dポイント投資やdカードGOLD特典などで大量のdポイントがあるけど、お得な使い道は無いかなー。と考えている方にdポイントの使い方の紹介です。
そんなdポイントの交換先の一つとしてdポイントをお得に活用できる、iDキャッシュバックもおすすめです。
dポイントとして直接利用するよりもiDとして決済するときに“ポイント還元がある”という点が大きなメリットとなります。今回はそんなiDキャッシュバックとは何か?お得な使い方を紹介していきます。
また、2020年からは期間・用途限定のdポイントもiDキャッシュバック交換ができるようになり利便性がアップしました。
大前提としてdカードユーザーである必要がある
まず、iDキャッシュバックの大前提としてdカード、dカードGOLDのカード会員である必要があります。dカード、dカードGOLDでのiD決済時に充当するという仕組み上、これは仕方ないところですね。
dカードは年会費無料、dカードGOLDは年会費11000円(税込)ですが、ドコモやahamoユーザーにとっては年会費以上の価値があるカードです。
ドコモ・ahamoユーザーならGOLD、そうでないなら一般カードという選び方で良いと思います。
iDキャッシュバックとは?
iDキャッシュバックとは、電子マネーの「iD(アイディー)」を利用したとき、そのiD利用額から利用分を充当することができる仕組みです。
電子マネーのiDはポストペイ方式(後払い方式)の電子マネーとなっています。dカードなどのクレジットカードに紐づいており、通常iDで支払いをした場合は、紐づいたカードにiD利用分として請求されます。
iDキャッシュバックはそんなiDで決済をした時、後払いで請求される金額に充当可能なマネーとなります。
たとえば、3,000円分のiDキャッシュバックを保有しているとします。その上で、iD決済で300円、500円、200円の利用をしたとします。すると、クレジットカードの明細には以下のように載ります。
こんな感じで明細は記録されますが、iDキャッシュバックが充当されて支払いが相殺されるという形になります。
キャンペーンやポイント交換でiDキャッシュバックを手に入れたらどうする?
iDキャッシュバックは最近は減ったもののdカードなどのキャンペーンでもらえることが多かったです。
付与されたiDキャッシュバックは自動的にiDに紐づけされますので、特に何もする必要はありません。そのカードを使って街のお店などで「iD払い」をすれば自動的にiDキャッシュバックが行われます。
iD加盟店は多く、コンビニ、スーパー、ショッピングモール、チェーンレストラン、ドラッグストア、家電量販店、ガソリンスタンド、Amazonなど多くのお店で使えます。少額決済からそれなりにまとまった決済も使えるので、使い道は十分です。
また、dカードをApplePayに登録すれば、自動的にiD払いとなります。
dポイントはiDキャッシュバックへの交換がお得な理由
dポイント投資で増えたdポイント、dカードGOLDでもらったドコモ料金の10%相当のdポイントなどは、そのままdポイント払いをすることも可能ですが、ポイント払いをするより、iDキャッシュバックに交換して使うほうがお得です。
ポイントがポイントを生む形にすることができるのです。
dポイントもそのまま1ポイント1円分として街のお買い物でつかえます。なら、あえてひと手間かけてiDキャッシュバックにする意味ってあるの?って疑問に思いますよね。
でも大きな意味があります。それは「iDとして支払えばdカードのポイントが付く」という点です。
また、dカードGOLDの場合、年間100万円、200万円の利用での利用額特典がありますが、iDキャッシュバックを利用した決済額もこれに含まれるという点が大きなメリットです。
dポイントを使っての支払いをした場合
たとえば、dポイントカードを提示してdポイント払い、d払いにおいてdポイントを使って決済をした場合、これらのポイント利用分はポイント付与対象外となります。
iDキャッシュバックの場合
dポイントをiDキャッシュバックに交換して利用した場合でもポイント還元の対象となります。dカード/dカードGOLDのポイント還元率は基本1%となっているわけなので、dポイントのまま使うよりはiDキャッシュバックとしてiD払いで利用するほうがお得になるわけです。
dポイントをiDキャッシュバックに交換する方法
dポイントクラブ>ポイントを使う>交換商品に使う>iDキャッシュバックコース
この流れで交換できます。交換単位は100dポイント→100円(iDキャッシュバック)となっています。
なお交換したiDキャッシュバックは翌月15日ごろに反映されます。
iDキャッシュバックの確認方法
残高の確認はdカードのWEBサイト上でも可能ですが、dカードアプリが便利です。dカードアプリの「お支払額照会」のページでiDキャッシュバック残高を確認することができます。
iDキャッシュバックの注意点・ポイント交換のデメリット
メリットだけではなくて注意点もあります。
- 交換したiDキャッシュバックの有効期限は6か月
- 月間の交換上限は4万円まで
まず、通常ポイントだけでなく、期間・用途限定ポイントも対象となりました。
また、交換したiDキャッシュバックは有効期限が6か月という点と、月間交換上限が4万円までになっているという点が注意点ですかね。
特に、有効期限はよく考えておかないと失効なんてことになったら目も当てられません。なお、追加で交換をすると有効期限がリセットされます。今は100P単位で交換できるようになっていますので、期限切れが気になるようであれば少しずつ追加していくという方法もありますね。
ただ、dポイントの使い道を漠然と考えているという方にとっては、使い道豊富なiDをdポイント払い/d払いよりもお得に使えるってのは大変メリットのある活用方法だと思いますよ。
なお、2020年3月23日にはdポイント(NTTドコモ)とSMBC日興証券が提携してdポイント投資ができるようになりました。こちらでは期間・用途限定ポイントも投資できるので、現金化という手段であればこちらの方が良いかもしれません。