dスマートバンクがサービス開始 口座開設や切り替えのメリット、デメリットを検証

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著者:しょうこちゃん

NTTドコモと三菱UFJ銀行は共同で銀行サービスを開始すると発表していましたが、2022年12月12日にサービスを開始しました。

dスマートバンクという名称ですが、新しい銀行ではなく、三菱UFJ銀行の中での特別な口座というような扱いです。すでに三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方は「切り替え」という形でご利用いただけます。

利用でドコモのdポイントが貯まる特典が大きなメリットとなりますが、三菱UFJ銀行では「メインバンク プラス ポイントサービス」というポイント還元サービスも行っております。

重複での利用はできないため、今回はdスマートバンクとメインバンク プラス ポイントサービスの比較をしながら、NTTドコモのdスマートバンクの金融サービスについて紹介をしていきます。

現在、dスマートバンクでは口座開設キャンペーンと紹介キャンペーンをやっています。

  1. 紹介キャンペーン(URL)経由:1000P
  2. dカードにdスマートバンク登録口座を設定&1万円以上のカード利用:1500P

あんまり大きいとは言えませんが、実質的に三菱UFJ銀行の口座開設案件になりますので興味がある方はどうぞご活用ください。

>>dスマートバンク口座開設(紹介経由開設)
※11月30日まで

dスマートバンクの特徴

NTTドコモのデジタル口座サービスです。新規に申し込みもできますが、三菱UFJ銀行の既存口座をお持ちの方はアプリからdスマートバンクに切り替えが可能です(口座番号等はかわりません)。

dスマートバンクユーザーに対しては「dポイント特典」という特典が付き、月内の取引内容に応じてdポイントが毎月貯まりるという特典があります。普通に銀行をつかっているだけでポイントが貯まります。

  1. ドコモの携帯電話(ahamo/ドコモ光含む) 、dカード利用料金の引き落としで毎月50ポイント(ただし登録3年目からは25ポイント)
  2. 給与や年金の受け取りで5ポイント
  3. d払い残高へのチャージ&残高決済で最大100ポイント

※ポイントの受取にはその他留意事項や条件があります。詳細は以下よりご確認いただけます。
https://dsmartbank.docomo.ne.jp/point/

ドコモの携帯電話やdカードの口座引落で毎月50ポイント

ドコモの携帯電話かdカードの料金を口座引落すれば毎月50ポイント(3年目から25ポイント)を獲得できます。

dカード(ドコモのクレカ)をお持ちならdスマートバンク登録口座(※)を引落口座にすることでクレジットカードのポイント還元と口座引落のポイントの二重取りができるようになりますね。そこそこお得度高い内容かと思います。

※dアカウントを紐づけた三菱UFJ銀行の口座(スーパー普通預金(メインバンク プラス))

dカードの利用が全くない場合は請求されずポイントが還元されません。あまりdカードを使っていないというような人はAmazonギフト券のオートチャージで15円とか設定しておけば、毎月50Pもらえるのは美味しいかもしれません。

給与や年金の受け取りで5ポイント

給与受け取りのポイントは5Pと還元はそこまで大きくありません。給与受取に関しては他の銀行でも同様にポイント還元サービスを行っております。

スルガ銀行なら50円相当がもらえますし、楽天銀行なら楽天市場のポイント還元率がアップするなどの特典があります。また、三井住友銀行のOliveであれば選べる特典として選択すれば毎月200ポイントもらえるなどの特典があります。

給与受取については上手に利用すればお得に銀行ポイ活できますので以下の記事なども参考にしてみてください。

参考: 給与振込を活用!銀行の自動入金・自動送金(振込)を活用した銀行ポイ活術 

d払い残高へのチャージ&残高決済で最大100ポイント

月末時点でd払い残高へのチャージ方法を三菱UFJ銀行の口座に設定をした上で、毎月1日~月末までの間に5000円以上を銀行口座からチャージ。さらに5000円以上を利用するとdポイントクラブの会員ランクに応じて0~100ptが還元されます。

dポイントクラブの会員ランク(星)については「dポイントクラブのランク特典」の記事でも紹介しています。5つ星の人なら5000円チャージ&利用で100ptもらえますので最大で+2%分のポイント還元にすることができますね。4つ星の人でも+1%還元となります。

d払いについては「毎週おトクなd曜日」やd払いアプリ内でエントリーできる各種キャンペーンなどを活用すればさらにポイントUPも可能なのでd払いを活用している人にとってはより還元率UPが可能となりそうです。

