dポイント投資について興味を持ってもらってありがとうございます。
ここ数日でたくさんの方からdポイント投資の始め方やコツなどについてのお問い合わせやお尋ねを頂いておりますので、記事として回答させていただきます。
これからdポイント投資を始める方に始め方から攻略のやり方までを分かりあy空くまとめていきます。
皆様のdポイント投資がうまくいきますように!!
(重要な追記)
2020年10月24日16時~ルールが変更になり、以下で紹介している攻略法は利用できなくなりました。本記事の内容は現在は使えない情報となっておりますのでご注意ください。
現時点のdポイント投資の攻略については下記記事をご覧ください。
以下は、改悪前のdポイント投資を活用した投資法の紹介です。
dポイント投資とは?
ドコモのdポイントを使って投資体験ができるサービスです。
dポイント投資は1日後の相場を予想する形になりますが、その仕組み上、少しだけ結果を先読みした状態で後出し投資ができます。
簡単に説明すると、NY市場クローズの朝5時~dポイント投資の注文締め切りの14時までの相場の動き分だけ未来を見た状態で投資をする(しない)を決めることができます。
少し雑に説明すると、14時前にタイムマシーンに乗って過去に戻り、朝5時(サマータイム以外は6時)に戻って投資をするか投資をしないかを判断できるという運用手段です。
たとえば、朝5時の時点の株価が10,000円で、14時前の時点で株価は11,000円に上昇しているとしましょう。普通の投資なら「今の価格(11,000円)」で買うしかできませんが、dポイント投資の場合は「朝の時点の株価の10,000円」で買えるのです。
この場合、投資した時点で1,000円の儲けが出ている状態でスタートできるわけです。逆にマイナスになっている場合は投資しない(引き出す)ことでリスクを回避できます。
そんな感じの有利な運用戦略でdポイント投資をした過去1年(2019年6月26日~2020年6月25日)の統計データでは以下のようになっています。
- 勝率:66.1%
- 運用リターン:214.07%(+114.07%)
かなり高い結果につながっていることはご理解いただける内容かと思います。仮に100万ポイントを運用していたら、1年後に214万ポイントに増えていたということになります。
dポイント投資の後出し投資で具体的にどんな風に計算してdポイント投資を攻略しているのか?という点については「dポイント投資の攻略法」で紹介しています。
ETFや先物などを利用してどのように投資判断をしているか?というやや専門的な内容ですので、無理に理解する必要はありません。
単純に14時の相場が朝5時よりも上昇していればその上昇分だけ有利。一方で下がっていたらその逆という事になりますね。
以下ではdポイント投資をより効率的に始めるため、お得に始めるための方法を紹介していきます。
dポイント投資のための準備編
さて、そんなdポイント投資の始め方や上手く投資を進めるための準備を紹介します。dポイント投資自体はすぐに始めることができますが、より投資を効率的にやるためには準備も必要です。
- dポイント投資のサービスを開始する
- dポイントをとにかく貯める
- dポイントの出口を考えておく
dポイント投資のサービスを始める
何はともあれ、dポイント投資を始めましょう。dポイント投資はdポイントが100ポイント以上あればだれでも始めることができます。
ドコモユーザーはアカウントがあるはずなのでそのままスタート可能、非ドコモの方はdアカウントを作りましょう。
続いて、dポイント投資を始めます。こちらはdアカウントがあればだれでも始めることができます。
dポイントをとにかく貯める
最初から何万ポイント、何十万ポイントもdポイントを持っている人は別ですが、そうでない方はdポイント投資を効率的に始めるためにdポイントをとにかく貯める必要があります。
dポイント投資は100ポイントから始めることはできるのですが、それだと1%増えても1ポイントしか増えません。
数万ポイントくらいdポイントがあると、相場が大きく動いた時に増えたな~と実感できる増え方になりますよ。
そんな何万ポイントとか貯められるの?というご意見もありますが、dポイントは各種ポイントの中でもかなり貯めやすい部類に入ります。数万単位、場合によっては数十万単位のポイントも普通の生活の中で貯めていけます。
dポイントを貯める方法については以下の記事でまとめていますので参考にしてください。
dポイントを貯めていくのであれば、少なくともdカード(クレジットカード)は必携でしょう。
ドコモユーザー(ドコモ光を含む)なら利用料金の10%がポイント還元されるdカード GOLDがおすすめです。dポイントがモリモリ貯まります。年会費が1万円(税別)必要ですが、月に1万円以上のドコモ利用があるなら年会費を超えるdポイントが獲得できます。dカード GOLDの作成を迷っている人は「こちら」の記事でメリット、デメリットを説明しています。
ドコモユーザーでない方は年会費無料のdカードでいいでしょう。
なお、dカード、dカード GOLD共にカード作成や利用でまとまったポイントが還元されるキャンペーンを実施中ですので、dポイントがまだ少ない方はブーストになると思います。
dポイントの出口も考えておく(ポイントの使いみち)
dポイント投資はdポイントでの運用になります。
なのでいくら増えてもdポイントとして増えるだけです。ポイントは貯めることが目的ではなく、貯めたポイントを使うことが最終目的です。dポイントの出口という点をおざなりにしてはなりません。今すぐ考える必要は無いかもしれませんが、出口を知っておくことはとても大切です。
dポイントは各種ポイントの中でも使い道は多数あります。
- dポイント加盟店で1ポイント=1円としてお買い物に使う
- dショッピング、dデリバリーなどのdマーケットで使う
- d払いのポイント充当で利用する
- iDキャッシュバックでiD(電子マネー)決済で利用する
いろいろな決済で使えるので正直使い道に困るということはあまりないと思います。
