三菱UFJ銀行のインターネット口座である「三菱UFJダイレクト」では、共通ポイントのPontaポイントと提携し、ポイントサービス(メインバンク プラス ポイントサービス)を始めることになりました。
どうせ、しょっぱい感じなんだろうなぁ……と思っていましたが意外と中身は良いです。ポイ活と投資を組み合わせるには使い勝手がよさそうです。
投信関連のポイ活投資では「クレジットカードでの投信積立」が人気ですが、三菱UFJ銀行も決して悪くないかもです。
そのためだけに口座を作る意味はそこまでないかもしれませんが、そこそこお得感はありそうな感じです。個人的には結構期待してます。
- 三菱UFJダイレクトのPontaポイントサービス(メインバンク プラス ポイントサービス)
- 投資信託のポイントサービスはオトク
- 獲得したPontaポイントは1ポイント=1円以上で使える
- 三菱UFJ銀行の口座をお得に作る方法
- 三菱UFJ銀行に限らず、銀行系のポイ活はお得に活用しよう
三菱UFJダイレクトのPontaポイントサービス(メインバンク プラス ポイントサービス)
以下の取引でPontaポイントがたまります。
- 三菱UFJダイレクトにログイン:5ポイント/月
- 口座振替:10P/月1回まで
- 三菱UFJデビットの利用:10P/月1回まで
- クレジットカードの引き落とし:10P/月1回まで
- 運用商品残高50万円以上:50P
- 投信また外貨積立(1万円ごと):30P(上限300P/月)
- 住宅ローン契約:50P
となっています。
比較的手軽な条件でポイントがもらえるのがいいですね。ログインはともかく、クレジットカードや口座振替などがあれば10Pというのはそこそこよさそうです。
通帳発行しない口座にしておけば振込手数料も1回無料でコンビニATMも1回無料なのでとりあえず、お金の移動も可能です。
なお、Pontaポイントの番号登録は「こちら(三菱UFJ銀行公式ホームページ)」から可能です。
投資信託のポイントサービスはオトク
投資信託関連では残高50万円で50ポイント、積立1万円ごとに30ポイントという特典があります。これはそこそこですね。
原則、銀行で投資信託なんて買うべきじゃない派なのですが、ポイント還元は立派です。オンラインバンキングで購入できる投資信託についてはeMAXIS Slimを始めとした、低コストインデックスファンドもそろっています。
私は50万円分はeMAXIS Slimの米国株運用をしており、毎月10万円の投資については国内債券ファンドを買って翌日(第2営業日)に売却しています(売却時にログインするので5Pも同時にゲット)。
細かいポイントも含めて、毎月これだけのポイントが稼げればまずまずじゃないでしょうか。ほぼ放置でイケますし。月々だと小さいかもですが、年間4380円です。悪くないと思います。
投信保有の残高ポイントは高還元でネット証券の2倍以上(条件限定)
まず、残高50万円以上で50ポイントというのは還元にすれば0.01%です。年利に換算すすれば0.12%相当になります。投資信託の保有残高に対してポイントを与えるネット証券もありますが、実はこの水準に及びません。
ネット証券が提供する保有ポイント還元の2倍以上の水準ということで、悪くありません。50万円の運用で年600Pの還元になります。
ただ、100万円、200万円と増えても還元は増えないので、50万円ちょっとを上限にしておく感じですかね。相場の増減も含めてちょっと余裕をもった運用設定にしておけば良いと思います。
毎月積み立てで0.3%相当のポイント還元も額が大きければ有効
もう一つは毎月の積立で積立額の0.3%相当(1万円につき30P)がたまります。これは「楽天証券×楽天カード」の1%還元と比べると還元率は低いです。ただし、月10万円まで投資できる(クレカ積立は5万円上限)という点は大きな強みです。
- 楽天証券×楽天カード:1%還元
- tusumiki証券×エポスカード:0.1%~0.5%(エポスゴールドは特典あり)
- SBI証券×三井住友カード:0.5%~2.0%
- auカブコム証券×auPAYカード:1.0%~
- マネックス証券×マネックスカード:1.1%
上記の証券会社×クレカ積立の方が率自体は高いものが多いですが、三菱UFJ銀行の場合は投資金額が2倍まで行けるので、受け取れるポイントの絶対額は大きくしやすいです。
ちなみに、投信の積立&ポイ活は「どれをやる?」という話ではなく資金的余力があれば利益になりそうなものは全部やるのが正解です。
毎月積立をする余力がないという場合でも「即売り」をすれば必要な現金はそう大きくありません。一方で株価の変動リスクよりも受け取ることができるポイントの方が大きいので、即売りでも活用するほうがお得です。
なお、三菱UFJ銀行では、クレカ積立ポイ活で人気の国内債券ファンドも取り扱いがあります。
なぜ、人気なのかというと価格変動リスクが小さいからです。
下記記事でも分析していますが、国内債券型ファンドの一日当たりの平均的な変動率は「0.002%」、リスク(標準偏差)は「0.117%」です。もらえるポイントの0.3%を下回っていますね。もちろん、100%利益が出るわことを保証できるわけじゃないですけど、確率的には勝てる勝負になります。
口座振替の10Pは他行の自動振替サービスやAirWalletアプリのチャージでもOK
口座振替の10Pについては住信SBIネット銀行やイオン銀行などで利用可能な定額自動入金サービスなどを利用しても良いです。
また、リクルートと三菱UFJが共同で提供しているAirWallet(COIN+)というサービスのチャージも口座振替扱いとなります。これを使ってみるのも良いかもしれません。チャージ手数料は無料ですし、チャージした残高を銀行に戻す(出金する)のも手数料無料でやれます。
獲得したPontaポイントは1ポイント=1円以上で使える
こちらで貯めることができるPontaポイントは1ポイント1円として利用できます。
運用目線でいえばauカブコム証券は投資信託の購入にもポイント利用ができます。このほか、最も有効活用するというのであれば、auPAYマーケットでのお買い物でしょう。Pontaポイントを1ポイントを増量して利用可能です(昔より少し使いづらくなりましたが……)
Pontaポイントの増量はauスマートパスプレミアム会員限定なので非会員の方は使いづらいですが、ポン活(ローソンお試し引換券)でお得に使うこともできます。
ポイント効率を大きくアップできますので、Pontaをうまく利用していきましょう。ポイントは上手に交換して増量してお得に活用する!これぞポイ活の醍醐味ですね!
Pontaポイントは現金化も可能
個人的には上記のauペイマ限定ポイントにして使う方がお得だと思いますが、現金化したいという方はauPAYにポイントチャージをしてauじぶん銀行に戻すという方法を使えば100%のレートでPontaポイントは現金化もできます。
三菱UFJ銀行の口座をお得に作る方法
現在のところ特別にお得な口座開設のキャンペーンなどは実施されていません。
以前は紹介キャンペーンや外貨預金口座開設のポイントサイト案件などもあったので、そうしたキャンペーンを待つというのも一つかもしれません。
今は三菱UFJ銀行関連ではポイントサイト案件はありません。
三菱UFJ銀行に限らず、銀行系のポイ活はお得に活用しよう
なお、同行に限らず、銀行系、証券系はいろいろなポイント獲得要素があります。お得に上手に活用していきましょう。
以下は代表例です。
銀行の自動振込を利用したポイ活↓
銀行の口座振替ポイントを利用したポイ活↓
クレジットカードの投信積立投資を利用したポイ活
お得に銀行、証券でポイ活して、そのポイントを活用して資産形成にブーストをかける、そんなポイ活投資をみんなで実践していきましょう。