全国のPTAに届け! ウェブベルマークで非効率なベルマーク活動から解放

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著者:しょうこちゃん

ベルマーク運動は学校でPTA活動などの一環としてベルマークを集計してベルマーク財団に送ることで学校ごとにポイントが貯まり、そのポイントを使って学校で必要な様々な道具などを購入することができるという取り組みです。

また、購入金額の10%が寄付される仕組みもあります。寄付金は僻地学校、特別支援学校、被災地の学校支援などに使われ、自分たちの子どもたちが通う学校が充実するだけでなく国内の学校環境を整える意義のある活動です。

とはいえ、ベルマーク運動の内容は地味なもので発行企業ごとにまとめてチョキチョキと切り、台紙に貼り付け計算をしていくという超地味な作業です。ベルマーク運動の問題はこの効率の悪さにあります。

子どもたちの教育環境のためになんとか活動をしたい、でも非効率なベルマーク運動なんてやってられないという方にお勧めしたいのがウェブベルマークです。ちょっとしたひと手間でベルマーク運動ができるようになります。ベルマーク活動やめたいと考えている全国のPTA関係者はこれに移行してハサミのベルマークから卒業しましょう。

現在のベルマーク活動の問題点とウェブベルマークの仕組み

こんなの私が書くまでもありませんが、非効率性ですよね。
仕分けして、ハサミでチョキチョキして貼るという作業。時給換算したら3ケタ行くか行かないかわかりません。

実際、メルカリなんかに仕分け済みのベルマークが販売されているのとか見ると闇を感じますよね……。また、学校によっては生徒にその作業をやらせているようなケースもあるようですが、子どもたちの大切な時間にそんなことするのは……ってモヤります。

ベルマーク活動を通じて保護者が井戸端会議をするニーズもあるようなのですが、それはベルマーク活動の本質とはちょっと違いますよね。

そこで導入をしたいのがウェブベルマークです。仕組みとしてはポイントサイト(インセンティブ付の広告を利用してインセンティブを還元してくれるWEBサービス/ポイント付きの広告配信サービス)です。このインセンティブ還元がベルマークの点数として学校ごとにカウントされる仕組みになっています。

仕組みについては「ポイントサイトのしくみと選び方」で紹介していますので、ポイントサイト(ポイント付き広告)の仕組みをより理解したい人は上記記事をご一読ください。

  • アスクル
  • Yahooショッピング
  • じゃらん
  • 一休
  • JTB
  • ベルメゾン
  • さとふる

などが代表的なウェブベルマークの掲載企業(広告主)となっています。
ウェブベルマークのサイトを通じて、これらのショップやサービスを利用すると、学校に対してベルマークの点数(ベルマーク預金)が加算されるという仕組みになっています。

通常のポイントサイトは「自分自身」に対して還元されるものですが、それが「子どもが通う学校」に対して還元されるイメージです。

ウェブベルマークの始め方(個人)

まずは「ウェブベルマーク」のサイトから「マイページ登録(会員登録)」を行います。登録する際に支援する学校を指定します。この時に自分の子供が通っている学校などを選択します。※個人情報はメールアドレス以外は不要。

会員登録の条件はありませんし、支援先の学校はどこを選択することもできます。なので在学中の保護者(PTA会員)だけでなく、どなたでも利用をすることができます。たとえば、自分の母校を支援したいというのでれば支援先に母校を選んでお買い物をするのもアリです。

また、指定をせずに被災地の学校などに寄付するという選択も可能です。これで登録は完了します。

※学校がベルマーク運動に参加していない場合は支援先に選べません

ウェブベルマークのサイトを経由して買い物などをすれば還元が自動的に加算

あとは広告を利用すれば自動的にポイントがベルマーク預金として支援先として指定した学校にカウントされるという仕組みになっています。

特段面倒なことはなく、ウェブベルマークにログインをしたうえで、各ECサイトの広告バナーをタップして買い物をすればOKです。

一度登録をすれば買い物をするときにウェブベルマークを経由するだけで、面倒な作業は不要で自動的にベルマークの点数が学校付与されるというのはラクチンです。子どもたちが通う学校には協力したいけど、とはいえベルマーク作業のような非効率な作業にはかかわりたくないという方はこうした形でベルマーク活動に参加することができます。

活動状況はマイページから確認可能

学校をしているすると、自分がこの学校に集めたベルマーク点数や他の人が集めた点数などが確認できます。PTAの活動単位ごとのランキングなども見ることができます。

下記は私が登録している福岡県と全国のランキングです。

参加者は残念ながらさほど多くないようですので、学校単位(あるいは個人単位でも)ちょっと頑張ればランキングに食い込むことも不可能ではないように思います。

ウェブベルマークに登録・利用をするデメリットはあるのか?

デメリットは特にありません。
ウェブベルマークを経由して広告主サイトを利用したからといって何らかの不都合を受けることはありません。

強いて言うのであれば、ウェブベルマークのサイトを経由するのではなく、一般的なポイントサイトを経由すればポイントサイトの還元を個人が受け取ることができるのに、それを受け取れないことになるわけなので、その還元分だけの逸失利益が生じるという点がデメリットと言えるでしょうか。

学校(単位PTA)もウェブベルマークへの移行を宣言すれば活動が楽になるかも

昨今のPTA活動の在り方などを考えると、PTA会員の作業時間の短縮は必要不可欠かと思います。一方で保守的なPTA会員や、ベルマーク活動で恩恵を受ける学校からすると活動の廃止は抵抗感が強いケースもあるかと思います。

特に公立学校の学校予算は限られていることもあり、ベルマークによる学校用品購入が重要な財源になっている学校もあるようです。

それであれば、その代替案の一つとして○○学校のベルマーク活動をウェブベルマークに完全移行するという話にして積極的に利用するというのもアリだと思います。前述の通り在校生の保護者(PTA会員)だけが対象のサービスではないので、OBOGや地域の方などにも広く告知をしていけば、非効率なチョキチョキのベルマーク活動をするよりもポイント貯まるかもしれません。

私はベルマーク財団とは全く関係なく、ベルマークをチョキチョキしなければならない一保護者の立場より、全国のPTAにはぜひとも前向きにご検討いただければと思います。

あと、細かいTipsになりますが、学校のPTAでアスクルなどでコピー用紙等を購入する場合でもウェブベルマークを通じて購入すると点数がもらえるので、少なくともPTAを通じてネットで買い物する時などはウェブベルマークを経由するようにしましょう。