ソフトバンクが提供しているLINEMOはソフトバンク回線を利用しながらも3GBまでのデータ通信で月額990円、20GBまでのデータ通信で2,728円という格安料金で利用が可能なソフトバンクのオンライン契約専用ブランドです。
ソフトバンクにはソフトバンクの他、ワイモバイル、LINEMOという3つのモバイル回線サービスがあることになり、LINEMOはその中でももっともリーズナブルなプランです。
最大の強みはやはり新規契約・乗り換えにおける特典です。ソフトバンクグループ以外からの乗り換えや新規契約でお得なPayPayポイント還元が行われます。また、特筆すべきは最近のスマホキャリアでは低く扱われる「新規契約」についても強めの還元を行っている点があります。
他社からの乗り換えはもちろん、家族に新しい回線を作りたい、あるいはサブ回線を作りたいという方にもおすすめです。
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※ポイントサイト案件はありません。
- LINEMOの特徴と評判
- LINEMOのお得な活用法・強み
- LINEMOはMNPじゃなくてもお得!! 新規・乗り換えキャンペーンを解説
- その他、5分通話無料キャンペーン
- LINEMOの申し込みから利用までの流れ
- サブ回線をもっておくとポイ活でも役立つ
- LINEMOは端末セールがないので他回線の端末セールを活用するのも手
- 今のスマホは同じところに長期でいても得は少ない
LINEMOの特徴と評判
LINEMOはソフトバンクの回線サービスですが、実店舗でのサービスを行っていない回線サービスです。ドコモのahamoやKDDIのpovoと同じようなサービスですね。
オンライン申込の専用プランでスタッフによるサポートがない代わりに格安で利用することができるプランです。eSIMにも対応しているので対応機種があれば申込で即日サービス利用ができますし、一つの端末に2つの回線をセットすることもできます。
ahamo+LINEMOみたいな形を一つのiPhoneなどで行うこともできます。
今回は2つあるLINEMOのプランの中でもより少額のプランである「ミニプラン」について中心の紹介をします。
- 月額料金:990円(3GBまで) / 2728円(20GBなで)
- 超過時の速度:300kbps
- 通話料金:22円/30秒
- 契約期間のしばり:なし
- 事務手数料:なし
- SIM発行手数料:無料
- 解約手数料:無料
- 申込:オンラインのみ
- 回線:ソフトバンク
家族割や光回線とのセット割引などは対象外となりますが月額990円~とコスパの高い料金体系が魅力ですね。通話料はかかりますが、LINE利用時のデータ通信は無料(LINEギガフリー)という特典がありますので、通話をLINE通話で済ませてしまうのであればデータ通信量も消費せず無料で音声会話もできます。
なお、LINEMOの申込は最短即日です。eSIMでの申込で対応機種であればすぐに利用できます。契約初月に関しては990円の日割り計算となるので無駄がありません。
なお、最近のスマホはデュアルSIMと言って一つの端末に2つの回線をセットすることができます。通話と回線を使い分けたり、あるいは2つの電話番号を使うことで仕事とプライベート分けるといった使い方もできます。
LINEMOのお得な活用法・強み
- ソフトバンクの安定した5G回線が利用できる
- LINEの利用ではデータ消費なし。通話もOK(LINEギガフリー)
- まとめて支払いの利用でPayPayとクレカの還元二重取り
- ソフトバンクカードでSuicaへのチャージもできる
こんな特色のある回線サービスです。
