最近、14時までの動きが微妙です。東京時間と逆の動きになるケースも多いです。折角18時まで運用判断ができるようになったということも考えて、dポイント投資を引き出さずに、18時前のスイッチだけで運用した場合の結果をシミュレーションしてみました。
期間はスイッチが可能になった2020年5月15日の変動分からです。
(重要な追記)
現在dポイント投資では、半後出しは利用できないようになっております。dポイント投資の改悪(ルール変更)については以下の記事で詳しく紹介しております。
※以下の記事内容は現在のdポイント投資では利用できないものですが、記録として残しております。
dポイント投資のスイッチ運用のシミュレーション
※前提条件
- 1万ポイントを5月14日から運用を開始し6月29日変動で計算
- 運用はすべて複利計算
- 18時前の判断は私の最終予想値で判断
としました、結果は以下の通り。
- 出し入れ運用:11,713ポイント(17.13%増)
- 引き出さずにスイッチのみ利用:11,540ポイント(15.40%増)
ちなみに勝率は以下のようになります。
運用益はわずかに出し入れの方が有利です。ただ、スイッチだけでもそこそこの数字になっている点は注目したいところです。
残念ながら、スイッチ可能になる前のデータがないので1カ月程度しか分析できませんが、今後も継続してこのシミュレーションは実施していきたいと思います。
運用ポイント数が多くて出し入れするのが面倒という方は14時でこまかく出し入れをするのではなく、原則INしておいて17時50分前にスイッチするという方針の方が有効かもしれません。
今後もこの方針も含めてデータを取っていきたいと思います。
スイッチ&引出のハイブリッド戦略、引出閾値を考える
スイッチ方法を採用する場合の最大の問題点は14時段階でどのレベルなら引出をするか?です。
明らかにマイナスになりそうなのに追加しておくというのは14時までの後出しができる意味を失わせてしまいます。
なので、18時台のスイッチ運用をベースとする場合でも一定の閾値を決めておき、この水準なら引出をするという基準を作っておくとよいと思います。出し入れとスイッチのハイブリッド的な戦略になりますね。
大損するリスクを減らし、大儲けする機会損失を減らすにはどの水準を閾値にすればよいでしょうか?
過去1年間の運用で、14時段階でマイナスの状況で実際に翌日に1%以上下げたケースを見ていきます。2019年6月26日~2020年6月29日までの間に27件ありました。
その20件のケースで、14時前の時点で私が計算したマイナス値(アクティブコースをベース)は以下のようになっていました。
- 1%以上マイナス:11件
- 0.5%以上、1%未満マイナス:8件
- 0.1%以上、0.5%未満マイナス:6件
- 0.99未満マイナス:2件
続いて、パスをしておきながら1%以上の利益を取りこぼしてしまったケースで見ていきます。2019年6月26日~2020年6月29日までの間に9件ありました。
- 1%以上マイナス:0件
- 0.5%以上、1%未満マイナス:2件
- 0.1%以上、0.5%未満マイナス:6件
- 0.99未満マイナス:1件
となっています。どの程度を閾値とするかは難しいところかと思います。
ほぼ確実なのは、たとえスイッチ戦略を取るとしても14時前の段階で1%以上下げているなら引き出すのは正しそうです。
閾値を1%未満にするのであれば取りこぼしの可能性が出てくる感じですね。