auPAYはスマホ決済サービスとしてお店などでコード決済ができるツールです。auと名前がついていますが、au以外のスマートフォンを利用している方も利用できます。
ポイント還元の面だけでなく、キャンペーンやクーポンなども豊富でauの回線を使っていない方にもおすすめの決済サービスとなっています。
キャンペーンや特典、チャージ方法などで色々とお得に活用できる機会が多いので、自分への備忘録として、auPAYチャージや、auPAYのクーポン、auPAYの各種キャンペーンをまとめておきます。
- auPAYの申し込み方法
- auPAYの基本ポイント還元率
- auPAYへの残高チャージの方法
- auPAYプリペイドを経由してさらにチャージで三重、四重に得をする方法
- auPAYはクーポンも強い。auスマプレ会員になってお得なクーポンをゲットしよう
- auPAYを活用する公共料金や自動車税の支払いなども可能だが、他の決済手段の方が強い
- クレジットチャージ分以外の残高は払い戻しも可能(実質残高の現金化)
- auPAYで今使えるキャンペーンのまとめ
auPAYの申し込み方法
アプリストアからauPAYアプリをDLしましょう。auIDが必要になりますが、同時に作成できます。すでにお持ちの方はauIDでログインしましょう。入会金や年会費は無料となります。
また、PontaのIDがあれば、auPAYアプリにPontaポイントカードの機能も連携させることができます。連携させないメリットがないのでこれも最初にやっておきましょう。
auPAYの基本ポイント還元率
auPAYのポイント還元は0.5%です。ちょっと少ないな。と思われるかもしれませんが、これはauPAY残高を使った決済分に対する還元となります。次に説明をするauPAY残高へのクレジットチャージ分を含めればポイントの二重取りが可能となります。
※2022年11月1日より、以下の決済ではauPAY決済(チャージ)のポイント付与(0.5%)は対象外となりました。
- モバイルPASMO
- nanaco
- WAON
- Revolut
auPAYへの残高チャージの方法
auPAYは残高をチャージして利用するプリペイドタイプのスマホ決済サービスになります。チャージ方法は以下の通りです。
- クレジットカードからチャージ
- Pontaポイントからチャージ
- auじぶん銀行口座からチャージ
- ATMから現金チャージ
この4つの方法があります。ちなみに、(2)~(4)でチャージした残高分に関しては出金も可能です。(1)のクレカチャージ分については出金はできませんが、クレジットカードチャージ時のポイント還元とauPAY決済時のポイント還元の還元二重取りができますので、基本的にはクレジットカードによるチャージがお勧めです。
- 残高の上限額:100万円
- 現金チャージの1日上限:50万円
- クレジットカードチャージの1カ月上限:5万円
※2023年4月よりクレジットカードによるチャージ上限が月25万円から月5万円にまで引き下げられました。auPAYカードからは25万円までのチャージが可能ですがポイント付与対象外のためチャージする価値はありません……。
auPAY残高へのクレジットカードチャージができるおすすめのクレジットカード
基本ともいえるのがこのポイントの二重取りですね。
auPAY決済自体のポイント還元率は0.5%とさほど高くありませんが、記載のようにクレカチャージからの併用でポイントの二重取りができます。これを利用するのが基本といえますね。
スマホ決済サービスではこの二重取りは当然の活用したいところです。auPAYにチャージをすることができるのは以下のクレジットカードになります。
- auPAYカード(2022年12月からポイント付与対象外)
- mastercardブランド(全カードOK)
- アメリカンエキスプレスブランド(全種類OK)
- VISAカードブランド
- クレディセゾンが発行したカード(セゾンカード等)、UCカード、MUFGカード、DCカード、NICOSカード、TS CUBICカード、エポスカード、楽天カード、ビューカードに限ります。
- JCBブランド
- クレディセゾンが発行したカード(セゾンカード等)またはTS CUBICカード、楽天カード、ビューカードに限ります。
mastercardとアメックスのブランドならどのカード会社でもOKですが、JCBブランドやVISAブランドは一部のカード会社しかチャージに対応していませんのでご注意ください。とはいえ、auPAYへの残高チャージが可能なクレジットカードはそこそこ多いのでうまく活用していきましょう。1
