松井証券のクレカ積立の詳細発表!JCBプロパー限定&毎月買い物しないとポイント付与対象外のガッカリ仕様

本ページにはプロモーションが含まれております
著者:しょうこちゃん

松井証券のクレジットカードによる投資信託の積立投資のサービス内容が発表されました。2025年5月からサービス開始予定となっています。

結論から言うと”すでにJCBカードを普通に使っている人以外は使いづらい”という印象です。カッチリはまる人は使えるでしょうが、そうでない人は見送りも一つです。

松井証券のクレカ積立のサービス内容についての要点

  • 2025年5月より提供開始予定
  • JCBオリジナルシリーズのクレジットカードで投資信託の積立が可能
  • 積立上限:月間10万円まで
  • 通常のポイント還元率
    • プレミアム券種: 最大1.0%
      JCB ザ・クラス:55,000円
      JCBプラチナ:27,500円
      JCBゴールド ザ・プレミア:16,500円
      JCBゴールド:11,000円
    • 一般券種: 最大0.5%
      JCB カード W:年会費無料
      JCB カード S:年会費無料
  • 「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」と併用可能
    ※毎月要エントリー

ポイント還元のしくみ。毎月5万円以上の買い物しないとポイント還元ゼロ

すごく気を付けたいのはポイント付与のルールです。額面上のポイント還元ルールは0.5%または1.0%還元なのですが、月間利用額5万円以上という点に注意が必要です。

条件の月間利用額は、クレカ積立以外のショッピング利用のみが対象となります。なお、各種年会費・データ維持料、ショッピングリボ・分割・スキップ払いの各手数料、キャッシングサービスご利用分、電子マネーチャージご利用分など一部のご利用分は対象外となります。

このように記載されております。つまり松井証券でのクレカ積立以外でクレジットカードを毎月5万円以上買い物等に使っておかないと、クレカ積立のポイントはあげないよ。というルールになっているわけですね。

数千円とか1万円くらいならわかりますし、利用額にしても年間で○○万円というのはまだわかりますが、毎月というのは結構ハードル高いですね。しかも結構極端……。

電子マネーへのチャージについてはJCBはそもそも結構厳しいですからこれもダメであれば結構限られてしまいますね。対象になるであろうなぁと思われるものについては「スタバカードへのチャージ」が挙げられます。

JCBの特約店なのでチャージのポイントも高いですが、毎月5万円もスタバ使うやつはいないということを考えると端数調整には使えるにしてもこれだけでは微妙ですね。

※JCBカードWの場合、スタバカードへのチャージは5%相当還元、JCBゴールド以上であればチャージのポイント還元率は10%相当となります。

付与されるポイントは使いづらいJCB OkiDokiポイント

また、付与されるポイントはJCBのOkiDokiポイントです。JCBのOkiDokiポイントについては正直ポイントプログラムの中でも使いづらいポイントです。最低交換ポイント数も比較的高めな上、交換するポイントによっては交換レートがよろしくないです。

松井証券のクレカ積立の還元率では1OkiDokiポイント=5円相当で計算していますが、5円相当で交換可能な先は少ないです。

  • ビックカメラ:5円
  • JCBプレモ:5円
  • ベルメゾンポイント:5円
  • ジョーシン:5円
  • セシール:5円
  • nanaco:4.5円
  • dポイント:4円
  • Ponta:4円
  • スタバカード:4円
  • Amazonでポイント利用:3.5円
  • 楽天ポイント:3円

というようになっており、汎用性の高いポイントへの交換であれば1ポイントの価値は4円くらいになるという印象です。

新規向けのキャンペーンも罠が多い。最大7%還元はNISA口座作らないとポイントアップしないしくみ

サービスローンチに合わせて、ポイント増量キャンペーンもやります。

これも実は罠があります。それはポイント増量キャンペーンが「単独」ではなくて「ステップ制」になっている点です。

たとえばステップ3のスイープ入金設定はやりやすいですが、これが適用されるにはステップ1、ステップ2のどちらも満たした状態でないと適用されません。そのため、最大のポイントアップを取るにはかなり厳しいハードルがあるといえそうです。

そもそもNISA口座は一人1口座しか作ることができませんので、すでに他社で運用している場合は2024年中にNISAを松井証券に移しておかないと2025年分は利用できないことになります。

そこまで前もってやっておかないとダメなわけですね……。

松井証券のクレカ積立、やる?やらない?どんな人に向いている?

他のクレカ積立と比較してかなりやるべき人を選ぶ案件だと思います。

すでにJCBプロパーを保有しており毎月5万円以上は決済している人であれば、ぜひ松井証券のクレカ積立はやってみるべきだと思います。特にJCBの最上位クレジットカーであるJCB the Classについてはインビテーション制のクレジットカードです。この取得を目指している人は松井証券のクレカ積立を加えることで年間の利用額実績を積むことができますので、ザクラス取得の近道といえそうです。

また、不明ですがJCBの年間利用額に算入されるのであればJCBスターメンバーのポイントアップに影響する可能性もあります。

 

一方で「松井証券のクレカ積立を目的として新規にJCBカードを作って松井証券でクレカ積立はじめる」というのは結構ハードルが高いと思います。やらない方がいいとまでは言いませんが、あまりお勧めしません。

JCBプロパーカードを作りたいという人が松井証券クレカ積立をきっかけにつくるというのであればよいかもしれませんが。

 

松井証券のクレカ積立、ポイントサイト案件

自分にはピッタリだから松井証券のクレカ積立やるぞ!という人におすすめのポイントサイト案件をまとめます。

1)松井証券口座開設

口座開設案件はありますが、ポイント還元はやや低めです。現在のところポイントサイトのハピタス経由で口座開設で1500円相当還元という案件があります。

>>ハピタス会員登録
※登録無料です。私は認定ユーザーなので上記から登録をすると+100P追加でもらえます。ハピタス(ポイントサイト)についてもっと詳しく知りたいという方は「ハピタスの評判と活用法」や「ポイントサイトのしくみ」の記事で解説していますのでよろしければご覧ください。

2)松井証券 iDeCo開設

松井証券のiDeCoについては松井証券の口座開設案件とは別でやれます。ただし松井証券の口座が必要なので順番としては松井証券の口座開設が先です。
実は松井証券のiDeCo自体は結構いいサービスだと思います。詳しくは「 松井証券のiDeCoが強い!iDeCoで保有する投信にもポイント付与を開始 」の記事でも紹介しています。現在ちょびリッチ経由で5500円相当のポイント還元。

>>ちょびリッチ会員登録はこちら

3)JCBカード作成

JCBのプロパーカードの作成です。作るのであれば以下の3券種から選ぶと良いでしょう。

JCBカードW
39歳以下限定で作成できます。基本ポイント還元が1%相当とJCBカードの中ではやや高めです。現在ちょびリッチ経由で3500円相当還元
>>ちょびリッチ

JCBカードS
年会費無料のスタンダードなカード。基本ポイント還元は0.5%。現在ポイントインカム経由で2200円相当還元
>>ポイントインカム

JCBゴールド
年会費11,000円相当。ポイント還元率が1%にUPしますので満額投資するとすれば一般カードとの年会費差が実質6,000円安くなって年会費5,000円でゴールドが持てることになります。ザクラスを目指すのであればこちらから。現在ポイントインカム経由で2200円相当還元
>>ポイントインカム