SuicaはJR東日本の交通系ICカード。モバイルSuicaやApplePayなどを通じて残高へのチャージが可能です。うまくチャージを活用してお得にポイントを貯めましょう。
- ファミペイ&POSAの日&バニラVISAでモバイルSuicaチャージ(最大3%還元)
- クレカ→JAL Pay→ANA Payを経由してApplePayチャージ(最大2%還元)
- お手軽なビックカメラSuicaカードでチャージ(最大1.5%還元)
- 【番外】他のクレカでチャージした残高をIDAREモバイルSuicaチャージ
現状だと、この4つのルートが優秀だと考えています。
他、アレンジも可能なのでご自身にあった使い方をしてください。
Suicaへのクレジットカードでの残高チャージのやり方
「モバイルSuica」にクレジットカードを登録することで、スマートフォンから簡単にチャージが可能です。チャージ金額は500円から10,000円まで指定でき、Suica残高と合わせて最大20,000円までです。
ApplePayのウォレットやGooglePayでチャージをすることもできますし、モバイルSuicaのアプリをダウンロードしてモバイルSuicaアプリからクレジットカード番号でチャージをすることもできます。
こうしたクレジットチャージを利用すれば、Suicaへのチャージをよりお得に行うことができますね。Suica自体はJR東日本の交通系ICカードですが、ApplePayなどを通じてスマホでタッチ決済ができる数少ない交通系ICカードなので全国的に活用できると思います。
私も福岡市民ですが基本はApplePayのSuicaでJRや西鉄バス、西鉄電車に使っています。
お得なチャージルートでSuicaを活用する
2024年現在で使えそうなSuicaチャージのお得なチャージルートをまとめています。
高い還元率を目指そうとすると複数のチャージを駆使する必要があるので面倒ですが、面倒なしにそこそこの高還元を取ることもできるのでご自身の状況に合わせてご利用ください。
クレカ→ファミペイ&バニラVISAを使って最大3%還元のルート
ファミリーマートの決済サービスである「ファミペイ」を利用する方法になります。
ファミペイはクレジットカードからチャージをしてその残高を使ってファミリーマート等で決済が可能です。
詳しくは上記の記事でも使い方などを解説しています。
- クレジットカード(JCBブランド)からファミペイにチャージ:1.0%還元
- 毎月5の付く日にファミマでバニラVISAを購入:0.5%還元+1.5%還元
※毎月5の付く日はPOSAの日 - バニラVISAをモバイルSuicaに登録してチャージ:還元なし
このような流れになります。ファミマまでPOSA(レジを通して有効化するプリペイドカード)を買いに行くという手間はありますが、還元率は3%となり高いです。
クレカ→JAL Pay→ANA Payを経由してApplePayチャージルートで最大2.5%還元
オンラインで完結します。ただし、iPhoneが必要になります。
まず用意をするのはJAL PayとANA Payです。それぞれ日本の大手航空会社であるJALとANAが提供しているスマホ決済サービスです。JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブのアプリから利用できます。
- クレジットカードからJAL Payにチャージ:1.5%還元
※TカードPrime→JAL Payに日曜日にチャージ - JAL Pay→ANA Payにチャージ:0.5%
- ANA Pay→SuicaにApplePayでチャージ:0.5%
このような流れになります。JAL PayとANA Payという二つのサービスの登録が必要になりますが、自宅にいながらSuicaチャージができる手軽さがあります。
まず、JAL Payへのチャージについては毎週日曜日に利用するとポイント還元が1.5%還元となるTカードPrimeがお勧めです。1.5%分のVポイントがたまります。
参考:日曜日がお得なTカードPrime 還元率1.5%で
さらに、JAL PayからANA Payにチャージ(0.5%還元)し、そのあとでウォレットを利用してANA Pay(ApplePay)からSuicaにチャージをします(0.5%還元)。この合算で合計2.5%還元が取れます。