ミニプランの場合、データ量は3GBですが、LINEでのメッセージや通話であればデータ量を消費しないため高速回線が利用可能です。
また、ソフトバンクまとめて支払いを利用してPayPayへのチャージが可能です。これはLINEMOでもOK。LINEMOの料金を支払っているクレジットカードとPayPay決済による還元の二重取りができます。
※まとめて支払いの可能額は利用期間などに応じて上がっていきます。
※まとめて支払いは月1回までは手数料無料ですが2回目からは手数料がかかりますのでご注意ください。
同じく、まとめて支払いと連携して決済可能な「ソフトバンクカード」というものも利用できます。ソフトバンクカード(0.5%)+まとめて支払い(LINEMO支払いのクレカのポイント還元)の二重取りも利用できます。
LINEMOはMNPじゃなくてもお得!! 新規・乗り換えキャンペーンを解説
ミニプラン(3GB) 990円/月 |
スマホプラン(20GB) 2,728円/月 |
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新規契約 | 乗り換え | 新規契約 | 乗り換え | |
契約でもらえるPayPayポイント | 5,940円 | 5,940円 | 16,000円 | 16,000円 |
決済の20%相当のポイント還元 | 5,000円 | 5,000円 | 4,000円 | 4,000円 |
合計 | 10,940円 | 10,940円 | 20,000円 | 20,000円 |
LINEMOが2024年3月31日まで実施するキャンペーン内容をまとめたものが上記の表となります。
- ミニプラン(新規/MNP):10,940円
- スマホプラン(新規/MNP):20,000円
還元を合算するとこのような形になります。
還元が最も大きいのはスマホプランですね。2万円相当還元は結構大きいです。
一方で、支払金額に対する還元率というところでみるとミニプランの方が率としては大きくなります。スマホプランの場合、還元額は最大7カ月ちょっと分ですが、ミニプランの場合は11か月分の料金が実質無料となります。
乗り換え(MNP)ではなく新規契約でも還元が大きいというのは注目です。
もっとも回線容量の大きさは使う人それぞれと目的別でしょうから、ミニプランが絶対におすすめという話ではありません。
なお、ソフトバンク、Y!mobile、LINEモバイルからのMNPはキャンペーン対象外となります。また、同一名義の場合、実質無料キャンペーンは最初の回線だけが適用対象となります。
キャンペーン①契約でもらえるPayPayポイント
ミニプランの場合は毎月990ポイントが6カ月に分けて還元されます。つまり、実質半年無料ということになります。このポイントの付与は契約2カ月後から毎月の付与となります。
スマホプランの場合は新規契約だと8000P、MNPでの乗り換えであれば16000Pが還元されます。なお、ポイントの付与は7か月後となります。
キャンペーン②PayPay利用分が20%還元
LINEMOの契約月の「翌々月」より4か月間、PayPay決済において20%相当が還元されます。付与上限は5000円相当です。なお、決済1回あたりの還元は2000円まで(1万円の支払いまで)となります(ミニプランの場合)。
ちなみに、以下の店舗でのPayPay決済は20%還元の対象外となります。ヤフーショッピングなどのオンライン決済や金券の購入、携帯電話料金の支払いなどはダメですが、リアルでの利用については基本的にOKですので使い道に困るということはなさそうです。
<対象外となるPayPay加盟店(実店舗)およびオンラインストア>
- Yahoo!ショッピング
- ヤフオク!
