共通ポイントのTポイントを株主優待として提供してる企業がいくつかあります。
うまく利用すれば、株式投資で得られた株主優待Tポイントを使って、そのポイントを再びネオモバを使ってTポイント投資をすることができそうです。
- ウェルシア(3141)
- りそなホールディングス(8308)
- 出前館(2484)
この3社があります。
Tポイントをもらってネオモバで投資に使う
共通ポイントのTポイントは、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)でポイント投資として株式投資が可能となっています。
Tポイントを効率よく貯めることができれば、その分、Tポイントを使かったポイント投資をよりたくさんすることができますよね。
そんなTポイントを貯める方法の一つとして、株主優待でTポイントを提供している会社を紹介していきます。
Tポイントで株を買って、そこから優待でもらえるTポイントで再び株を買うなんていう複利運用ができちゃいますね。
ウェルシア(3141)の株主優待
Tポイントユーザーにとってはメチャクチャおなじみの会社かと思います。ウエルシア薬局を運営している会社です。実はイオンの子会社なんですね。知ってました?
株主優待は以下の4つから選べます。
100株の投資が最も効率的なので、100株投資時にもらえるのは以下の通りです。
- 自社グループ買物券:3000円分
- 新潟県産コシヒカリ:5㎏
- カタログギフト:3000円相当
- Tポイント:3000ポイント
ちなみに、現時点の株価は6,770円なので、100株投資に必要な資金は67万7千円となります。ちょっと資金が必要ですね。それで年間3000円なので優待利回りは0.44%となります。なお、同社は配当金も1株46円(予想)となっているので配当利回りは0.68%です。
りそなホールディングス(8308)
りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行を傘下に持ちます。こちらの株主優待はTポイントではなく、「クラブポイント」というりそなグループの独自のポイントです。
クラブポイントはりそなグループの銀行の利用で貯まるポイントプログラムとなっています。
りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行に普通預金口座を保有している100株以上の株主が対象となり、要申し込みとなります。上記銀行に口座がない人は対象外となりますのでご注意ください。
- 100株で毎月20ポイント(年間240ポイント)
- 500株で毎月25ポイント(年間300ポイント)
というようにポイントがもらえます。最高効率は100株保有。2020年1月16日株価は461円なので、優待利回りは0.52%。
で、このクラブポイントは他社ポイントと交換できるようになっています。交換先は26もあり、その中にTポイントが含まれています。なお、交換先にはdポイントや楽天ポイントもありますので、dポイント投資や楽天ポイント投資にも使えたります。
実際、交換レートを考えると、Tポイントよりそっちの方が良いかもしれません。
100クラブポイントを交換したときの交換レートは以下の通りです。
- Tポイント:90ポイント
- ANAマイル:50マイル
- JALマイル:50マイル
- WAON:100ポイント
- 楽天スーパーポイント:100ポイント
- dポイント:100ポイント
- WALLETポイント:100ポイント
- 現金化:70円
- nanacoポイント:100ポイント
出前館(2484)
デリバリーサービスを提供している出前館はTポイント加盟店です。
で、こちらの株主優待もTポイントとなっています。2月末、8月末株主に対して100株以上で3000円相当のTポイントとなっています。2020年1月16日株価(978円)から考えると優待利回りは年2回で6.13%とかなり高めです。
ただ、こちら注意しなければならないのは「Tポイント付与」としてはいるものの、実際に提供されるのは期間固定ポイントとなっているのです。
期間固定Tポイントはそのポイントを付与しているサービスでのみ使えるポイントとなっていています。なので、出前館限定のポイントとなりますので、Tポイント投資には利用できません。
ちなみに、同じ期間固定Tポイントでも、たとえばYahooの期間固定Tポイントと出前館の期間固定Tポイントは別物です。
まとめ
まとめると、株主優待としてTポイントがもらえる会社は3つあるけど、実質的に見たらウエルシア一択という事になりそうです。
りそなHDについては、あえてTポイントに交換して価値を10%落とすよりは、等価交換できるdポイントや楽天ポイントなどのその他ポイントと交換するほうがお得なので、そちらをお勧めします。
出前館はTポイントという名前はついているけれども出前館専用ポイントなので、今回の話の趣旨からはずれますね。