マネックス証券のクレジットカード積立投資(マネックスカード)でも貯めることができるマネックスポイント。このマネックスポイントを使って投資信託の購入が可能となる「マネックスポイント投資」のサービスが2022年10月20日よりスタート。
マネックスポイント1ポイント=1円として投資信託の買付に利用できます。1P単位で利用できるようですが、投信買い付けは最低100円~となりますのでマネックスポイントだけで投資をするなら最低100P~が必要ということになりますね。
マネックスポイントの貯め方
マネックスポイントはマネックス証券のサービス利用で貯めることができるポイントです。
- 投資信託の保有残高によるポイント還元
- マネックスカードの決済(クレジットカードのポイント)
- マネックスカードを使ったクレカ積立のポイント還元
- その他、マネックス証券やマネックスカードのキャンペーンで貯まる
このような形で貯めていくことができます。
このブログ読者の方だと「マネックス証券のクレカ積立(投信積立)」で貯めている方が多いのではないでしょうか?還元率も高くてお勧めです。
参考:マネックス証券のクレカ積立を攻略 マネックスカードで1.1%のポイント還元
マネックスポイント投資の仕組み
さて、2022年10月20日~スタートするマネックスポイント投資の仕組みを紹介します。これは「ポイント投資」と呼ばれるタイプのポイントの利用法で、マネックスポイントを1ポイント=1円としてマネックス証券で投資信託を購入するときに買い付け代金に充当することができるというサービスです。
こうしたポイントを使って投資ができるスキーム自体は別段珍しいものではありません。以下のように最近は多くの証券会社が対応しています。
- SBI証券:Tポイントで投資信託の買付可能
- 楽天証券:楽天ポイントで株式や投資信託の買付が可能
- SMBC日興証券:dポイントで株式の買い付けが可能
- LINE証券:LINEポイントを証券口座に入金可能
など。これらと基本的に仕組みは同じです。ポイントだけで購入することもできますし、現金+ポイントで購入することもできます。
マネックスポイントは投資に使う?それとも別に使う?
とはいえ、マネックスポイントというポイントは汎用性の高いポイントです。
交換可能なポイントの数や種類は多く、個人的には「あえて現金化する必要ある?」という疑問があります。
- Tポイント
- WAONポイント
- dポイント
- Pontaポイント
- nanacoポイント
- ANAマイル(1000P→250マイル)
- JALマイル(1000P→250マイル)
- Amazonギフト券
ANAマイル、JALマイルへの交換レートはやや悪いかな、といったところがありm佐生が、そのほかのポイントはいずれも等価交換(1P=1円相当)として交換ができます。
これらのポイントへの交換はいずれも強い使い道があります。
たとえば、Tポイントへの交換なら「ウエル活(ウエルシア薬局等で毎月20日に50%増量で利用可能)」や「JRキューポ経由で他社ポイントへの交換ができる」といった使い道がありますし、Pontaポイントへの交換なら「auPAYマーケット限定ポイントの増量」「JALマイル交換増量」、nanacoポイントなら「ANAマイル、ANAスカイコインへの増量交換」といった具合です。
参考: 2022年 貯めるべきポイントの選び方とポイント交換の活用術
私はポイント活用の真骨頂はこうしたポイントを1ポイント1円以上の価値で消費するということだと考えています。マネックスポイントはこうした増量やポイント交換へのルートが多いポイントなので1P=1円で実質現金化しちゃうのはちょっともったいないな……と思ってしまいます。
最大1000Pがもらえるキャンペーンも実施
と、若干否定的ではありますが、マネックスポイント投資に関連して以下のようなキャンペーンが始まります。
以下の5つの条件のうち1つ達成するごとにマネックスポイント200ポイントをプレゼントいたします。すべての条件達成で1,000ポイントが付与されます。
- 条件① 初めてワン株を取引
- 条件② 初めて貸株サービスを契約
- 条件③ 初めて米国株式を取引
- 条件④ 初めてマネックス・アクティビスト・ファンドまたはマネックス資産設計ファンド<育成型>を積立
- 条件⑤ 初めて対象の投資信託を積立
ポイント投資関係ないやん……というキャンペーンな気がしますけど、条件①とかは楽勝ですね。ワン株(1株取引)をすれば200Pです。株価200円未満の株を買えば実質黒字になります。せっかくなら「1株株主優待(端株優待) お得な隠れ優待・単元未満株優待を紹介」でも紹介しているような端株優待銘柄と購入してみると面白いかと思います。
あと、貸株サービスは契約するだけでOKっぽいのでこれもねらい目ですね。2022年10月19日からエントリー開始なので、逆にそれまでは貸株口座の登録をしないようにしておきましょう。貸株サービスについては「貸株サービスのメリットとデメリット、証券会社ごとの違いと長期優待株との併用方法」で解説しています。
③は米国株投資ですね。まあ、これはマストではないと思います。米国株を買ってみたいならやってみましょう。
④と⑤はどちらも投資信託の新規積立。④は銘柄指定。⑤は④以外の銘柄で積立可能な投信は対象。ただ過去に積立投信をしている人は対象外になりそう(クレカ決済は対象外のようです)。