- LOHACO
- ZOZOTOWN
- エールマーケット
- PayPayフリマ
- ebookjapan
- 出前館
- Yahoo!ニュース
- Yahoo!トラベル
- Yahoo!占い
- PassMarket
- Yahoo!かんたん決済
- Yahoo!モバゲー
- Yahoo!ゲーム
- LINEギフト
- Yahoo!モバイル
- (順不同)
<対象外となる支払い>
- PayPayほけん
- ポイント運用
- ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOの携帯電話料金
- 請求書払いサービス
- 保険診療を取り扱う病院・医院など・調剤薬局
- 行政サービス利用料・自治体納付金(地方税など)
- 寄付
- 保険(満期型)
- 金券ショップなど再販売事業者が販売する、興行チケット(映画/施設など)、交通乗車券、金券類(地域商品券など)
- 金券類(全国共通百貨店商品券など)
- 投票券購入代金(競馬、競輪、競艇、ボートレース)
- プリペイドカード
<対象外となる決済>
- PayPay商品券
LINEMOキャンペーン利用の流れ
少しだけキャンペーンの適用期間にずれがあるので注意したいですね。
ミニプランの場合
- 2024年3月:LINEMOの申込をする(開通月は日割り料金)
- 2024年4月10日まで:PayPayアカウントとの連携をする(←重要)
- 2024年5月:990ポイント受取(1回目)、20%還元期間
- 2024年6月:990ポイント受取(2回目)、20%還元期間
- 2024年7月:990ポイント受取(3回目)、20%還元期間
- 2024年8月:990ポイント受取(4回目)、20%還元期間
- 2024年9月:990ポイント受取(5回目)
- 2024年10月:990ポイント受取(6回目)
スマホプランの場合
- 2024年3月:LINEMOの申込をする(開通月は日割り料金)
- 2024年4月10日まで:PayPayアカウントとの連携をする(←重要)
- 2024年5月:20%還元期間
- 2024年6月:20%還元期間
- 2024年7月:20%還元期間
- 2024年8月:20%還元期間
- 2024年10月:上旬に16000ポイント受取
こんな感じになります。
開通月の翌月10日までにLINEMOとPayPayの連携が必要になるので忘れないでください。
- PayPayアプリ開く
- アプリ右下メニューの「アカウント」
- 外部サービス連携
- ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO連携
- 上記に同意して連携する
この流れでOKです。
ちなみに2024年4月時点の還元額は11,940円ですが、この時点での支払い総額は最大でも990円×8カ月=7,920円なので黒字になっていますね。
※初月(開通月)は日割なので実質の黒字額はそれよりもさらに大きいです。
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その他、5分通話無料キャンペーン
常設の特典として5分以内の国内通話無料オプション(月額550円)が7カ月目まで無料になるキャンペーンもやっています。ちょこちょこ電話する予定ならオプションを付けておくと良いでしょう。
解約忘れで課金という可能性もあるため、最初から通話には本回線を使わないなら外しておいても良いでしょう。
LINEMOの申し込みから利用までの流れ
申し込みは「LINEMO」のウェブサイトから行います。
冒頭にも書いたように初期手数料やSIMカードの発行手数料なども無料です。物理SIMだけでなくeSIMの発行も可能です。
なお、契約には本人確認書類が必要になります。
新規なら直接、MNPをするなら予約番号取得
新規の契約をするなら直接。そうではなく他社回線からの移転をするならMNP(マイナンバーポータビリティ)のためのMNP予約番号を取得する必要があります。MNP予約番号は移転元となる通信会社からオンラインで取得できます。
なお、以下の携帯電話会社はMNPワンストップに対応しているので、以下のケータイキャリアからのMNPであれば予約番号は不要です。
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- UQ mobile
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
LINEMOで使う端末を用意する
LINEMOが動作する端末が必要になります。
LINEMOでは端末販売のセールはやっていないためあらかじめ用意しておく必要があります。デュアルSIM対応の端末があれば一つの端末に2つ以上のSIMを載せて動かすこともできます。メイン端末に2つ目回線としてLINEMOを載せることもできます。
