マネックス証券ではすでに「マネックスカード」を使ったクレジットカード決済のサービスをすでに開始していますが、2024年7月からドコモ系のdカードを使ったクレカ積立サービスを開始します。なお、実際の買い付けは2024年8月分からとなります。
そもそもマネックス証券×マネックスカードが存在していたため、新しくdカードに対応しているのでその比較も必要になってきますね。
dカードGOLDをすでに保有している人で、NISA口座をまだ利用していない人はお得感あるけれども、それ以外だとさほど……といったところがファーストインプレッションです。
3カ月限定キャンペーンについてはすでにdカードGOLDをお持ちの方にはメリットがありますが、ポイントサイト案件がない今、あえてdカードを作ってまで…というところですね。
マネックスカード積立からdカード積立に変更するときの注意点
切れ間なくやる場合、7月10日(水)の8時30分~23時までに手続きをする必要があります。シビア!
1)マネックスカードによる積立契約を全削除
2)クレカ積立を新たに申し込みするときに「カード変更」
- マネックス証券×dカードによるクレカ積立
- dカードのマネックス証券クレカ積立の詳細、マネックスカードとの比較
- キャンペーンの方は終了日未定なのでdカードGOLDのポイントサイト案件が出てきたときに一緒に取り組むのがよさそう
マネックス証券×dカードによるクレカ積立
マネックス証券とドコモは包括的な提携を行い、dカードによる投資信託の積立サービスについては事前に発表されていました。
ただ、マネックス証券については冒頭にも書いたようにすでに「マネックスカードによるクレカ積立」のサービスを実施していますし、dカード自体も「dカード×THEOでのクレカ積立(dカード積立)」をやっています。
そのため、そこまでの目新しさについては感じませんね……。
憶測の中の憶測ですけど、マネックス証券でクレカ積立ができている「マネックスカード」の発行会社はアプラス(SBI新生銀行系)です。マネックスカード発表時は新生銀行は独立系でしたが、現在はSBI証券と同じSBI系列になってしまいました。
結果としてライバルグループのカードサービスを使っていることになっているため、今後、マネックス証券としてはマネックスカードよりも包括提携をしているdカードの方を優遇していくという可能性はあるかもしれません。
dカードによるクレカ積立概要
- 対象カード:「dカード」「dカード GOLD」
- 積立単位:原則1,000円以上1円単位
- 積立上限額:毎月10万円以下
- 対象口座:特定/一般、NISA(成長投資枠・つみたて投資枠)
- ポイント還元率:最大1.1%(キャンペーン中は最大5%)
- キャンペーン:2024年7月5日から開始されるキャンペーンでは、dカード GOLDを利用し、月3万円以上のショッピングを行うと、NISA口座で最大5%の還元が受けられます。
dカード GOLD×マネックス証券のキャンペーン
- 2024年7月5日(金)~終了日未定
- dカード GOLD(カード番号の冒頭4桁が「4363」、「5344」、「5365」のいずれかで始まるカード)が対象
初回買付月の月末までにドコモのウェブサイトからエントリーが必要を行い、対象期間中の各月のdカードショッピングの利用合計金額が3万円(税込)以上を行うことでマネックス証券におけるクレカ積立の還元率が最大で5%にまでアップします。
課税口座の場合は2%×3か月なので最大で6000P、NISA口座の場合は最大で15000Pの獲得ができるという事になります。
※通常獲得のポイントを含む
なお、通常獲得のポイントを除けば、課税口座の場合3810ポイント、NISA口座の場合は11700ポイントの獲得という事になりますね。
dカードのマネックス証券クレカ積立の詳細、マネックスカードとの比較
キャンペーンを除いて、dカードと、dカードGOLD、マネックスカードを利用したクレカ積立について比較してみます。
積立金額 | dカード(課税口座/NISA口座) | dカード GOLD(課税口座) | dカード GOLD(NISA口座) | マネックスカード(全口座種別) |
---|---|---|---|---|
5万円以下 | 1.1% | 1.1% | 1.1% | 1.1% |
5万円超〜7万円以下 | 0.6% | 0.6% | 1.1% | 0.6% |
7万円超〜10万円以下 | 0.2% | 0.2% | 1.1% | 0.2% |
基本的に大きな差はありませんが、マネックス証券で「NISA口座」を作った場合かつdカードGOLDでの積立であれば5万円超のクレカ積立分の還元率が異なります。
たとえば、毎月上限の10万円を積立投資するとすれば年間の獲得ポイントは以下のようになります。
- dカード/マネックスカード:8760ポイント
- dカードGOLD:13200ポイント
年あたり4440円相当の差になります。すでにdカードGOLDをお持ちの方で今後も継続する予定があり、かつNISA口座をマネックス証券に開いている(開いてもよい)という方であればそこそこメリットがある内容かと思います。
一方で、dカードGOLDは年会費11,000円の有償クレカとなっていますので、このためだけにわざわざdカードGOLDを作成してクレカ積立をするというまでのメリットはなさそうです。
ちなみに、dカードGOLDについては「ドコモ契約者(ahamoは×)」や「ドコモ光」の利用者の方であれば料金をカード払いとすることで10%相当がポイント還元されるカードなので、ドコモ、ドコモ光利用者の方であればクレカ積立とは関係なく、お得に活用できる可能性もあります。
参考: dカードGOLDの特典と注意点を徹底検証。ドコモ、ahamoユーザーのdカードGOLDは本当にお得?
なお、個人的にdカードで貯まるポイント(dポイント)よりはマネックスカードで貯まるマネックスポイントの方がポイントの使い道などは上だと思いますので、dカードとマネックスカードを比較するならマネックスカードの方がおすすめです。
キャンペーンの方は終了日未定なのでdカードGOLDのポイントサイト案件が出てきたときに一緒に取り組むのがよさそう
マネックス証券×dカードGOLDのキャンペーンは終了日未定となっており、適用対象となるのは3カ月だけです。つまり、今別に急ぐ必要はない。ということになります。
dカードGOLDについては不定期にポイントサイト案件を出すことがあり、ポイントサイト案件の出現時は年会費を超えるポイント還元を行ってくれますので、dカードGOLDのポイントサイト案件が復活したタイミングで、本キャンペーンも活用するという方法が良いのではないかと思います。
なお、マネックス証券本体については現状のポイントサイト案件は過去最高水準なので、今口座開設をしておいて問題ないです。
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※すでにポイントインカムのアカウントをお持ちの方は上記より。現在15000円相当のポイント還元があります。
>>dカードGOLD案件
※還元はちょっと小さめだけど5600円相当の還元案件出ています。