2024年8月1日~8月31日までの1か月間、特定のポイントをドコモのdポイントに交換するとポイントが10%増量されるキャンペーンが実施されます。
前回(2024年3月)の増量キャンペーンと交換レートは同じですが、10名に1人+5%のオマケがないので少しだけレートダウンしたといえそうです。とはいえ、dポイントは実質的な現金化・換金が可能なポイントなので、ポイントサイトやクレジットカード、ネット証券等で貯めている対象ポイントがある人は交換しておくと良いと思います。
また、対象でないポイントについても、ポイント交換サイトを通じてdポイント増量のルートに乗せることができる場合があります。その辺りも解説していきますね。
キャンペーンへのエントリーは2024年7月4日~始まっていますが、10%の増量対象になるのは8月1日~です。また、一部の企業のポイントはキャンペーン期間が異なりますのでご注意ください。
dポイント10%増量キャンペーンの内容解説
要エントリーなので「公式キャンペーンページ」から忘れずにエントリーをしてください。また、エントリー期間と実際の増量交換期間は違います。交換をするのは必ず8月になってからですね。
- エントリー期間:2024年7月4日~8月31日
- 交換期間:2024年8月1日~8月31日(一部ポイントは期間が異なる)
- 増量分付与:2024年10月末ごろ
dポイントの利用者情報の連携が必要。
過去のキャンペーンを利用した人は登録済みのはずです。どっちか分からないという人はキャンペーンページからエントリーして、エントリーできたら登録済みです。エントリーできなかった人は「こちら」から登録してください。
dポイントはNTTドコモが提供している共通ポイント。ドコモユーザー以外でもdポイントのIDを作成すればだれでも貯めたり使ったりすることができます。
dポイントの交換と特典分のポイント付与のタイミング
本キャンペーンにエントリーをしてポイントを交換するとまずは通常の交換分のポイントが獲得できます。交換時期は交換元のポイントにより異なります。リアルタイムで交換できるものもあれば、少し時間がかかるものもあります。こちらの交換されたポイントは「通常ポイント」となります。
そして、10%増量分については「2024年10月末ごろ」に「有効期限3か月」の期間・用途限定ポイントとして付与されます。期間短めなので大量にポイント交換した人は先ほど紹介した「dポイント課金・現金化」なども利用して忘れずにポイントを消化しましょう。
今回の増量キャンペーンはお得?
以下のリストは過去のdポイント増量キャンペーンの実績です。回数を経るごとに増量キャンペーンの幅が小さくなってきていますね。
- 17年10月:25%増量
- 18年11月:25%増量
- 19年11月:20%増量
- 20年11月:15%増量
- 21年11月:15%増量
- 22年3月:15%増量
- 22年8月:10%増量
- 22年11月:10%増量
- 23年3月:15%増量
- 23年8月:10%増量
- 23年12月:5.5%増量
- 24年3月:10%増量(抽選で1/5で15%増量)
- 24年8月:10%増量
dポイント交換の10%増量対象ポイントプログラム
以下は今回の対象ポイントです。おなじみの顔ぶれですね。
注意点としてポイントサイトとして人気の「ハピタス」「ちょびリッチ」「モッピー」「ポイントタウン」などは直接の交換は対象外です。
また、クレジットカードのポイントでは「永久不滅ポイント」や「UCポイント」もレートダウンしてます。旧Tポイントが生まれ変わった「Vポイント」についても対象外です。
ただ、ポイント交換サイトの「ドットマネー」「PeX」が入っています。「Gポイント」については対象外ですが、Gポイントから等価交換が可能な「リクルートポイント」がありますので、Gポイント→リクルートポイント→dポイントとすれば問題なく交換ができます。
直接の交換が対象外のポイントであっても、「ドットマネー」「PeX」「Gポイント→リクルート」のルートを使えば10%増量可能です。
- アメフリポイント
- 永久不滅ポイント
- NTTコム リサーチ アンケートポイント
- エネルギアポイント
- Oki Dokiポイント
- がすてきポイント(東邦ガス)
- キューモニターポイント
- くらしTEPCOポイント
- グローバルポイント(8月29日15:00)
- サンクスポイント(ライフカード)(8月31日22:59)
- サンクスポイント(大垣共立銀行)
- GMOポイ活ポイント
- DCハッピープレゼント(8月29日15:00)
- ドットマネー
- ニフティポイント(ニフティポイントクラブ)(8月29日23:59)
- パッチョポイント
- はぴeポイント(関西電力)
- ひろぎんポイント(ひろぎんポイントサービス)
- フォートラベルポイント
- プラスポイント(出光カード)
- フルーツポイント(フルーツメール)
- ふるなびコイン
- フロンティアeポイント(東北電力フロンティア株式会社)
- PeX
- ベネポ(ベネフィットステーション)
- ポイントインカムポイント
- マイ大阪ガスポイント