なお、JAL Pay、ANA Payの還元率はそれぞれ0.5%ですが、獲得できるのは「マイル」です。飛行機のマイルは利用方法によっては1マイルの価値は2円、3円といったように価値を高めて使えますので、双方のマイルが貯まるのは強みといえますね。マイラーの方はこちらがお勧めです。
参考:ANA Payの解説記事
参考:JAL Payの解説記事
お手軽なビックカメラSuicaカードでチャージ、JR東エリアの人は1枚あるとお得(1.5%還元)
チャージルートとか面倒くさい。という人は還元率はやや落ちますが、ビックカメラSuicaカードがおすすめです。年会費無料でSuicaへのチャージは物理カード/モバイルSuica共に1.5%還元となります。
※モバイルSuicaの主導チャージでもOKです
チャージで貯まるポイントはJREポイントですのでJR東を利用する人ならかなり使えるポイントのはずです。そもそもクレカ1枚だけでチャージできるという点が大きな強みですね。面倒がないです。
なお、ビックカメラSuicaについては大変人気が高いようで、あまり積極的なプロモーションをやっていないのでカードのポイントサイト案件などはありません。
ちなみに、SuicaへのチャージについてはビックカメラSuica以外のビューカードでも1.5%還元となります。ただし、基本的に年会費がかかりますので、Suicaチャージ目的のみであれば年1回利用で年会費無料になるビックカメラSuicaカードがお勧めです。
ちなみに、ビューカードには「モバイルSuica定期券5%還元」「モバイルSuicaグリーン券5%還元」「えきねっとの新幹線eチケットでチケットレス乗車5%還元」といったような特典もあります。JR東日本エリアの方でJR東の電車/新幹線を使うという人であればビューカードが一枚あるとお得だと思います。
貯まるJREポイントについても「どこかにビューーン」のようなお得なポイントの出口もあります。このほか、2024年5月にサービスを開始した「JRE BANK」でもビューカードの引き落としがあると優待があります。
【番外】他のクレカでチャージした残高をIDAREモバイルSuicaチャージ(出口優秀)
これはちょっと番外編的な扱いです。
プリペイドカードのIDAREというサービスがあります。こちらユニークなサービスでチャージしている残高に対して年率2%相当のボーナスが付与されるという仕組みになっています。
ただ、IDAREは獲得したボーナスに対しては金利が付かない仕様になっています。そのため、ボーナス分は貯めこんでいても仕方がないので使ってしまう方が良いです。
また、キャンペーン等でもらえるボーナスも同様ですね。
IDAREからのSuicaチャージで直接のポイント還元はありませんが、IDAREで貯まっている残高の消化、ボーナス残高の出口としては比較的有効だと思います。
IDAREはApplePayには対応していないので、モバイルSuicaのアプリからクレジットチャージでSuicaにチャージするルートになります。
その他、Suicaチャージが可能なクレジットカード、チャージルート
以下は、現状で特段推奨するほどではないですが、ポイント還元付でSuicaチャージが可能なクレジットカードなどの紹介となります。
- リクルートカード
年会費無料。ポイント還元率1.2%でSuicaチャージが可能な貴重なクレカです。貯まるポイントはリクルートポイントでdポイントやPontaポイントと交換できます。なお、還元の上限となるのは3万円まで。また、リクルートカード(JCB)については0.75%還元となります。 - auPAY経由のチャージ
三井住友ゴールドNL(Master)からauPAYにチャージ(0.5%還元+年100万決済で+10000P)し、auPAYからApplePayでANA Payにチャージし、ANA PayからSuicaにチャージすることができます。合算だと最大で2.0%還元となります。
【注意点】
特に○○Payを利用したチャージルートについてはサービス提供会社によって還元がされなくなったり、そもそもチャージができなくなるということがありえます。
本記事は継続的に更新していきますが、即時対応ができていない場合もありますのでご了承ください。