ラストワンマイルの端株優待 1株保有&2期で1000円のギフト券を年2回プレゼント

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著者:しょうこちゃん

電力やガス、ウォーターサーバーなどの取次サービスを行っているラストワンマイルが2023年10月株主優待を新設しました。内容が1株(単元未満株)でもOKということもあって、ネット上で話題になりました。

1株保有で1000円×2回のギフトカード(公式IRのtwitter(X)によるとAmazonギフト券などを想定しているとのことです)が提供されるとのことです。

継続的に提供されるなら端株優待(単元未満株優待)の王者である上新電機を上回る案件になりそうです。いつまで続くのかは不明ですが、私は購入します。

ラストワンマイルの株主優待

対象となる株主の保有株式数に応じてギフト券を年2回提供。ギフト券はAmazonギフトカード(コードタイプ)となるそうです。

  • 1株~99株:1000円分
  • 100株以上:5000円分

なお、株主優待の提供条件として以下の2点があります。

  1. 1株以上の保有、かつ2期連続同一株主番号
  2. 同社が用意する入力フォームに必要事項を入力

参考:適時開示(株主優待新設)

条件はさほど高くないです。ラストワンマイルの権利月は2月、8月になります。2023年10月13日の発表以降で購入するのであれば2024年2月と2024年8月のタイミングで“同一株主番号”で株を保有していれば対象となります。

少しだけ条件はあるものの、これは強いです。
2023年10月13日終値(発表日)の株価は3365円で、1株保有時の実質的な優待利回りは59.43%と驚異的水準です。なお、発表を受けてPTS価格は3975円(+18.13%)と大きく上昇しましたが、仮に4000円という水準からみても優待利回りは50%となります。

ラストワンマイルの株主優待は持続可能か?

これだけの大盤振る舞いだと持続可能性も気になるところですね。
お得という観点だけでみても十分に投資する価値があります。そもそも必要資金は4000円くらいならのでリスクもさほどありませんし。

気になるのは持続可能性です。
この案件と似た案件として私の記憶にあるのは「東京日産コンピュータシステム」ですね。こちらも1株保有でクオカード(実際はクオカードPayだった)500円分がもらえるというものでした。同社は2回目も検討しているということでしたが、結果として実施前にキヤノンマーケティングジャパンにTOBされてしまい優待は単発で終わりました。

なお、この東京日産コンピュータシステムはバラマキといえる優待発表で単元未満の株主数が2500から78600に増えました。ざっくり75000人以上がこのお祭りに参加したということになります。

※東京日産コンピュータシステム、第34期第2四半期報告書による単元未満株式数と第35期第2四半期報告書による単元未満株式数を比較したものです。

ラストワンマイルの端株優待(1株優待)はこの事例の東京日産コンピュータシステムの優待と同程度のインパクトはありそうなので、1株保有で優待狙いの投資家がほぼ同程度だとすると、これによる同社の株主優待の負担額は75000×2000円=1億5000万円相当/年となります。

一方で、同社の売上規模は100億円弱で営業利益は23年8月期で1億9800万円、経常利益ベースでも2億4300万円です。この水準でこの株主優待コストを継続的に負担し続けるのはちょっと厳しいんじゃないかというのが私の見立てです。

2023年10月18日には内容が決まり、ギフト券はAmazonギフト券(コードタイプ)となったようです。記事で書いたいるように持続可能性については疑問が残りますが、利回り50%というのはおいしいのでうまく狙いたいと思います。

ラストワンマイルの優待を獲得するにはいつまでに買えばいい?

ラストワンマイルの権利月は2月、8月です。

2024年2月27日(火)までに購入し、8月29日(木)まで保有し続ければ優待の権利が発生することになります。ちなみに、2023年8月より前から株主の方は2024年2月28日(水)まで保有し続ければ初回の優待が受け取れることになります。

発表後は株価がストップ高になったり、急落したりと値動きが大きいです。現時点ですぐに購入するのではなく、様子見をして株価の動きが落ち着いてから購入するというのも一つの手かもしれませんね。

ラストワンマイルの端株優待をもらうのにおすすめの証券会社

端株優待(1株優待)で投資をするなら単元未満株取引(100株未満の株取引ができるサービス)が利用でき、かつ取引コストを最小にできる証券会社がおすすめです。

現状ですとSBI証券がもっともお勧めです。2023年9月から手数料「ゼロ革命」を打ち出しており、単元未満株(S株)を含む国内株式の売買手数料がゼロ(無料)となります。

単元未満株取引は手数料率の高さが課題でしたが、今後はS株(1株単位の売買)の取引コストがゼロになるため投資コストも低いです。

なお、SBI証券はポイントサイト案件があります。現在はハピタス経由での口座開設&5万円以上の入金で6000円相当のポイント還元となっています。うまく利用しましょう。
また、FX取引に抵抗がない方はSBI証券口座開設&FX取引で16000円還元の案件もあります。こちらのやり方については「SBI証券の口座開設ならSBI証券 FXのポイントサイト案件がお得」の記事でも紹介しています。還元額が1万円ほど差がありますのでうまく利用しましょう。

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端株優待は小額投資でそこそこのリターンが見込めて美味しい

端株優待については以下のまとめ記事もご覧ください。

dp-invest.hateblo.jp

【免責】
※株主優待制度については企業が独自の判断で取りやめをするケースがあります。
特に端株優待については告知されずにサイレント修正されることもあるので、あくまでも過去の情報としてご利用ください。次回も実施されることを保証するものではありません。

※本記事における「おすすめ」という表現は株主優待の内容・リターンが優れていると思うという意味でのおすすめです。今後同社の株価が上昇することを保証するものではありません