJQセゾンでの積立をしている場合は、即売却でもポイントの付与が確認されているとのことです。
えまっちさん(@ematty2)実験ありがとうございます。
そのため、JQセゾン/JQセゾンゴールドで積立をしている人は10万円を継続運用するのではなく従来通りの国内債ファンド&即売却するという手段もあります。
ただ、今回の件でJQカードセゾンは、本来の大和コネクト証券が定めているルールとは別でポイント付与してくれているんだろうなぁという
- 大和コネクト証券によるクレカ投信買付の基本
- ポイント還元は0.1%~1.0% ボーナスも狙えば最高1.5%還元
- 大和コネクト証券でのクレカ積立をした投資信託の売却方法
- 大和コネクト証券でのクレカ積立のスケジュール(2024年)
- 獲得できる永久不滅ポイントは使い勝手の良い高級ポイント
- 大和コネクト証券でクレカ積立を始めたら他社でもやろう
大和コネクト証券によるクレカ投信買付の基本
大和コネクト証券のクレジットカードによる投資信託の積立投資(クレカ積立)についての基本的な条件は以下のようになっています。
- 買付設定期限:前月末日
- 買付日:当月5日(非営業日なら翌営業日)
- 売却可能日:買付日の翌営業日以降
- ポイント還元率:0.1%~1.0%
- 月間上限:10万円
- 投資対象:51銘柄(つみたて投資枠取扱い銘柄は29銘柄)
- 対象口座:特定口座/NISA(つみたて投資枠のみ)
利用には大和コネクト証券の口座が必要になります。
口座開設の際は「NMCFBXAS」の招待コードを入れていただくと、私とあなたにそれぞれが500円のプレゼントがあります。よろしければお願いします。
招待コード:NMCFBXAS
長期投資から短期目線まで幅広い投資信託があります
クレカ積立の対象となるファンドは51銘柄(つみたて投資枠取扱い銘柄は29銘柄)と他のSBI証券や楽天証券など比べると少ないですが、対象ファンドは長期投資から短期のポイント目線のファンドまで優秀な投資信託がそろっています。
積立もできますので、長期投資の目線でも短期投資の目線でもどちらにも対応しています。
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim国内債券インデックス
などですね。超短期目線のポイ活的な投資家に人気のeMAXIS Slim国内債券インデックスもあります。
ポイント還元は0.1%~1.0% ボーナスも狙えば最高1.5%還元
大和コネクト証券でのクレカ積立でのポイント還元率は以下のようになっております。
セゾンプラチナカード | セゾンカード/UCカード | |
---|---|---|
5万円~10万円 | 1.0% | 0.5% |
40000円~49999円 | 0.4% | |
30000円~39999円 | 0.3% | |
20000円~29999円 | 0.2% | |
5000円~19999円 | 0.1% |
月々の積立金額によってポイント還元が変動します。
基本のカードだと還元率は最大0.5%ということで他社と比べると多少弱い感じはあります。0.5%の還元なら月5万円の投資でもらえるポイントは250円相当ということになります。仮に投資対象をeMAXIS Slim 国内債券インデックスとして、ポイント獲得のみを目的で運用する場合、リスクとリターンの関係は気になるところかと思います。
私が計算した国内債券インデックス投資の1日保有当たりのリスクは「クレカ積立の投信即売り 国内債券型投資信託のリスクとクレカ積立のポイント目当ての即売り期待リターン」の記事でも紹介していますが1日当たりのリスクは95%信頼区間で±0.23%ほどです。
期待値的には当然プラスになります。ただ、元記事でも書いていますが、過去963日の変動において0.5%以上の値下がりをした日は5日ほどありました。ここに運悪く当たると0.5%以上の損をしてしまうリスクはあります。
ただし、試行回数を増やしていけば変動率は上記の数字に集約していくはずです。ですので、0.5%程度の還元~であっても大和コネクト証券のクレカ積立はやるべきだと思います。
ちなみに、大和コネクト証券でクレカ積立をするなら以下のクレジットカードがお勧めです。
セゾンカードデジタル
年会費無料のセゾンカードです。AMEXブランドを年会費無料で発行できる希少なクレジットカードです。セゾンアメックスキャッシュバックで活用できますね。
現在、ポイントサイトのハピタス経由ならカード作成と入会付きの翌月末までに5000円以上のショッピングで5000円相当のポイント還元となっています。
>>ハピタス会員登録
※登録無料です。私は認定ユーザーなので上記から登録をすると+100P追加でもらえます。
セゾンプラチナビジネスアメックスは常時1%還元
年会費はかかりますが、セゾンプラチナカードは常時1%のポイント還元が期待できます。ビジネスと名前が付きますが個人でも発行可能。初年度年会費無料ですし、以下の紹介経由での入会&翌々月までに20万円以上のカード利用があれば、12000円相当のAmazonギフト券がもれなくもらえる特典もあります。
