ポイント投資の攻略ブログ

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PayPayポイント投資(PayPay資産運用) PayPayポイントの現金化・換金も実質可能で積立額の0.5%還元付

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著者:しょうこちゃん

PayPayポイントを使って株式や投資信託の購入が可能になります。利用をするにはPayPayポイントの利用だけでなく『PayPay証券』の口座も必要になります。

PayPayポイントについてはこれまで現金化のルートはありませんでしたが、PayPayポイント投資サービスの開始により実質的にPayPayポイントの換金も可能になります。

PayPay利用者の方はポイントが貯まる機会も多いと思いますので、PayPay証券があると何かと便利になりそうですね。

また、2023年9月4日よりPayPay資産運用の「つみたて還元プログラム」が開始されます。こちら、PayPay資産運用を通じて積立投資をしたユーザーに0.5%分のポイント還元を行うというものです。

PayPay資産運用とは?実質的なポイントの換金・現金化にも対応

PayPay資産運用は、PayPayアプリの中にあるミニアプリにある「資産運用」の中から利用可能なポイント投資サービスです。

PayPayポイントを使って株式や投資信託への投資が可能となっています。

  • PayPayマネー(銀行口座から入金した残高)
  • PayPayポイント(キャンペーンやポイント還元で獲得したポイント)

この二つを使って投資をすることができます。

PayPayマネーとポイントは合算可能で100円から1円単位(1ポイント=1円)として投資をすることができます。そしてPayPay資産運用で投資をした有価証券(株や投資信託)を売却するとPayPayマネーとして戻ってきます。

ポイントを使って投資をすることができるサービスになります。
これは単なる資産運用サービスという面だけでなく、「ポイントの現金化・換金」の手段にもなる点で優れています。

PayPay資産運用で購入した投資商品は売却をすればPayPayマネーとなります。このPayPayマネーは出金可能です。つまり、一旦PayPay資産運用を通じてポイントで投資商品を購入すれば、それを売却することでポイントの実質的な現金化・換金ができるということになるわけです。

PayPayポイントはもちろん、PayPayポイントはLINEポイントとの間で交換サービスをやっており、LINEポイントはPayPayポイントに交換できます。つまり、LINEポイント→PayPayポイント→PayPay資産運用→売却→出金とすることでPayPayポイント、LINEポイントのどちらも現金化できるわけです。

※2023年7月にLINE証券を使ったLINEポイントの現金化手段が無くなったので、このPayPay資産運用の価値がより向上しました。

より詳しい方法は後述します。まずはPayPay資産運用全体のサービス内容を紹介していきます。

PayPay資産運用の始め方

まずはPayPay資産運用のサービスを利用するための手順を紹介していきます。PayPay資産運用を利用するにはPayPayのスマホアプリPayPay証券の口座が必要となります。証券会社の口座ですね。

PayPayアプリのダウロードと登録

本記事をご覧の方でPayPayアプリをお持ちでない方は少ないかもしれませんが、PayPay資産運用はアプリを利用したサービスなのでアプリが必要です。まだお持ちでない方はアプリをダウンロードしておきましょう。

インストール後の手順は以下の通りです。

  1. 携帯電話番号を登録をする
  2. SMS認証をする(携帯電話に届くコードを入力する)
  3. 登録完了

これでOKです。

PayPay証券の口座開設

PayPay資産運用のサービス利用には「PayPay証券」という証券口座が必要になります。

なお、PayPay証券については現在ポイントサイトの案件が久しぶりに復活しています。口座開設で2600円相当が還元されます。あまり案件がでないので、あるタイミングでやっておきましょう。

>>PayPay証券のポイントサイト案件ページ’(アメフリ)
※アメフリへの新規会員登録(無料)でもれなく50円相当還元。さらにサービス利用で最大5000円相当のポイントがもらえます。

ポイントサイトってなに?という方は「ポイ活とポイントサイトの仕組みを解説」の記事でサービスの仕組みや特徴を詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。また、PayPay証券の証券会社としての機能やサービスについては「PayPay証券解説」の記事で紹介しています。

口座開設後、PayPayアプリと連携して利用可能

PayPay証券に口座開設をするとPayPayアプリ内の身にアプリの「資産運用」からログインIDとパスワードを使って連携することでPayPay資産運用(ポイント投資)が利用可能になります。