%を超える還元率が取れるなら合格と言えるのではないでしょうか。以下は個人的にauPAYへのチャージにお勧めのクレジットカードです。
三井住友カードNLゴールド(年100万円で最大1.5%還元)
auPAYへのチャージで最大1.5%還元が狙える三井住友カード ゴールドNL(mastercard)です。ちなみに同カードはVisaブランドもありますが、VisaはauPAYチャージができないのでダメです。mastercardブランドのみ対象。
同カードは年間100万円のカード利用で10000ポイントのボーナスが付きます。auPAYチャージも対象なのでこれを利用すれば通常のポイント還元0.5%に加えて10000P付与で最大1.5%還元になるわけです。
- 三井住友カードゴールドNL→auPAY(0.5%+最大1%)
- auPAY→決済(0.5%還元)
合計:最大2%還元
auPAYチャージ5万×12か月=60万円はクリアできるので残り40万円の支払いができそうならアリです。SBI証券のクレカ積立でも利用でき、ゴールドNLなら1%還元という点も強み。
参考:三井住友カードNLのメリット、デメリットと活用法 NLとゴールドNLの比較
PayPayカード(年会費無料で1%還元)
年100万円とかはきつい……という人はPayPayカードも良いです。
PayPayカードはmastercardブランドによるカード発行が可能です。
チャージもポイント還元対象なので1%分のPayPayポイント獲得ができます。カードの年会費も無料ですので手間なくさっくりやりたいという人には良いかと思います。
セゾンカードの入会キャンペーン
直接の還元は0.5%になりますが、セゾンカード(AMEXブランド)は紹介リンクから入会をしたうえで入会翌々月末まで一定金額を利用するとAmazonギフトカードがもれなくもらえるキャンペーンをやっています。これをauPAYチャージを利用して達成するという方法もあります。
- セゾンプラチナ(10万円利用で12000円還元)
- セゾンゴールド(10万円利用で10000円還元)
- セゾンローズゴールド(発行で4000円、5万円利用で7000円還元)
- セゾンブルー(5万円利用で8000円還元)
- セゾンパール(5万円利用で8000円還元)
決済は入会月の翌々月末まで。4月入会なら6月末までに決済が必要。セゾンアメックスは「セゾンアメックスキャッシュバック」といったキャンペーンでも活躍します。セゾンパールは年会費実質無料(年1回利用で無料)ですのでまずはそこから試してみるのもアリだと思います。
AMEXの入会キャンペーン
アメリカンエキスプレスのクレジットカードは入会時~数カ月で一定金額を使うとまとまったポイント還元のキャンペーンをやっています。うまく使えばかなりポイントの獲得が可能です。
auPAYプリペイドを経由してさらにチャージで三重、四重に得をする方法
auPAYのプリペイドカードを使えばauPAY残高を活用してnanacoチャージ、WAONチャージがApplePayを利用して可能となります。auPAYプリペイドカードを作って、それをApplePayに登録。nanacoやWAONにApplePay経由でチャージをすればnanacoやWAONチャージができます。
また、カード番号が発行されますのでカード番号からの他のプリペイドカードへのチャージも可能だったりします。
電子マネーへのチャージはポイント対象外となっているものが多いですが、先ほど紹介したように、クレジットカードからのチャージ分のポイント還元は獲得できるので三井住友カード ゴールドNL経由でauPAYにチャージして出口を工夫することでお得にお買い物ができます。
- 三井住友カード ゴールドNL→auPAY:最大1.5%還元
- auPAY→JAL Pay:0.5%
- JAL Pay→ANA Pay:0.5%
- ANA Pay→楽天Edy:0.5%
- 楽天Edy⇔楽天キャッシュ
- 楽天キャッシュ利用(楽天ペイ):1.5%
ちょっとめんどうだけど、こんな形にすれば最大4.5%還元で楽天ペイでお買い物ができるという事になりますね。強い。
ちなみに、ANA PayからWAONやnanacoやWAON、SuicaやICOCAにチャージすることもできますので非常に汎用性が高いです。
非常にお得度が高いですが、チャージルートについては、決済事業者のルール変更等によってルートがふさがれてしまうことがあります。
上記の情報は2024年6月20日時点での内容となります。
各決済手段に関しては以下でも記事でまとめています。
