TOYOTA Walletの活用法を徹底解説!現在はポイント付与終了で特段のメリットなし

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著者:しょうこちゃん

TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)、知名度はいま一つかもしれませんが、キャッシュレス決済において、隠れた名脇役といえる存在でした。

無料で利用可能で、クレジットカードやプリペイドカードの「ハブ」として利用することで決済におけるポイント還元率を大きくアップさせてくれたのです。とはいえ、今となっては、ポイント付与終了によってあえて利用するメリットというものはありません。

2024年3月末をもって、Toyota Walletは利用額に対するポイント付与(1%)を終了しています。これまではToyota WalletにチャージしてToyota Wallet経由で支払いをするというポイントUPが可能でしたが、現在はできません。

あえて利用するメリットについては無くなっているというのが現状です。

TOYOTA Walletとは?

TOYOTA Walletはトヨタファイナンスが提供しているブランドプリペイドカードです。物理カードの発行はなく、iDやMastercardコンタクトレス(iOSのみ)として決済をすることができます。iPhoneの場合はApplePayに登録して利用します。また、カード番号はあるので、通販等での利用もできます。

※トヨタファイナンス社のクレカと紐づけをした場合はQUICPay決済も可能になりました

クレジットカードと紐づけをして「チャージ」をすることでチャージした範囲内で利用をすることができます。

  1. アプリインストール&アカウント登録(要、メールアドレス)
  2. ApplePayに登録
  3. 初回チャージ(VISAまたはMastercardのクレカ経由)500円以上
  4. 1000円分の残高プレゼント

という流れが最初の基本です。
初回チャージ(500円以上)をすれば1000円分の残高ももらえます。なお、かつては紹介キャンペーンがありましたが現在は実施されていません。ポイントサイト案件もありません。

ポイント還元終了で特に利用するメリットは無し

従来はクレカチャージとToyota Wallet還元を二重取りすることでよりお得にお買い物ができましたが、現在はポイント付与が終了したため、あえてToyota Walletを経由する必要性はなくなりました。

リクルートカードなどからのチャージ、それにKyashANA Payを利用してのポイントの二重取り、三重取りなどが実施されましたが兵どもが夢のあとです。

私もこれらのチャージルートを駆使したうえで、SuicaへのチャージにToyota Walletを使っていましたが、現在は使っていません。ApplePayからも消してしまいました……

TOYOTA Walletはチャージで手数料がかかる可能性あり

注意点として、TOYOTA Walletは現在、クレジットカードからのチャージ手数料を無料としていますが、特別措置によるものです。
本来はトヨタファイナンス社発行のカード、あるいはVJAグループ、SMBCファイナンスサービス発行のカード以外からのチャージは204円/回の手数料がかかってしまいます。

今のところはまだ無料ですが、将来的には不明です。

TOYOTA Walletのチャージ残高をどう使うか?

  1. TOYOTA Walletとして利用
  2. Suicaにチャージして利用

まず、TOYOTA Walletとして利用する場合は1.5%還元です。iDなどとしてタッチ決済ができます。

TOYOTA Walletとして利用

TOYOTA Walletとして直接利用できます。電子マネーのiDとして決済することができます。不定期にTOYOTA Walletでは決済キャンペーンをやっているので、キャンペーンを利用して決済するのも結構お得です。

また、ブランドプリカとしてカード番号もあるので、ネットショッピングにも使えます。カード番号は「設定・その他」→「お支払方法の設定・変更」→「iD / Mastercardコンタクトレス」→「お支払方法の設定・確認」→「番号を確認する」で確認できます。

Suicaにチャージして交通系ICとして利用

TOYOTA Walletから交通系ICのSuicaにチャージ可能です。交通系ICカードとして汎用性の高い乗車券として使えるほか、駅ナカのお店などではポイントが貯まるお店もありますね。残念ながら地方民である私にはあまりSuica自体のポイント還元のメリットないですけど、便利だからApplewatchにSuicaを入れて使ってます。

dp-invest.hateblo.jp

TOYOTA Walletが復活することはあるのか?

あくまでも「ハブ」としての利用が中心でしたので、ポイント還元が何らかの形で復活しないことにはToyota Walletが再び脚光を浴びることは無さそうです。

とはいえ、トヨタ側にとっても現状だとToyota Walletがあることでのシナジーを見出せそうな気はしませんし、ポイ活民を呼び込んでもコストがかかるだけ……という感覚でもありそうです。

還元復活したら手のひらひっくり返しますが、現状だと使い道は無さそうです。