dポイント投資の攻略ブログ

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ポイント投資で本当に怖い権利落ち(配当落ち・分配落ち)の仕組みとリスク

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ポイント投資・ポイント運用は、基本的に対象となる指数や株価にポイント数が連動するように作られています。株価(投信の場合は基準価額)の変動に合わせてポイント数も増減する仕組みとなっているわけです。

実際に株や投資信託を保有するわけではないという点に注意が必要になります。

その影響がモロに出てくるのが権利落ちです。

今回はポイント投資で本当に怖い権利落ち(配当落ち・分配落ち)について紹介したいと思います。

 

権利落ちとは何か?

成長企業の中にはその資金を会社成長のために使うことを優先して配当金を出さない会社もありますが、企業は、年間にあげた利益の一部を投資家に配分します。

この配当金は特定のタイミングの時点での株主に対して出されます。

このタイミングを「権利確定日」と言います。

たとえば、3月決算企業の場合、3月末日時点での株主を対象に配当金を出すわけです。

権利落ちというのは、この配当金が貰える最後の日ともらえなくなる最初の日の境界をさします。

仮に1株500円の配当金を出す会社があるとします。

  • 権利確定日の株主:500円がもらえる
  • その翌日に株主になった人:500円がもらえない

このように1日違うだけで、配当金がもらえる or もらえないという大きな差が生まれるわけです。配当金が小さい会社は影響は小さいですが、いわゆる高配当株と呼ばれる銘柄の場合、その影響は大きいですよね?

この差を埋めるのが「権利落ち」という株価下落です。
一般に、権利付き最終日(その日までに買えば配当金がもらえる日)と権利落ち日(その日以降は買っても配当金がもらえない日)との間では、“配当金相当額の株価下落が理論上発生する”ことにあります。

前述の1株500円の配当金を出す会社の場合、権利落ち日は約500円は株価下落が起こるわけです。ただ、株価が下落したとしてもその日までの株主は500円の配当金がもらえるわけですから、プラマイゼロになります。

権利落ちした株価は理論上、次の配当の権利確定日までに徐々に回復していくという事になります。

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権利落ちのイメージ

もちろん、株価の変動要因は配当金だけではなく、企業業績や景気動向なども影響しますが、配当金が影響する部分は上記イメージのオレンジ線のようになるわけです。

www.stock-traderz.com

投資信託やETFの場合も同様に分配金がでると権利落ちする

企業の配当金だけでなく、投資信託やETF(上場投資信託)にも同じです。

投資信託は収益分配金と言いますが、投資先から受け取った配当金を投資家に対して分配する際には権利落ちが発生します。

 

基本的には「権利落ち=配当金・分配金」なので損はない

普通の株式投資や投資信託への投資の場合は、権利落ちが発生しても配当金や収益分配金によって後から受け取ることができるわけなので損はありません。

ただ、ポイント投資の場合は勝手が違います。

 

ポイント投資は見た目の数字(株価)だけに連動するケースが多い

たとえば、このブログでも紹介しているdポイント投資のテーマ投資は「ETF」に連動します。また、他のポイント投資サービスのStockPointや、そのStockPointの仕組みを利用している永久不滅ポイント運用(株式)Pontaポイント運用は「個別株式」や「ETF」に連動するように作られています。

これらのポイント投資は2019年7月4日現在、権利落ちをカバーしていません。

つまり、権利落ちで株価が下がった場合、配当金や分配金は考慮されず、ポイント投資でマイナスになります……。

 

ポイント投資は権利落ち分だけ必ず損をする

dポイント投資についてもテーマ運用されている各ETF(米国ETF)の配当利回りは以下のようになっています。

  • 新興国:3.22%
  • コミュニケーション: 2.87%
  • 生活必需品:2.58%
  • ヘルスケア:12.27%

権利落ちが考慮されない場合、各テーマに投資をした場合は1年間でこれだけ“本来もらえていたお金がもらえない”という事になります。

StockPoint(ポイント投資で国内株が買えるサービス)の場合も同様です。

  • みずほFG:4.77%
  • KDDI:4.02%
  • NTTドコモ:4.74%
  • イオン:1.88%

※配当利回り計算は2019年7月3日終値

これだけの配当利回りがありますが、配当金は無視されます。さらに言えば、国内株の場合は「株主優待」などの制度もありますが、当然これらももらえません。

なお、ポイント投資で個別株を買うなら「SBIネオモバイル証券」がいいです。こちらはポイントのまま投資ではなくTポイントを使って1株単位で株を売買できるサービスです。こちらはちゃんと株を買うので、配当金ももらえますし、各社の保有株数基準を満たせば株主優待ももらえます。

dp-invest.hateblo.jp

 >>SBIネオモバイル証券公式ホームページ

 

ポイント投資は無分配型のタイプか、権利落ち日前に売る必要がある

話をポイント投資と権利落ちに戻すと、ポイント投資をする際は配当金(分配金)がどうなるかを事前にちゃんと確認しておく必要があります。

分配金(配当金)が出るタイプものをポイント投資するのであれば、権利落ちとなる前に一度清算しておく必要があります。その上で、権利落ち後に購入するほうが得です。

一番は、そもそも分配金・配当金がでないタイプのポイント投資をすることですね。

dポイント投資の場合、アクティブコースやバランスコースは分配金を出しません。受け取った分配金はそのまま投資信託の財産として運用しています。

そうしたタイプであれば、権利落ちが発生しませんので、ポイント投資でも損をすることはありません。

 

しかし、dポイント投資に問い合わせをしたときに、分配金は考慮しませんという返答が着たときは心底驚きました。だって、ヘルスケアって10%を超える利回りのETFですよ。この分を無視しますってメチャクチャすぎる……。

せめて分配金分はポイント分配とかしてくれればいいのに。