PayPayポイント運用とPayPay資産運用の違い

PayPayでは「PayPayポイント運用」というサービスも展開しています。
ポイント運用についてはあくまでもPayPayポイントとして疑似的に運用するサービスで、運用したポイントを売却(引き出し)をした場合もPayPayポイントで戻ってきます。

dp-invest.hateblo.jp

一方でPayPay資産運用についてはポイントを「1ポイント=1円相当」として実際に株式や投資信託を購入することができるサービスになります。

売却した場合は現金(といってもPayPay資産運用の場合はPayPayマネー)として戻ってくることになります。

PayPay資産運用で投資ができる有価証券

さて、PayPay資産運用を始めると、2023年4月現在では以下の26種類の投資商品に投資ができます。決して数は多くないですね。

  • 米国ETF:17銘柄
  • 投資信託:9銘柄
  • 米国個別株:51銘柄(new)

米国ETFは米国の株価指数などに連動するリアルタイム売買可能な投資信託です。為替は米ドル建てとなります。

米国ETFコース

コース名 銘柄名 ティッカー
アメリカ株式コース トータル・ストック・マーケット VTI
グローバル株式コース トータル・ワールド・ストック VT
アメリカ高配当株式コース バンガード・米国高配当株式 VYM
新興国株式コース iシェアーズMSCIエマージング EEM
半導体チャレンジコース Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 SOXL
テクノロジーチャレンジコース プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ TQQQ
バイオテックチャレンジコース Direxion デイリー S&P バイオテック株 ブル3倍 LABU
半導体逆チャレンジコース Direxion デイリー 半導体株 ベア 3倍 SOXS
テクノロジー逆チャレンジコース プロシェアーズ・ウルトラプロ・ショートQQQ SQQQ
バイオテック逆チャレンジコース Direxion デイリー S&P バイオテック株 ベア3倍 LABD
スタンダードコース SPDR S&P 500 ETF SPY
テクノロジーコース インベスコQQQ QQQ
チャレンジコース Direxiion S&P 500ブル3倍 SPXL
金(ゴールド)コース SPDRゴールド・シェア GLD
フラットキープコース iシェアーズ 米ドル建投資適格社債 USIG
ESGコース iシェアーズ MSCI米国ESGセレクト・ソーシャル SUSA
逆チャレンジコース Direxion S&P500ベア3倍 SPXS

ちなみに、上記における「スタンダードコース」「テクノロジーコース」「チャレンジコース」「金(ゴールド)コース」「逆チャレンジコース」はPayPayポイント運用でも投資可能なコースと同じものです。 

投資信託コース

コース名 銘柄名
PayPay投資信託 アメリカ株式コース PayPay投資信託インデックス アメリカ株式
グローバル優良銘柄コース ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド
バンクローンコース(為替ヘッジあり) バンクローン・ファンド(ヘッジあり/年1回決算型)
バンクローンコース(為替ヘッジなし) バンクローン・ファンド(ヘッジなし/年1回決算型)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)コース eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式コース eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 先進国株式コース eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
グローバル4資産分散コース Oneグローバルバランス
グローバル割安銘柄ESGコース グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド
(為替ヘッジなし)

このようになっており、中長期の投資にも適した投資信託となっています。

米国株コース

2023年7月より米国個別株へのポイント投資も可能になりました。

対象銘柄はアップルやアドビ、アマゾン、ブロードコム、アメリカン駅鵜sプレス、コストコ、アルファベット、コカ・コーラ、マクドナルド、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフトなど全51銘柄です。

【資産運用目的】PayPay証券で米国株を買うのは最適なのか?

米国ETFや米国株に手軽に投資ができるPayPay証券のポイント投資(PayPay資産運用)ですが、そもそも論としてPayPay証券で米国株を買うのはお勧めなのか?という点を紹介します。

株取引で重要なのは何といっても「コスト(手数料)」です。
手数料は100%確実に発生するマイナスのリターンですし、ここが大きいと最初の投資額(元本)が目減りするため、その後の株価上昇の際も恩恵を受けにくくなります。

結論から言うと、PayPay証券はコスト的は米国株投資においてさほどコスパが高いとはいえません。

  売買手数料 為替手数料
PayPay証券 0.5%~0.7% 片道35銭
マネックス証券 0.495% 無料(売却時25銭)
楽天証券 0.495% 片道25銭
DMM株 無料 片道25銭
野村證券 2,389円~ 片道25銭~50銭

