楽天市場でお買い物をする人が毎月1回だけやっておくべき儀式があります。
それは、楽天証券で1ポイントだけを使って投資信託を積立投資する設定にするというものです。この儀式をするだけで、その月の楽天市場のお買い物のポイント還元が0.5%アップします。
なんの儀式なの？
楽天市場が実施しているSPU（スーパーポイントアッププログラム）という常設のポイントキャンペーンの条件を満たすための儀式となります。SPUについての詳細は以下の記事で解説しています。
楽天証券のポイント投資（投資信託）でポイント+0.5倍という案件になります。
初期設定と買い方
楽天証券の口座と連携する楽天IDが必要になります。まだ証券口座をお持ちでない方は「こちら」より口座を作ってください。
楽天証券の管理ページにログイン後に「設定・変更（マイページ）」＞「ポイント・楽天銀行連携」＞「ポイントコース・ポイントによる投資信託の買付け」＞「ポイントご利用の申し込み」
から連携を行います。
ちなみに、購入する投資信託はなんでもいいです。
投資信託を3万円以上購入（1P以上利用）で+0.5％
これは簡単です。私のように楽天カードを使って投資信託のクレジットカード積立をしている人であれば5万円の積立設定をしているはずです。この楽天証券の設定において「ポイント利用設定」ができるので、ここで毎月の利用ポイントを1ポイントで設定すればOKです。
設定は「マイメニュー＞ポイント設定・SPU」から行えます。
投資信託と米国株の両方でそれぞれ設定できます。「毎月」の利用上限「1」ポイントと設定しておけばあとは3万円以上を購入すれば対象になります。
積立投資でポイントを使う場合は「ログイン」→「設定・変更」→「ポイント」→「投資信託積立注文の設定を変更する」から可能です。
なお、積立投資でやる場合はポイントを利用する設定にしておけば大丈夫です。ちなみに、ポイント利用設定をしておけば実際にはポイントがなくてもSPU+1倍になりますので、面倒な方はそうしておけば毎月買い注文をする必要はありません。
楽天証券のクレカ積立をしている人なら設定しておけば自動クリア可能
楽天証券ではクレジットカード（楽天カード）を使ったクレジットカードの積立投資が可能となっています。
このクレカ積立をしている人なら自動的に「1ポイント」が利用されるので自動的にSPU条件がクリアできます。なお、仕様上のようですが、積立時に利用するポイントがなかった場合でも（実際にはポイントが使われなかった場合でも）、SPUは達成扱いとなります。
条件をみたせば「その月のお買い物がすべて」対象になります。エントリー不要です。
楽天市場の各種キャンペーン（お買い物マラソンやスーパーセールなど）のポイント還元とも併用してポイントが加算されますので、お得感があります。
なぜ1ポイントなの？
いやもっとポイントあるなら投資に使えばいいじゃない！ポイ活投資なんじゃないの？と思われるかもしれませんが、楽天ポイント（通常ポイント）は投信を買うより、もっと効率的な利用方法が他にあるからです。
それは「楽天カードの支払額へのポイント充当」です。
楽天ポイントは、楽天カードの決済額に対して毎月12日～充当することができます。理由は楽天市場のポイント還元の仕組みです（楽天市場を使わない人は楽天証券での投信購入に全力でいいです）。
楽天市場のお買い物のポイント還元は楽天カードでお買い物をするほうがオトクなのはSPU（スーパーポイントアッププログラム）の存在で明らかです
- 通常ポイント：1％
- 楽天カード決済：+1％（クレカ分）
- 楽天カード決済（SPU分）：+1％～+3％
- 5と0のつく日：+2％
です。楽天市場の場合、楽天ポイントでお買い物をしても1%分のポイントは付与されます。しかしながら、楽天カードの支払いにしておき、その支払いに充当することにより、赤字にしているカード利用分のポイントも付与されるわけです。
つまり、100円のポイントをカード充当すればそのまま利用なら1ポイント還元が2～6ポイントの還元になるわけです。なので、楽天ポイントは楽天市場を利用する前提なら楽天カード決済に充当するほうがオトクです。
詳しくは上記の記事で紹介しています。まだ、楽天ポイントを楽天市場でのお買い物の決済に利用している人は
楽天証券があると楽天ポイントポイ活が大きく捗る
楽天証券は楽天ポイントを貯める、活用する上でも非常に魅力的な証券会社となっています。今回のようにポイント投資を月1回するだけでポイント還元率が+1％となりますが、それ以外にも様々な使い道があります。
たとえば「楽天カード＋楽天証券の積立投資で年間6000円分の楽天ポイントをお得に貯める方法」でも紹介しているように、投信買い付けで楽天ポイントを貯めることもできます。
また、その楽天カードで投信を買った代金の支払いにも楽天ポイントが使えます。
つまり、楽天市場や楽天カード、楽天証券など楽天のサービスで貯まる楽天ポイントというものをグルグル回していくことで、楽天ポイントがまるで現金と同じような働きをします。
さらに言えば、楽天ポイントは基本設計としてポイント利用でもポイントが貯まるという仕組みになっていますので、高いポイント還元率との相性も抜群です。
dポイント投資のように運用でポイントを有利に増やすというような仕組みはありませんが、楽天証券×楽天ポイントを活用すれば日々のお買い物や生活をよりお得にすることができます。
上手く活用していきましょう。