なお、端末によっては物理SIMに対応しておらずeSIMのみというケースもあるのでSIMカードを発行するときは注意してください。
申込~開通は最短即日。初月は日割計算
開通月をベースにキャンペーンが始まります。そのため、開通月の把握は重要です。
物理SIMの場合、申し込み後15時までに審査完了をした場合は最短当月に発送です。おおよそ1日~5日程度で届きます。月末に契約する場合は余裕をもって申し込みをしましょう。
なお、eSIMの場合は最短即日に利用できます。なので月末最終日でも間に合う可能性がありますが、少し余裕を持っておくのが安心だと思います。
ちなみにLINEMOではSIMカードの再発行手数料も無料なので、eSIM対応の端末を持っているならとりあえずeSIMで申込をしておき、あとから物理SIMに変更するというてもあります。
開通後はPayPayアカウントとの連携を忘れない
今回のLINEMOのキャンペーンのポイント受取にはPayPayのアカウントが必要になります。新しくPayPayを作る人はアプリをダウンロードして会員登録をしてください。
既存利用の方はPayPayアプリとLINEMOを連携してやる必要があります。ただ、この連携をするにはPayPayに登録してある電話番号がLINEMOの電話番号である必要があります。
電話番号の変更はPayPayのアプリにログインをしてアカウント情報から携帯電話番号を変更することができます。変更後に同じくアカウントにある「LINEMO連携」をタップしてPayPayアカウントとLINEMOのアカウントを連携してください。
なお、どうしても現在のPayPayの電話番号を変更できないというケースもあるかもしれません。その場合は新しくPayPayのアカウントを作成してそのアカウントでLINEMOと連携をしてください。
ネットで検索をするとPayPayの複数アカウント(複垢)は禁止という表現もありますが、禁止されているのはPayPayマネーアカウント(本人確認済みアカウント)になります。サブ垢の方は本人確認しないのであればルール上複数のPayPayアカウントがあっても問題ありません。
ただし、PayPay残高が二つ以上に分かれしまうので、どうしても都合が悪いということがなければ電話番号をLINEMOのものに変更してからアカウント連携をすることを推奨します。
サブ回線をもっておくとポイ活でも役立つ
複数回線があるとポイ活にも使いやすかったりしますし、iPhoneとAndroid端末を2つ持つことでiOS限定キャンペーン、Android限定のキャンペーンなんかに両方対応できたりするのメリットですね。
- 仕事用とプライベート携帯の使い分け
- 子ども用のスマホとして利用する
- 異なる通信キャリアにすることで回線不具合や圏外問題の会費
- 通話しながらスマホで検索といった2台持ちならではの使い方ができる
- ポイ活ゲーム案件のお代わりチャレンジをする
他にもこのようなメリットがあります。2回線くらいは持っておくと何気に役立つことがあるかもしれません。実質無料期間で遊んでみて不要だと思えば解約すればよいだけです。上手く使ってみましょう。
>>LINEMOの申し込みはこちら
LINEMOは端末セールがないので他回線の端末セールを活用するのも手
LINEMOのミニプランはMNPじゃなくても実質半年無料というように強いわけですが、いかんせん端末自体はセールをしていないため、利用する端末を持っている方向けと言えます。
端末自体がない、あるいは買い替えをしたいと考えているような方はLINEMO新規よりは端末価格がセールされるキャリアやMVNOを経由してLINEMOに移るというのも手だと思います。
ちなみに、端末も欲しいという方や、家族で複数回線の契約もOKという方は同じソフトバンク系の「ワイモバイル」もオススメです。こちらの場合は端末購入時の割引やiPhoneの認定整備品セールなどもあるので端末のセット購入に強いです。
今のスマホは同じところに長期でいても得は少ない
これはスマートフォン回線全体に言えることですが、今の各キャリアのサービス方針は長期ユーザーをまったく優遇していません。回線契約が飽和しているというのもあるのかもしれませんが、キャリアの方針は「他のキャリアからの乗り換えを優遇する」という方針です。
釣った魚には餌をやらないというスタイルですね。
そのため、MNP(乗り換え)に対しては強いキャンペーンを打つ一方で、既存ユーザー向け(特に長期ユーザー)に対しては塩対応です。そういう状況なのですから我々ユーザーもMNP(乗り換え)を上手く利用してお得にキャリアを渡り歩くというようなしたたかさも必要だと私は考えます。上手にMNP・キャンペーンを活用してお得に通信回線を活用しましょう。
参考: スマホ料金の節約 MNPを利用したキャンペーン乗り換え節約術とお得なキャンペーン紹介
※契約からごく短期間での解約は推奨しません。最低でも1年くらいはは契約するのをお勧めします。