ふるさと納税の寄付サイトの中でも格別に強いふるさと納税サイトが「楽天ふるさと納税」ですね。諸条件はありますが、条件を満たせば20~30%近いポイント還元を受けることができます。また、ポイント還元率が他社を圧倒するだけでなく、ふるさと納税を利用することで、他の楽天市場でのお買い物もお得になるという点も強みとなっています。
今回は、私がメインで利用することが多い、楽天ふるさと納税についておすすめの寄付タイミングやポイント還元率をアップさせるためのコツ、おすすめの返礼品(お返しの品)を紹介していきます。
- 楽天ふるさと納税はポイント還元が強い。SPU、お買い物マラソン、スーパーセール併用で20%以上の還元が可能
- 楽天ふるさと納税は楽天を使っていない人には恩恵が薄い、ヘビーユーザーもセール期間中の「上限」に注意
- 楽天ふるさと納税でおすすめの返礼品を探す方法
楽天ふるさと納税はポイント還元が強い。SPU、お買い物マラソン、スーパーセール併用で20%以上の還元が可能
楽天ふるさと納税はふるさと納税の寄付サイトの中でもポイント還元と寄付のしやすさが魅力的なサイトです。
楽天市場を普段から利用している人であれば配送先や決済などがそのまま利用できるので利用しやすいです。まるでショッピングするようにふるさと納税ができるのは最大の強みといえるかもしれません。
また、ポイント還元も強いです。
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)で最大16.5%
- お買い物マラソン・スーパーセール:最大+9%
- 楽天カード5と0の付く日:+1%
- そのほかキャンペーン(勝利2倍、ゲリラ2倍など)
これらを組み合わせていくことによってポイント還元率をどんどんアップさせていくことができます。キャンペーンは期間が指定されているものもありますが、重複併用できる時があるので、そのタイミングで利用するのがおすすめです。
SPUはとりあえず条件を満たせるものがないかを確認
SPU(スーパーポイントアッププログラム)は常設のキャンペーンです。条件を満たす数が多いほど有利ですが、多くは無理してやるものでもありません。楽天カード、楽天銀行、楽天証券、楽天モバイルなど無理せずにやれるものを中心に加えておくとよいでしょう。
なお、還元率を最大化できる利用金額の上限は5万円、10万円で大半が上限に達するので高額のふるさと納税を検討している人は月をまたぐなどして対応しましょう。
参考:楽天市場のSPUの最新情報と損益分岐点
楽天ふるさと納税はいつするのがお得?基本は買い回りと併用が強い
基本的には「お買い物マラソン」または「スーパーセール」の期間中の5か0の付く日にするのがおすすめです。マラソンはだいたい月に2回程度、スーパーセールは毎年4回(3月、6月、9月、12月)に実施されますのでタイミングは読みやすいです。
- 楽天ふるさと納税も1000円以上で買い回り1件にカウント
- 期間中に10件以上の利用で最大+9%
となりますので、大変相性が良いです。
0と5のつく日、あるいは勝利2倍などが絡む日はさらに還元率UP
また、楽天お買い物マラソン、楽天スーパーセールなどの買い回りが可能なタイミングと併用できる形で「0と5のつく日」「勝利2倍発生時」などはさらに還元率がアップします
- 0と5のつく日:楽天カード決済で+1%
- 火曜日・木曜日:楽天プレミアムカード(市場コース選択)で+1%
- 勝利2倍:楽天のスポーツチーム勝利で+1%(W勝利なら+2%)
- その他:突然実施される全店+1%還元など
お買い物マラソンやスーパーセールの期間とこの5と0の付く日は100%重複するのでそのタイミングがねらい目です。その他、楽天ゴールデンイーグルス勝利、ヴィッセル神戸勝利、ゲリラ的に実施されるキャンペーンなどが重複してくれるとさらにありがたいという感じです。
楽天ふるさと納税は楽天を使っていない人には恩恵が薄い、ヘビーユーザーもセール期間中の「上限」に注意
一方の楽天ふるさと納税のデメリットも合わせて紹介する必要があります。
- そもそも楽天を使っていない人には還元が薄い
- セール期間中のポイント還元の上限に注意
そもそも楽天を使っていない人には還元が薄い
楽天ふるさと納税の高還元は楽天市場や楽天サービスを利用しているということが前提だったりします。楽天市場や楽天系サービスをほとんど使っていないという人にとっての還元はほとんど期待できず、頑張っても5%にいくかいかないかの還元になると思います。
