LINEポイントはLINEの各サービスの利用で貯まるポイントプログラムとなっています。
LINEポイントは色々なポイント交換が可能で使い勝手もよいポイントだったのですが、2019年末にポイント交換が終了となり、LINE内での利用に限定されたポイントとなってしまいました。
今回はそんなLINEポイントを実質的に「現金化」する方法を紹介します。
2020年5月1日以降はLINE Payは残高払いにしたとしてもポイント還元がなくなりましたので、ポイントはポイントとして利用する価値は低いです。
それならLINEポイントは一旦現金化(LINE Pay残高化)した上で、他の高還元率の決済手段で支払うほうがお得になります。
LINEポイントの出口戦略を考えていきましょう。その為に必要なのはLINE証券の口座です。2021年11月からは出金時の手数料も無料化されて非常に使い勝手が改善されました!
- LINEポイントはそのままだと用途が限定される、有効期限も短い
- LINEポイントはPayPayポイント交換からのPayPay資産運用経由で現金化可能
- LINE証券を活用すればLINEポイント、LINE Pay残高を入金して株を購入できる(2023年終了)
LINEポイントはそのままだと用途が限定される、有効期限も短い
LINEポイントは以下のような用途に利用できます。
- LINEスタンプの購入(コインと交換)
- 商品と交換する、ギフトに利用する
- フードチケットなどと交換する
- LINE Payでポイント利用でお買い物に使う
- PayPayポイントとの交換
LINEポイントはかつて、LINEの決済サービスであるLINE Payの残高に加えることもできましたが、現在は直接ポイントの残高追加はできません。
LINE Payで1ポイント=1円としてポイントを使ってお買い物をすること自体は可能なのですが、ポイント利用分やLINE Pay残高を利用したお買い物ついてはショッピングによるポイント還元の対象外となってしまいます。
また、LINEポイントは最終獲得から180日というポイントの有効期限があります。約半年で失効するのですこし気を付けたいです。
普段からLINEポイントを貯めているような人は失効のリスクは低いでしょうが、時々しか使わない人はポイントのままだとリスクがあります。そのため、こちらで紹介する方法で現金化してしまいましょう。
現金にすれば当然ですが有効期限はありませんし、どんな使い方もできますよね。
貯めているLINEポイントの確認方法
LINEポイントの確認は
LINEアプリ
>ウォレット(下段メニュー右下)
>ポイントクラブ
から確認をすることができます。なおこのページから「履歴」も確認することができます。このページでLINEポイントの有効期限が確認できます。
こんな感じで有効期限は厳密に180日後になっています。
ポイントとしては短いですよね……。日常的にLINEポイントを貯められるような環境ならいいですけど、LINEポイントって正直今はそう貯めやすいポイントとは言えません。
なので、獲得したポイントはうまく交換や現金化していきましょう。
LINEポイントはPayPayポイント交換からのPayPay資産運用経由で現金化可能
LINEポイントの現金交換の王道は「LINE証券」を利用するというものがありましたところが2023年にLINE証券はサービス終了することになりました。そのため、このルートの方法は今後利用できなくなります。
LINE証券が無くなった後の手段としては「PayPayポイントへの交換」が有力です。
最低100ポイントからの交換にはなりますが、LINEポイントはPayPayポイントに等価交換が可能です。
そして、PayPayアプリ内にある「PayPay資産運用」のサービスを利用するとPayPayポイントを使って実際に投資信託の購入が可能になりました。これを利用すればLINEポイント→PayPayポイント→投資信託→売却(現金化)というルートが可能となります。
投資が必要になるので一定のリスクはありますが現金化の手段としては悪くないと思います。
※PayPay証券口座が必要です。
PayPay資産運用(PayPayポイント投資)については「PayPayポイント投資(PayPay資産運用)がスタート PayPayポイントの現金化・換金も実質可能」の記事でより詳しく解説していますのでこちらもぜひご覧ください。
LINE証券を活用すればLINEポイント、LINE Pay残高を入金して株を購入できる(2023年終了)
【LINE証券のサービス終了について】
LINE証券は2023年7月より一部のサービスを除きサービスを終了します。口座をお持ちの方は野村證券に移管(統合)される前に必要な対応をしておきましょう
記事:LINE証券のサービス終了 野村證券移管前に口座を整理・清算しよう
LINE証券に口座を作ると、LINEポイントを使ってLINE証券の口座に1ポイント=1円として入金することができます。入金したポイントはLINE証券で株式投資に利用することができます。もちろん、入金したポイントは出金も可能です。
LINEポイント(LINE Pay残高)の入金のやり方
具体的なやり方を紹介します。すでにLINE証券の口座を持っているという前提になりますので、まだの方は先に口座を開設して下さい。
- LINEアプリを立ち上げる
- 右下の「ウォレット」
- もっと見る
- 「証券」をタップ
- 右下の「メニュー」
- お取引内の「入金」
- LINE Payからの入金を選択
- 現金化したいポイント分の金額を入力
- 入金するをタップ
- ご利用ポイントの選択(現金化したいポイント数を入れる)
- 0円を支払うになっているはずなのでタップ
これでLINE証券へのポイントでの入金が完了します。なお、ポイント利用をしなければLINE Payの残高も入金できます。BITMAXなどの残高を出金したい時も、BITMAX→銀行なら手数料が440円もかかりますが、BITMAX→LINEPay(110円)→LINE証券→出金とすれば手数料1/4に抑えることができます。
LINE証券での株の売買
入金したポイントは現金扱いとなっているので、LINE証券で株を売買することができます。
- LINEアプリを立ち上げる
- 右下の「ウォレット」
- もっと見る
- 「証券」をタップ
- 下メニューの「探す」から購入する株式を探すことができます
また、不定期ではありますが、LINE証券では「株のタイムセール」という株を少しだけ安く購入できるようなキャンペーンもあります。こういうキャンペーンで株式投資デビューをしてみるのもアリだと思います。
LINE証券からの出金方法
入金したポイントや株を売却した代金などは出金手数料無料で出金することができます。
- LINEアプリを立ち上げる
- 右下の「ウォレット」
- もっと見る
- 「証券」をタップ
- 右下の「メニュー」
- お取引内の「出金」
- LINEPay残高に出金となっているメニューを田プして銀行口座に出金に切り替える
- (初回のみ)銀行口座情報を登録
- 出金額を入力
- 出金を確定するをタップ
以上となります。(7)のところが少し見づらいのでご注意ください。
上記のように「銀行口座に出金」をお選び下さい。
注意点、登録配当金受領口座方式にしている人は口座登録に注意
配当金の受取方法を「登録配当金受領口座方式」にしている方は、LINE証券の出金口座を変更すると登録配当金受領口座方式の指定銀行口座が変更になります。
多くの人は関係ないかもしれませんが「楽天銀行の配当金受取プログラムと1株投資」の投資ポイ活を利用してる人は注意してください。