SBI新生コネクト SBI証券とSBI新生銀行の連携サービス 住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金との比較

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著者:しょうこちゃん

SBI新生銀行は2023年4月4日より「SBI新生コネクト」というサービスの開始を発表しました。これはもともと住信SBIネット銀行とSBI証券の間で提供されている「SBIハイブリッド預金」と類似のサービスとなります。

銀行口座と証券口座を連携することで投資資金を自動入出金により共有をすることができるというものです。すでにSBIハイブリッド預金を利用している人は連携を解除する必要がありますが、再度SBIハイブリッド預金に戻すこともできます。

すでにSBIハイブリッド預金を利用している人が乗り換えをするメリットやその際の注意点も併せて紹介したいと思います。

利用するにはSBI証券の口座とSBI新生銀行の口座が必要になります。まだの方はそれぞれ口座開設しておきましょう。

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SBIハイブリッド預金とSBI新生コネクトの比較

SBIハイブリッド預金もSBI新生コネクトもどちらもそれぞれの銀行口座と「SBI証券」を連携することによって株式資金などのやり取りを簡単にすることができるサービスとなっています。

また、それに伴い、SBIハイブリッド預金もSBI新生コネクトも優遇サービスが用意されています。SBI証券との連携は一つの口座しかできませんので、私たちはSBIハイブリッド預金を選ぶか、SBI新生コネクトを選ぶかを迫られることになります。

単純な特典の大きさだけだとダイヤモンドステージ&23年10月からの現金キャッシュバックが大きいSBI新生コネクトだと思いますが、そのほかを含めた銀行口座としての使い勝手は住信SBIネット銀行の方が高いかもしれません。

以下はSBIハイブリッド預金(住信SBIネット銀行)とSBI新生コネクト(SBI新生銀行)の特徴も踏まえたうえでの比較をしていきます。

  SBIハイブリッド預金 SBI新生コネクト
売却代金等の資金の振替先 SBIハイブリッド預金
※普通預金とは別なので住信SBIネット銀行内で振替が必要
SBI新生銀行普通預金
SBI証券の買付余力への反映 SBI証券の買付余力に反映される(自動連係) SBI証券の買付余力に反映されない
証券口座への入金手続き 自動入金されるため操作は不要 投信積立以外のサービスを利用する場合は改めて振込が必要
設定による特典 スマプロランックを3以上にする際にはSBIハイブリッド預金設定があると楽に条件を満たせる 新生ステップアッププログラムで「ダイヤモンド」の資格を獲得できる。
振込無料回数

10回(ランク3)

50回(ダイヤモンド)
預金金利 年0.01% 年0.1%
コンビニATM無料
利用回数
10回(ランク3) 無制限
定額自動入金 ×
定額自動送金 ×
エアウォレット ×
為替手数料 片道3銭~ 片道7銭~

証券会社との連携口座としてはSBIハイブリッド預金の方がまだ使いやすいといえるでしょう。一方で上記には記載されていませんが、SBI証券と連携をすることで得られる「特典」についてはSBI新生コネクトの方が強いと思います。

一方で住信SBIネット銀行は自動入金や自動送金ができることによって資金をオートマチックに動かせるという利点があります。SBIハイブリッド預金を停止すると、多くの方はスマプロランク3の条件を満たせずにランク2にダウンしてしまうと思います。

参考:住信SBIネット銀行のスマートプログラム攻略

自動送金をしている人は無料回数の減少(10→5)によって無料回数超過で手数料が発生……みたいにならないように気を付けましょう。

ちなみに、SBI新生コネクトを設定しつつ、スマプロランク3以上としたいのであれば、ミライノカードというクレジットカードを作る必要があります。

SBI新生コネクトへの変更について

変更の手続きとしてはまずは「住信SBIネット銀行」でSBIハイブリッド預金の解除をする必要があります。

  1. ログイン
  2. お客さま情報照会・変更
  3. SBI証券提携サービス
  4. SBIハイブリッド預金の休止する
  5. WEB取引パスワード入力し確定する