上記は大手ネット証券と米国株取引でコストの安いDMM株の米国株取引の手数料です。仮に10万円分の米国株を購入したときのコストは以下のようになります。

※1ドル=120円で試算しています。円高になると為替手数料が大きくなり、円安になると小さくなります。

  • PayPay証券:791円~991円
  • マネックス証券:495円
  • 楽天証券:703円
  • DMM株:208円
  • 野村證券:2,805円

このようになります。PayPay証券が突出して高いというわけではありません。業界大手の野村證券のネット取引と比べると半分以下ではあります。

とはいえ、米国株投資を継続的に実施するというのであればPayPay証券よりはDMM株やマネックス証券のような米国株投資へのコストが安い証券会社を利用するほうが長期的にはメリットがあるといえるでしょう。

長期的に米国株に積立投資をしていこうという場合、たとえばPayPay証券とDMM株ではざっくりとした計算ですが、月3万円の積立で利回り5%&20年間の運用で5~6万円程度の差がつくと考えられます。効率よく米国株投資をしたいのであればDMM株はお勧めです。

>>DMM株公式ホームページ
※ポイントサイト案件なし

一方でPayPay証券の強みは「定額投資」ができる点にあります。他社の場合は1株単位となっているため、株式によっては最低単位が数万~数十万になるケースもあります。1000円単位で投資ができるPayPay証券はコスト的にはやや高くとも、投資のしやすさには軍配が上がります。

PayPay資産運用のつみたて購入で0.5%還元がスタート

2023年9月4日からPayPay資産運用で「積立設定による投資」を行うと投資信託購入額の0.5%分がPayPayポイントとして還元されるプログラムがスタートしました。積立は「毎日」「毎週」「毎月」で設定できます。

  • 還元率:0.5%
  • 上限:250ポイント(月間5万円の積立まで)
  • 還元ポイント:PayPayポイント

0.5%相当ということで、他のクレカ積立と比較しての優位性はそこまで感じないかもしれませんが、PayPayマネーへのチャージで特典があるスルガ銀行スマ口座も利用すればポイントアップが図れますね。

スルガ銀行スマ口座では、以下のようにPayPayチャージをすると1000円以上につき5円が還元されます。

  • 口座振替1件:5円/件
  • Payチャージ1件:5円/件(1000円以上のチャージ)
    ※上限500円(100件)まで

>>スルガ銀行Dバンク支店 スマ口座

1000円チャージ×50回をすれば積立上限の5万円になります。実質0.5%還元なのでPayPay資産運用のつみたて還元0.5%相当に加えると1%還元となりますね。

【ポイント現金化・換金】PayPayポイント、LINEポイントはポイントのままより現金化するほうがお得?

PayPayポイントを現金化・換金するために、このPayPay資産運用を利用する方法を検証してみたいと思います。

そもそもポイントは決済で使うよりも現金換金する方が良い?

PayPayポイントはそのままでもPayPayで支払いにも使えますが、PayPay決済時にポイント利用をするとポイント還元率は基本0.5%になります。一方でたとえば、PayPayカード保有者向けのPayPayあと払いでお買い物をすれば1.5%還元になります。

つまり、PayPayポイントをそのまま決済に使うよりも、一旦現金換金するなどして銀行口座に戻しておき、実際の支払にはPayPayあと払いを利用した上で現金化した残高から支払いをする方がポイント還元率の面でもお得になります。

LINEポイントについても同様です。特段1ポイント(1円相当)をそれ以上の価値で使える利用用途がない以上、ポイントとして還元率0で消化するよりも、一旦現金化をした上で、実際の支払いお得なキャッシュレスなどで行ってポイント還元を受け取るほうがお得です。

PayPay証券におけるポイント現金化のコスト(積立ならむしろプラス?)