通常の年会費22000円ですが、年間のカード利用額が200万円以上なら次年度の年会費は11,000円に割引されます。海外空港でのVIPラウンジが使えるプライオリティパスの無料特典、コンシェルジュサービスの利用といったプラチナカードならではの特典もあります。特典にメリットを感じる方は低コストで維持可能なプラチナカードとして魅力的だと思います。
JQカードセゾンはゴールドカードで最大1.5%還元(JQ CARD セゾン GOLD)
少し状況が複雑ですが、JQ CARD セゾン GOLDは条件を満たせば、大和コネクト証券のクレカ積立で最強です。
ポイント還元は基本の0.5%ですが、それに加えて同カードは年間の利用金額に応じてのポイント還元(ボーナスポイント)があります。年50万円で2500P、年100万円で10000Pで、これを大和コネクト証券のクレカ積立分も対象になりますので、最大で合計1.5%還元が期待できます。
年会費は11,000円(税込)で初年度から年会費がかかります。ただし、年間で50万円以上のりようで翌年以降の年会費が無料になります。大和コネクト証券のクレカ積立だけで年間60万円の利用(積立)が可能なので、年会費がかかるのは実質初年度のみです。
>>JQ CARD セゾン GOLD公式ホームページ
※ポイントサイト案件なし
なお、年会費無料のJQ CARD セゾンを作って同カードを利用し続けるとGOLDへの年会費無料での無償アップグレードのインビテーションが届きます。ノーマルのカードを発行してしばらく利用してインビを待つというのも一つの手ですね。私は無償インビでGOLDにアップグレードしました。
JQセゾンはポイント交換でも「永久不滅ポイント⇔JRキューポ」という交換ルートが開通し、ポイント交換の幅が広がります。こちらのカードもポイ活をする方ならぜひ押さえておきたいです。詳しくは以下の記事で紹介しています。
参考: ポイ活民必携!JQカードセゾンの魅力とお勧めのカードブランドの紹介
大和コネクト証券でのクレカ積立をした投資信託の売却方法
※スマホアプリの場合
①アプリ立ち上げ
②資産を見る
③投資信託をタップ
④対象銘柄をタップ
⑤銘柄詳細をみる
⑥投資信託を売買する
⑦投資信託を売る
⑧口数を入力
⑨確認画面へ
⑩発注する
この流れで投資信託は売却可能です。
大和コネクト証券でのクレカ積立のスケジュール(2024年)
クレカ積立は毎月5日買付予定ですが、営業日単位なので土日祝日の場合はその翌日に積立となり、売却可能日はその翌日(海外銘柄の場合は翌々日)となります。
以下は積立した投資信託が売却可能になるタイミングです(国内投信)。
- 2024年8月6日
- 2024年9月6日
- 2024年10月8日
- 2024年11月6日
- 2024年12月6日
獲得できる永久不滅ポイントは使い勝手の良い高級ポイント
クレカ積立で獲得できるポイントはセゾンカードですので「永久不滅ポイント」となります。永久不滅ポイントは「貯めるべきポイントは?」の記事でも紹介しているようにおすすめ度が高いポイントです。
「永久不滅ポイント運用」によってポイントのまま運用をして殖やすこともできますね。使い勝手が良いポイントであるのはうれしいです。
また、他のポイントに交換しやすいだけでなく、みずほルート(ANAマイル)のように高レートでANAマイルに交換できたり、JRキューポを通じて他のポイントにも交換できたりします。
ちなみにJQカードセゾンで積立をした場合は「JRキューポ」というポイントが付与されますが、こちらも使い勝手の良いポイントで、永久不滅ポイントにも交換できますし、ポイント交換サイトの「Gポイント」とも交換できます。
例:みずほルートで利用(ANAマイル)
みずほルートでANAマイルに交換をすれば100円相当のポイントが70ANAマイルになります。ANAマイルの価値は1マイル=2円程度(特典航空券利用)とすればポイントの価値は0.7×2=1.4(40%増量)となります。
マイルを使う前提ならということになりますが0.5%相当のポイント還元は実質1.4倍の0.7%相当になりますね。
参考:みずほルート(ANAマイル)
例:dポイント交換の増量を待つ
2023年もやるかどうかは不明ですが、毎年恒例のdポイントへの交換で増量キャンペーンも実施されれば永久不滅ポイントは毎年増量の対象ポイントです。であれば0.5%還元は2022年実施の10%増量で計算しても0.55%還元となりますね。
増量交換はポイ活の一丁目一番地です。こうしたキャンペーンを上手に活用していきましょう。2023年も10%増量やるみたいです!!
例:無印良品のポイント増量
無印良品が好きな人におすすめのルート。永久不滅ポイント→MUJIショッピングポイントはいつでも20%増量です。
クレジットカードとして「MUJIカード」が必要になりますが、1000円分の永久不滅ポイントが1200円相当になるのは強い。無印良品週間のお買い物にも使えます。
参考:無印良品がお得なMUJIカード 毎年1500Pの黒字クレカ
大和コネクト証券でクレカ積立を始めたら他社でもやろう
クレカ積立は1社だけでやるのではなく、複数の証券会社でやっていくとポイントがモリモリ貯まります。ぜひ各社のクレカ積立をやりましょう。
また、これに加えて銀行や証券会社がやっているポイントキャンペーンも上手く併用していきましょう。クレカ積立と合わせれば年間で数万円以上のポイント獲得が可能です。