解除後にSBI証券の管理サイト(ログイン後)からSBI新生コネクトの申し込みができます。

  1. 口座管理
  2. お客さま情報 設定・変更
  3. 「お取引関連・口座情報」
  4. 口座振替契約の「お申込み」
  5. ログインして認証
  6. 認証完了後にSBI新生コネクト申込
  7. 申し込み完了

SBI新生コネクトの特典

まずは新生コネクトの特典です。

この特典は設定の翌々月より新生銀行の「ステップアッププログラム」における最上位の「ダイヤモンド」のランクになれます。判定日は月末です。

  • 提携金融機関のATM手数料が無料
  • ネットによる他行振込が50回無料/月
  • 円普通預金金利が0.2%
  • 誕生日の円定期預金金利が1%(3か月満期/500万円以上)
  • 2023年10月~のキャッシュバックプログラムでの優遇

特徴的なものだけをピックアップしていますがそこそこ強いですね。振込手数料50回無料というのは相当です。とはいえ、自動送金(自動振込)の設定はできないため、「振込を利用した銀行ポイ活」に使うには手動しかありませんが、普通の用途なら十分すぎるほどの無料回数があるといえるでしょう。

あと、人によっては誕生日月の3か月満期が金利1%というのもそこそこ強いと感じることができそうですね。

※ちなみに普通預金の金利だけでいえば島根銀行の「しまホ」が0.25%なのでそちらの方が高いです。詳しくは「普通預金の金利比較」をご覧ください。

SBIハイブリッド預金の特典とSBI新生コネクトへの移行時の注意点

これまで住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金を利用している方がSBI新生コネクトに切り替える際の注意点です。使っていない人は関係ないです。

  • 預金金利が0.001%→0.01%
  • スマプロランクのランク3を満たすのが難しくなる

これだけです。
SBI新生コネクトと比べると特典がやや小さめです。私はSBI新生コネクトに切り替えました。ただ、住信SBIネット銀行のスマプロランクについては「振込を利用した銀行ポイ活」をしている人にとっては重要な要素となっている方が多いでしょう。

dp-invest.hateblo.jp

スマプロランクをランク3にするには11個の条件のうち、3つ以上をクリアしておく必要がありますが、SBIハイブリッド預金が無くなることで、スマプロランクが2に転落する可能性があります。

振込手数料無料回数はスマプロランク3で10回無料、スマプロランク2なら5回無料です。自動送金を6件以上設定している場合は5件以下に変更をしてから切り替えをしてください。

SBI新生銀行に口座がない人は口座を作る価値はある?

現状でSBI新生銀行に口座がない人は、これから口座を作る必要があるかどうかについて少しだけ紹介します。

SBI新生銀行のメリットは今回紹介をしたSBI新生コネクトの他、「キャッシュプレゼントプログラム」という特典があります。詳しくはリンク先で解説をしていますが、他行からの振込入金があることで現金還元があります。ダイヤモンドステージだと還元が最大化されるため、SBI新生コネクトとの相性抜群です。

>>SBI新生銀行公式ホームページ

新規口座開設キャンペーン(ウエルカムプログラム)

  1. 口座開設&エントリーで1000円プレゼント
  2. 1回3万円以上の入金で2000円プレゼント

複雑ではなく、口座開設後にエントリーページからエントリーをして3万円以上の口座入金をすれば合計3000円獲得です。

逆に、SBI新生銀行のユーザーはSBI証券に口座を作るべき?

これもその通りだといえると思います。
SBI新生コネクトのサービスによりSBI新生銀行を利用するならSBI証券と連携するだけで「ダイヤモンド」ステージの各種特典が得られます。

手数料優遇のほか、2023年10月1日~は現金キャッシュバックのプログラムもスタートし、銀行サービスの利用で現金還元も受けることができるようになります。

他行からの振込を5回受けるだけで毎月250円(年間3000円)がもらえるのは結構大きいです。それこそ、他行からの振込についても、たとえば住信SBIネット銀行から自動送金を月5回かけておけば、自分自身の振込によって毎月250円確保できることになります。

また、SBI証券は「クレカ積立」などのサービスも充実している大手ネット証券ですし、今後の資産形成にも確実に役立つと思います。

SBI証券に口座を作るならポイントサイト経由。現在はハピタスが最高還元となっています。

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