ATM手数料や振込手数料は無料で利用可能

紙の通帳を発行しないEco通帳(インターネット通帳)をご利用なら以下のような手数料の優遇を受けることができます。これから口座開設をする人は通帳付の口座を作り利用がないと口座維持手数料が発生してしまうケースがあるので、Eco通帳(インターネット通帳)での口座開設をおすすめします。

  • 三菱UFJ銀行時間外利用手数料:いつでも無料
  • 提携先コンビニATM利用手数料:1回まで無料
  • 「三菱UFJダイレクト」他行あて振込手数料:1回まで無料

※各種手数料優遇にはその他留意事項や条件があります。詳細は以下よりご確認いただけます。
https://dsmartbank.docomo.ne.jp/fees/

dスマートバンクとメインバンク プラス ポイントサービスの違いを比較

dスマートバンクはNTTドコモのdアカウントを三菱UFJ銀行の口座と紐づけをすることで利用できるサービスとなります。
一方で三菱UFJ銀行には、メインバンク プラス ポイントサービスというポイント還元のプログラムを提供していますが、それとの併用はできません。dスマートバンクの特典かメインバンク プラス ポイントサービスの特典かのどちらかを選択する必要があります。

私は元々三菱UFJ銀行で「メインバンク プラス ポイントサービス」というポイント特典(Pontaポイント)を利用していました。そのため、その特典が使えなくなることとdスマートバンクとの特典との間で天秤にかける必要があります。

メインバンク プラス ポイントサービスのPontaポイント特典

メインバンク プラス ポイントサービスは三菱UFJ銀行の口座に「Pontaポイント」を連携することで利用できる銀行のポイント特典で、以下のようなアクションに応じてポイントが貯まります。

  1. 三菱UFJダイレクトにログイン:5ポイント/月
  2. 口座振替:10P/月1回まで
  3. 三菱UFJデビットの利用:10P/月1回まで
  4. クレジットカードの引き落とし:10P/月1回まで
  5. 運用商品残高50万円以上:50P
  6. 投信また外貨積立(1万円ごと):30P(上限300P/月)
  7. 住宅ローン契約:50P

※②~④は重複できない条件となりますのでご注意ください。
※その他にもご留意事項や条件があります。詳細は以下のURLより確認できます。

https://dsmartbank.docomo.ne.jp/campaign/campaign001/01/

上記のようにdスマートバンクと比較して、ポイントが貯まる条件が多く、貯まるポイントも最大で415ポイントと大きいです。dスマートバンクは最大155ポイントなので、ポイント還元の大きさとしてはメインバンク プラス ポイントサービスの方が大きいです。

一方でメインバンク プラス ポイントサービスのポイント還元の大部分は投資や住宅ローンの契約が前提となり、お手軽か?と言われるとやや疑問があります。

お手軽に銀行ポイ活できるdスマートバンク、運用もするなら強いメインバンク プラス ポイントサービス

投資信託の運用や住宅ローンのようなやや重たい案件をクリアできるならメインバンク プラス ポイントサービスの方がお得になりそうです。

一方でdスマートバンクの方は、ドコモご利用料金のお引き落としで毎月50ポイント(年間600ポイント)もらえるので、ドコモユーザーなら普段使いで手軽にポイントがたまりそうですね。

ざっくり、50万円以上の投資信託を保有しつつ、毎月10万円の積立投資ができる人であればメインバンク プラス ポイントサービスが有利。それ以外の方でNTTドコモのケータイ回線かdカード(クレジットカード)をお持ちの方、d払いを利用している人はdスマートバンクが有利と言えそうです。

dスマートバンクに切り替えた後でメインバンク プラス ポイントサービスに戻せる?

はい。三菱UFJダイレクトにてメインバンク プラス ポイントサービスに申込することでdスマートバンクからメインバンク プラス ポイントサービスに戻すこともできます。実際に使ってみて、やっぱりPontaポイントを貯めたい!!という場合は戻すこともできますので大丈夫です。

>>dスマートバンク口座開設(紹介経由開設)
※11月30日まで有効