また、獲得できる楽天ポイント自体も楽天系サービスを使っていないのであれば出口が少ないため利用しづらいはずです。そういう方がこの記事をご覧になっているかどうかはわかりませんが、少なくとも楽天系サービスを使っていない人は楽天ふるさと納税は不向きです。
そんな人には無条件で還元の大きな「ふるなび」や「ふるさとチョイス」のような寄付サイトの方が向いていると思います。
参考:ふるさと納税の寄付サイトを比較、ポイント還元やキャンペーンで寄付サイトを選ぼう
セール期間中のポイント還元の上限に注意
楽天のお買い物マラソンやスーパーセール、それにSPUのポイント還元は魅力的ではあるものの、還元には「上限」があります。
この上限、ふるさと納税で特に高額の寄付をするような人は注意したい内容となっています。たとえば、お買い物マラソンや楽天スーパーセールの買い回りによるポイント還元は5000P~7000Pとなっています。
+9%還元から逆算をすると、セール期間中の還元額は5万5555円~7万7777円となります。つまりセール期間中の合計のお買い物金額がこれを超えるような場合はポイントが切り捨てとなります。
冒頭でも書いたようにSPUも月間の還元の上限は5万円、10万円となっているものが多いです。数十万単位でふるさと納税をするという人は月を分けるか、5万円だけは楽天でやって残りは他のふるさと納税サイトを使う方が良いです。
楽天ふるさと納税でおすすめの返礼品を探す方法
楽天ふるさと納税の中でも私がおすすめする寄付案件を紹介、と言いたいところですが、下手に私見が入ったものよりも、楽天ふるさと納税は利用者が非常に多いため、その中でのランキング情報などを参考にする方が、今お得な案件が多く表示されるためお勧めです。
なんだかんだでそのタイミングでよさげなふるさと納税案件については「楽天ふるさと納税ランキング」の上位から見ていけばそんなに大きく外すことはありません。
- 家電ランキング
- 楽天トラベルクーポンランキング
- 日用品ランキング
- キッチンランキング
- スイーツランキング
- お酒ランキング
- フルーツ・果物のランキング
- お肉・肉加工品のランキング
- 魚介類・水産加工品のランキング
- お米のランキング
すべてにおいてランキングが正しいとは言いませんが、実際に私が利用したものの多くもランキング上位だったりするので基本的にはずれは少ないと思います。
個人的に利用してよかったなーと思ったのは「白糠町のエンペラーサーモン」、「白糠町のいくら」ですね。白糠町は楽天市場のショップオブザイヤーに選出されるほど力を入れているようで、ふるさと納税にも相当力を入れており返礼品のクオリティも高いです。
この他、少しユニークなふるさと納税として、いくつかピックアップして紹介します。
旅行クーポン(楽天トラベルクーポン)
楽天ふるさと納税にある「楽天トラベルクーポン」です。
こちらはふるさと納税の返礼品としてもらえるクーポン券です。寄付をした自治体内の対象施設予約に利用できます。寄付額の30%相当です。対象エリアのホテルであれば楽天トラベルという国内最大手のオンライン宿泊サイトで様々なプランの予約に使えるので汎用性が高いです。
1000円ふるさと納税
ふるさと納税自体を利用するというより、ふるさと納税を使って楽天市場の買い回り(お買い物マラソンやスーパーセール)を攻略するという意味合いが強い使い方です。1000円のふるさと納税を利用することで買い回り件数を1件増やすことができます。寄付分についてはふるさと納税の仕組み上、後から税金が戻ってくる形になりますので実質負担は極めて少ないです。
上記のページでは1000円で寄付ができるふるさと納税案件をまとめています。返礼品はちょっとしたものですが、お買い物マラソンや楽天スーパーセールなどの買い回りイベントと併用してください。
中でもおすすめなのが「泉佐野市(1000円~積立可能)」「富士吉田市(あとからセレクト1000円~)」「島根県浜田市ポイント(1000円~)」です。この3つは1000円でふるさと納税ができますが、残高をキープできあとから応募できます。さらに合算が可能なので、お買い物マラソンの都度都度1000円の寄付を積み上げていくというやり方ができます。買い回り3件が最小コストで稼げた上で、毎月やっていけば年間で12000円×3件の寄付もできて強いです!!
コストコ年会費クーポン(現在消えています……)
コストコユーザーなら検討したいのがこの年会費クーポンですね。1年分の会費をふるさと納税で獲得できます。一部の自治体では郵送による対応も可能なので、お住まいの地域のコストコの年会費クーポンがないケースでも対応できるはずです。
年会費クーポンについては上記の記事で自治体別にまとめています。