まず、米国ETFコースや米国株コースは売買時に為替手数料やスプレッドが乗っかる形となりますので現金化・換金目的として不適。PayPayポイントの現金化・換金であれば投資信託コースの中で、購入時の販売手数料がかからず、信託財産留保額もないファンドを購入後に即売りをするという方法がベストですね。

どのファンドを選ぶべきか?という点についてはなるべくリスクが低いファンドを選ぶべきだと思います。すべてのファンドは国際投資なので為替リスクがあります。現金化・換金を考えるとリスクでしかないので「為替ヘッジあり」のものを選ぶ方が良いと思います。

となると「バンクローンコース(為替ヘッジあり)」が有力かなと思います。
債券型ですし、そこまで大きな動きはしないと思います。とはいえ、投資対象となっているバンクローンは格付けBB以下の事業会社への融資ですのでまったくリスクがないわけではないです。

  • 販売手数料:無料
  • 信託財産留保額:無料
  • 信託報酬:1.778%(年率)

現金化・換金を目的にするのであればPayPayポイントで買ってからすぐに売却するわけなのでそこまでリスクを過大評価しなくてよいと思います。ただ、株価の変動による若干の上下はあります。この部分はリスクですが、下がる可能性だけでなく、上がる可能性も同じように存在します。

心配であれば一度に現金化・換金をするのではなく、複数回に分ければよいと思います。なお、PayPay資産運用では前述のように積立でポイント還元(0.5%)がもらえるようになっています。ポイントを現金化するにしても、スポット取引でするよりも換金したい金額相当を「積立投資」した上で売却をするようにすれば少しだけ面倒ですが+0.5%分増やして現金化・換金できるわけなのでさらに強くなりますね!!

PayPay資産運用での換金注文の出し方

注文の出し方は

  1. コースを選択
  2. 購入額を決定(100円以上)
  3. 目論見書を確認(初回のみ)
  4. 発注

となります。あとは売却をするだけです。

LINEポイント換金のためのPayPayポイントへの交換のやり方

ちなみに、PayPay資産運用があればLINEポイントの現金化や換金にも使えます。
LINEポイントはPayPayポイントへの交換ができるからですね。LINEポイントはLINE証券経由で現金化・換金ができたものの、LINE証券のサービス撤退により、こちらのPayPay証券(PayPay資産運用)を使った方法が代替案となります。

初めての方は以下の手順です。

  1. LINEアプリ立ち上げ
  2. 右下のウォレット
  3. LINEポイントクラブ
  4. 使う
  5. PayPayポイント
  6. PayPayにログインして交換
  7. ログインをして交換する

なお、交換単位は25P単位となっています。交換はほぼ即時で数分後にはPayPayポイントとして残高に加算されます。PayPayポイントになった後は、PayPay資産運用経由で投信購入&売却でPayPayマネー化できます。

売却後のPayPayマネーの出金方法

PayPay資産運用で投資信託などを購入したものを売却するとPayPayマネーとして出金されます。

PayPayポイントで購入→投資信託売却→PayPayマネー

ということでPayPayポイントをPayPayマネー化することができるわけですね。

ちなみに、PayPayの残高には3種類(PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayポイント)があり、それぞれで特徴が異なります。

PayPayマネー
・出所:銀行からチャージなど
・送金:〇
・出金:〇
・ポイント運用:×
・ポイント投資:〇

PayPayマネーライト
・出所:クレジットカードチャージ
・送金:〇
・出金:×
・ポイント運用:×
・ポイント投資:×

PayPayポイント
・出所:決済還元、キャンペーンなど
・送金:×
・出金:×
・ポイント運用:〇
・ポイント投資:〇

というわけで、PayPay資産運用(ポイント投資)を通じて売買することでPayPayマネーとして無事出金ができるわけです。

  1. PayPayアプリ立ち上げ
  2. 最下部のウォレット(👛)をタップ
  3. PayPay残高のところにある「内訳・出金」をタップ
  4. PayPayマネーのところにある「出金」をタップ
  5. 受け取り用銀行口座の中から「PayPay銀行」を選択
  6. 送金する金額を指定して出金
  7. 出金分は即反映

こんな感じです。

※事前に本人確認が必要です
※出金は100円以上

PayPay銀行以外への送金時は100円の手数料がかかります。また、リアルタイム出金にはなりません。PayPay銀行は色々とキャンペーンも豊富ですし、PayPayを利用しているならぜひ口座を作っておきましょう。

参考記事:PayPay銀行のお得な活用方法 キャンペーンが豊富なネットバンク 

ちなみに、PayPay銀行の口座開設についてはpowlでポイントサイト案件(300円)がありますのでそちらでやっておきましょう。還元が少ないので、ポイントサイト経由が面倒な方は直接の口座開設もどうぞ

>>powl会員登録

>>PayPay銀行公式ホームページ