フィスコ(3807)は金融、経済情報の配信の他、上場企業のIR支援の他、暗号資産・ブロックチェーンにかかるビジネスを展開している上場企業です。
株主優待を実施しており、自社運営投資情報サイト(フィスコIPOナビ)の無料利用クーポン(保有株数により無料期間が異なる)を実施していますが、12月期のみ1株以上の株主に対して500円相当のフィスココインの提供を行っています。
ちなみに暗号資産取引所のZaifはかつてはテックビューロ社によって運営されていましたが、フィスコグループに事業譲渡されたという経緯があります。
フィスコの株主優待
基本的な優待は同社の情報サービスの無料クーポンなのですが、私が特に注目しているのは「1株以上を対象とした500円分のフィスココイン」というものです。
フィスココインの受取はオンライン上で行います。受け取り口座は同社の暗号資産取引所である「Zaif」です。アカウントがない場合は口座を作成する必要があります。株主と同一名義である必要があります。
なお、ポイントサイトの「ハピタス」経由で口座を作ると1000円のポイント還元があります。
フィスココイン(FSCC)とは?
フィスココインとは、株式会社フィスコがブロックチェーン技術を用いて発行している独自のトークンです。暗号資産取引所のZaif(ザイフ)で取り扱いをしています。
取引価格の推移は年次ベースで以下の通り
- 2023年4月:1.41ドル
- 2022年4月:2.03ドル
- 2021年4月:0.82ドル
- 2020年4月:0.05ドル
今後も伸ばしてくれるかどうかは分かりませんが、2021年4月にもらった前回分のフィスココイン500円については2022年4月時点で3倍以上に値上がりしている状況です。2023年は残念ながら多少下げていますが、それでも十分に黒字です。
端株優待だけで年間利回りは200%以上
フィスコの株価は2022年4月18日時点で123円、ここ1年の高値は170円位の低位株です。そしてフィスココインの端株優待は1株保有で500円。普通にこの優待だけで優待利回りは200%以上になります。
なんでそんなことできるの??ということですが、フィスココインはフィスコが発行している独自の暗号資産(トークン)なので、こうした発行が可能なのでしょう。実際、フィスコ自体もフィスココインが流通しないことにはどうにもなりませんし。
- 2021年4月実施確認
- 2022年4月実施確認
- 2023年4月実施確認
次回も継続してくれますように!!
なお、フィスココインの受取にはフィスココインを取り扱っている暗号資産取引所の「Zaif」の口座が必要になります。
なお、直接口座開設するのではなく、現在はポイントサイトの「ハピタス」経由なら1000円相当のポイント還元の案件があります。
フィスコの端株優待をもらうのにおすすめの証券会社
フィスコの端株優待を受け取るには権利確定日(12月末)までに1株以上の株式を購入しておく必要があります。
1株投資ができる証券会社はあまり数が多くありません。また、利用ができても手数料がバカ高いケースも少なくありません。そのため、端株優待投資をするなら、小額投資が前提のネット証券を活用しましょう。
端株優待投資(株式投資)が初めてという方ならマネックス証券がおすすめです。1株投資なら手数料無料で買付できます。売却時には手数料がかかりますが、端株優待を目的とした投資なら売却せずに放置する方針でしょうし。
端株優待は小額投資でそこそこのリターンが見込めて美味しい
端株優待については以下のまとめ記事もご覧ください。
【免責】
※株主優待制度については企業が独自の判断で取りやめをするケースがあります。
特に端株優待については告知されずにサイレント修正されることもあるので、あくまでも過去の情報としてご利用ください。次回も実施されることを保証するものではありません。
※本記事における「おすすめ」という表現は株主優待の内容・リターンが優れていると思うという意味でのおすすめです。今後同社の株価が上昇することを保証するものではありません。