※auPAYプリペイドカードはauPAYアプリから申込可能です。なお、その際は「auじぶん銀行の口座」または「auの回線契約」が必要となります。
auじぶん銀行は「 auじぶん銀行 じぶんプラスが改善 毎月Pontaが貯まる銀行ポイ活が可能 」でも紹介しているようにお得なポイ活ができる銀行なので口座作っておいて損はないです。
auPAYはクーポンも強い。auスマプレ会員になってお得なクーポンをゲットしよう
auPAYでは不定期にクーポンをくれたりします。直近だとセブンイレブンで使える200円OFFクーポンを突然配布してくれたりしましたね。auPAYのクーポンはauPAYのHOME画面の真ん中あたりにあります。クーポンをセットした状態でコード決済をすると自動的に適用されます。
クーポンの中には先着順のものもありますが、クーポン詳細画面の右上の「ハートマーク」をタップしておくと確保できるので、先着順クーポンを見つけた時は、こうして確保しておくと良いですよ。
また、月額有料サービスにはなりますが、「auスマートパスプレミアム」の会員になっていると、ローソンで使える250円OFFクーポン、ミスドで使える100円OFFクーポンをくれます。不定期にスマートパスプレミアム会員向けにローソンで333円OFFクーポンなんかもくれるので結構おいしいです。
auスマートパスプレミアムは私にとっては黒字サブスクです。詳しくは「 auスマートパスプレミアムとは?特典とお得な活用方法、退会時の注意点 」の記事もご覧ください。
また、auPontaレベルの「がんばったボーナス」でもセブンやローソンで使えるauPAYクーポンがもらえたりしますね。これも美味しいです。
auPAYを活用する公共料金や自動車税の支払いなども可能だが、他の決済手段の方が強い
auPAY請求書払いはauPAYのアプリを利用して公共料金などの請求書(払込票)に記載されたバーコードを読み取ることでauPAY残高から支払いが可能な仕組みです。電気ガスなどの公共料金のほか、自治体によってできないところもありますが、自動車税の納付なども可能です。また、2023年4月から地方税納税にも利用できるようになりました。
ただ、これらについては正直auPAYを使う必要性は薄いです。
請求書払いであれば「ファミペイ」であれば決済時にポイントも付きますし、税金等の支払であれば「楽天ペイ」や「AmazonPay」の方が使い勝手が良いです。
クレジットチャージ分以外の残高は払い戻しも可能(実質残高の現金化)
auPAYの残高の内、銀行チャージ分やPontaポイントチャージ分はauじぶん銀行の口座があれば残高の出金(現金化/換金)が可能です。
auPAY残高の内、クレジットチャージ分はダメですが、それ以外の残高は実は払い出しができます。具体的にはauPAYギフト、Pontaポイントチャージ、ATMチャージなどでチャージ済みのauPAY残高はauじぶん銀行に手数料無料で払い出し(現金化)が可能です。
- auPAYアプリホーム
- 送る・受取る
- 払出
- 自動を選択
- 頻度と金額を設定(全部出すなら毎日&全額)
- auIDの暗証番号入力
ちなみに、auPAY残高へのチャージはPontaポイントからも可能なので、auPAY残高の払い戻しの機能を活用すればPontaポイントの現金化も可能ということになります。
Ponta→auPAY残高→(自動払出で)銀行口座
ちなみに、不定期にauPAYではATMからの現金チャージキャンペーンとかもやっているので、うまく使ってみるとよいですね。
企業のキャンペーンなどで付与されることが多い「えらべるPay」では、Pontaポイントにも交換をすることができます。上記のルートを利用すればPonta経由でえらべるPayも現金化できちゃいますね。
auPAYで今使えるキャンペーンのまとめ
auPAYで利用できる決済キャンペーン、チャージキャンペーンをまとめています。
auPAY たぬきの抽選会
毎月5のつく日と8日はauPAYたぬきの抽選会が開催されます。対象日にauPAY(コード決済)で200円以上の支払いをするとクジに参加できます。
※ネット決済は対象外になります。
対象日:5日、8日、15日、25日
あなたの街のauPAYキャンペーン
期間:地域により異なる
あなたの街のauPAYキャンペーンは、auPAYが実施している地域連携のキャンペーンです。それぞれのエリアでauPAYを利用することでお得な還元があります。他のキャンペーンとの併用ができるのでうまく使えばかなりお得になるはず。
とはいえ、連携している市町村はそう多くないので、対象エリアならラッキーという話。