中でも現状で最高なのはSMBC日興証券が提供している日興フロッギーで利用することです。dポイントを使って株式投資が可能なので、dポイント投資で殖やしたポイントを最終的に「本物の資産」とすることができます。
また、「日興フロッギーでのdポイント現金化にオススメな株の買い方と売り方」でも説明していますがカンタンな手順を踏むことでdポイントを実質99.7%のレートで現金化して出金することもできます。
dポイント投資を始めるにあたってはSMBC日興証券(日興フロッギー)も使えるようにしておくと増やしたdポイントが活用できます。
ちなみに、dポイントを「貯める」という意味でも日興フロッギーは役立ちます。サイトにアクセスして記事を見る(タップする)だけで3ポイントもらえます。毎日やれば毎月100Pくらいはポイントが無償でもらえたりします。
毎日のdポイント投資でやること(平日の追加・引き出し)
続いては実際に貯めたdポイントでdポイント投資でやることを紹介します。
dポイント投資は基本的に預けっぱなしにはしません。冒頭で先読みした状態で投資ができるので、ポイントの追加や引出をしながら、効率的に運用していきましょう。
そのための流れを以下に紹介していきます。
dポイント投資の追加判断は14時ですが、17時50分までならコースを変更できるようになりました。
- 14時前:その日に投資をするか、しないかを決める
- 17時50分まで:その日のコースを変更できる
14時前:その日に投資をするか、しないかを決める
一番重要なのはこのタイミングですね。dポイント投資するかしないかを決めます。
早朝~14時までの相場の変動を見て上昇しているなら有利なので追加、下落しているなら不利なので引出という選択になります。
どれくらい有利なのかについては、このブログ(&twitter)で変動日は毎日更新するようにしています。基本的には私の予測値でマイナス0.1%内なら追加、それ以下なら引出という方針にしています。理由は「こちら」で紹介しています。
なお、投資のタイミングとポイント変動(結果の反映)のタイミングは以下の通りです。
- 月曜日14時→火曜日17時
- 火曜日14時→水曜日17時
- 水曜日14時→木曜日17時
- 木曜日14時→金曜日17時
- 金曜日14時→翌週月曜日17時
NY市場が日本の深夜~早朝の変動になるので上記のように1日ずれた形で変動をすることになります。
「今日のdポイント投資」で毎日12時ごろ~13時30分くらいにかけて断続的に更新していきます。こちらで更新記事を確認いただければと思います。
twitter(@showchan82)でも記事更新をツイートします。
17時50分まで:その日のコースを変更できる
続いて、追加をした場合は17時50分までは投資をしたコース(アクティブコース、バランスコース)のチェンジができます。
これは14時までは株価が上昇傾向だったのでアクティブコースに入れていたけど、その後に株価が急落してしまった……。というようなケースで損失を抑えるために、アクティブコースからバランスコースにスイッチできる期限です。
こちらも「今日のdポイント投資」で17時すぎに発信する予定です。
祝日・休業日の扱い
なお、日本市場がお休みの時は変動なし(追加/引出もできません)。ただし、米国市場は動いていれば、その分株価は変動するので祝日明けには2営業日分の変動が一度に発生します。
たとえば、火曜日が祝日でお休みだとしましょう。
この場合、月曜日14時までに追加判断をした分は水曜日17時に変動します。一方でNY市場が開いている場合、月曜日夜、火曜日夜の両日とも変動するので、水曜日は2日合算分で変動します。
一方で、米国市場がお休みの時は株価が動かないので変動はありませんが、dポイント投資は円建てで計算されています。dポイント投資の投資対象は米国ETFでドル建てのため、為替レート分だけ変動します。
為替レートが1%分円安になっていればdポイント投資も1%増加するイメージです。
よくある質問
以下は、よく寄せられる質問です。
dポイント投資は絶対にもうかりますか?
いいえ。あくまでも朝5時~14時までの変動幅で有利・不利を判断しているだけです。
14時以降に相場が暴落すれば損をすることもあります。逆に、14時までは相場が軟調でパスしたケースで、その後冒頭して利益を取りこぼすこともあります。私はトータルで市場平均を上回るリターンを出せればいいと考えており、結果そうなっています。
あくまでも時間のズレを利用しているだけなので、100%ではありません。損をする可能性もあるという事をご理解の上、投資をする場合は自己の判断でお願いいたします。
日経平均(日経225)やテーマ投資の予想はしないのですか?
日経平均は14時の時点で明日の15時の日経平均を予想することになります。それって全く先読み要素が無いです。自由に売買できないだけ不利なのでやりません。こちらに投資をするなら普通に日経225のETFを証券会社で買います。
その他のテーマ投資も同様です。先読み要素のメリットが無いですし、分配金も出ないという仕様なので、こちらに投資をするならETFを直接買います。
予想値ってどうやって計算しているの?
「今日の変動率」についてはアクティブコース、バランスコースがそれぞれ投資しているETFの価格をベースに計算しています。多少のブレはありますが、結果には近いはずです。
一方で「お昼の予想」「夕方の予想」についてはETF価格を参照できないため、株価指数を利用して予想しています。そのため、かなり大味です。ズレも大きいはずなのであくまでも大雑把な方向性を見るための数字です。
ただ、過去1年間(2019年6月26日~2020年7月3日)の統計だと、予測値と結果の相関係数は0.66となっており、そこそこ強めの正の相関関係がでています。14時時点の予測でも、信頼はできるものと判断しています。
さいごに
皆でわいわい楽しみながらdポイント投資をやっていけたらいいなぁと思っています。
twitter(@showchan82)もやっているので気軽に絡んであげてください。
最初はすくないポイントでも、続けていると株式市場や投資の理解を深める良いきっかけにもなると思います。
よいdポイント投資ライフと読者の皆様に爆益があらんことを(〃ゝω・人)