- myCoin
- JALマイル
- 松井証券ポイント
- マツキヨココカラポイント
- マテックポイント(株式会社マテック)
- マネックスポイント
- 三菱UFJポイント( 8月29日15:00)
- MENICOiN(株式会社メニコン)
- UCポイント
- ヨシケイポイント(ヨシケイ)
- よりそうeポイント(東北電力株式会社)(8月19日23:59)
- ラブリィポイント(ジャックスカード)(8月31日20:59)
- R(デジタルウォレット)
- リクルートポイント
- りそなクラブポイント
- 関西みらいクラブポイント
- リワードポイント(ダイナースクラブカード)
- リワードポイント(TRUST CLUBカード)
- わいわいプレゼント・ゴールドポイントプログラム( 8月29日15:00)
- ワラウポイント(ワラウ)
- m3ポイント(8月26日23:59)
ポイントサイトのポイントは「対象外」に注意、ポイント交換サイトに集約して交換する
ポイントサイトで貯めたポイントをdポイントに交換するときは冒頭にも書いたように対象外のポイントに注意してください。
ハピタス
直交換はダメ、「Vポイントルート」または「.money」経由で交換をしましょう。ランクが「ゴールド」の人は+5%対象のVポイント→キューポ→Gポイント→リクルート→dポイントのルートが良いけど「JQカード」が必要です。面倒な方は+4%のドットマネー→dポイントのルートを利用しましょう。
ランク特典も含めたら最大15%増量いけます。
アメフリ・ニフティはPeX経由がおすすめ
アメフリは直交換で10%増量対象ですが、直交換だと交換率が100%割れするのでもったいないです。ポイント交換サイトのPeXに経由をすれば101.5%で交換でき、さらにdポイント10%増量となるのでこのルートがおすすめ。
ニフティも同じくPeX経由だと+2%付なので直交換よりもPeX経由がお勧めです。
Powl、ワラウ、moppy、ポイントインカム、ちょびリッチ、ポイントタウンはドットマネー経由
その他のポイントサイトは基本的にドットマネー経由がお勧めです。
特にワラウやmoppyはドットマネー経由だと増量があります。また、ポイントインカムのポイントは交換に上限がある上、ポイント交換が完了しないと次の交換ができないという仕様になっているので、即時交換のドットマネーを推奨です。
大量ポイントを交換する人は交換制限にご注意
各ポイントサイトでは1日の交換上限、1ヶ月の交換上限が設定されているものがあります。あとからやろうと思っていたら、思いのほか交換制限に引っ掛かって交換が間に合わなかったなんてこともあるのでご注意。
特に、ハピタスは月に3万ポイントまでしか交換できません。3万ポイント超のポイントがある人は7月の時点で交換ルートに乗せておかないとダメです(ただし、dポイントに交換するのは8月になってから)
また、月末頃にメンテナンス等でポイント交換自体を止めちゃうポイントとかもあるので気を付けてください。
主要なクレジットカード会社のポイントをdポイント10%増量のルートに乗せる方法はあるか?等価交換でないポイントに注意
交換ルートによってうまく交換できるポイント
・Vポイント(三井住友カード)
直接は交換できませんが、間接的なルートがあります。
Vポイント→JRキューポ→Gポイント→リクルートポイント→dポイント。
なお、交換には「JQカード」が必要になります。
・永久不滅ポイント(セゾンカード)
こちらも今回から直接の交換はできませんが、間接的な交換ルートがあります。
永久不滅ポイント→JRキューポ→Gポイント→リクルートポイント→dポイント。交換には「JQカード(セゾン)」が必要になります。
なお、ちょっとした小技です。セゾンカードの「永久不滅ポイント」にはポイントを借りるという機能があります。
借りたポイントは次回以降のカードのポイント獲得で返済されます。金利もありません。たとえば100ポイント(500円)を借りた場合、10%増量が使えるので50円相当を増やせます。
交換できるけどさほど増量がさほどオトクではないポイント
・OkiDokiポイント(JCB)
今回、OkiDokiポイントも直接増量の対象です。ただし、そもそもの交換レート自体が90%のレートでしか交換できません。そのため、10%増量されても99%のレートにしかならないため、そこまで強くはお勧めできない交換ルートですね。
・グローバルポイント/DCハッピープレゼント(三菱UFJニコス)
OkiDokiポイントと同様にそもそもの交換レートが悪く90%です。つまり、増量しても99%にしかなりません。
dポイントは実質現金化・換金が可能なので大量交換しても問題はない
原則として1ポイント=1円で加盟店で利用することができます。
お買い物だけでなく、SMBC日興証券(日興フロッギー)ではポイントを使って株式などを購入可能で、これらの証券会社を利用すれば実質的に「現金化」もすることが可能です。
日興フロッギーでは交換増量される期間・用途限定ポイントについても投資に利用できますし、上限もないのでdポイントの換金や現金化にとても向いています。
上手くキャンペーンを活用しましょうね。