楽天RSS(マーケットスピードⅡ版)が利用できるようになっています。関数の書き換えが必要だったので、ずっとⅠ版を利用していましたが、Ⅱ版にようやく移行しました。
初期設定のやり方とかは「公式サイト」の方がわかりやすいと思います。
ちなみに、利用するには楽天証券の口座が必要になります。
楽天RSSのマケスピ版、マケスピⅡ版の違いは何?
ちなみにマーケットスピードⅠ版についての記事は「こちら」になります。現在も楽天RSSも利用できます。
楽天RSSは旧タイプのマーケットスピードでも利用できますが、マーケットスピードⅡで利用できるタイプの方が機能的に使いやすいです。
- 処理速度が速い(と、思う)
- 注文もエクセル上で出せるようになった(自動注文)
- セル参照が可能に(これが大きい)
自動発注もできるけど、私はもっぱら情報収集目的です。
個人的に便利になったのがセルを参照できるようになったことですね。旧タイプはセルを参照できなかったので、マクロを組み合わせてやらないと一括で更新するのが面倒でしたが、マケスピⅡ版はセル参照ができるので、色々な計算や一括での更新などがより手軽にできます。
楽天RSS(マーケットスピードⅡ版)利用手順
何はともあれ、楽天証券の口座が必要です。口座がない方はまずは口座を作りましょう。
楽天証券公式ホームページ(口座開設)
そして、口座を作ったら「マーケットスピードⅡ」をPCにインストールしてください。無料です。
①エクセルにアドインを登録
まずはエクセルを開き、「ファイル>アカウント>Excelのバージョン情報」で使用しているソフトが32bit版か64bit版かを確認します。
続いて、「ファイル>オプション>アドイン」と進みます。下の方の管理(A)が「Excelアドイン」となっていることを確認して「設定(G)」をクリック。「参照」をクリックしてアドインファイルを入れます。場所は以下の通りです。
PC>OS>ユーザー>「ユーザー名(人によって異なる)」>AppData>Local>MarketSpeed2>Bin>RSS
※ 「AppData」が表示されないときは、エクスプローラーの表示>隠しファイルにチェックが入っていないことが考えられます。エクスプローラーを立ち上げ(キーボードから【Windowsロゴ 】キー + 【E】キーで起動します)、メニューの表示から隠しファイルにチェックが入っていることをご確認ください。
と進みます。
・MarketSpeed2_RSS_32bit.xll(MarketSpeed2_RSS_64bit.xll)
・MarketSpeed2_RSS_VBA.xlam
の二つを開きます。(なお、excelのバージョンが64bitの場合は64bit.xllの方を入れます)
二つともアドインに登録したら「OK」をクリック。
するとExcelに「マーケットスピードⅡ」というタブが追加されるはずです。これで準備は完了となります。
②マケスピⅡを起動する
登録しただけだと、マーケットスピードⅡのタブは「未接続」となっていると思います。なので、マケスピⅡを起動してください。このとき、はじめてマケスピⅡを起動するときはエクセルは一旦閉じておいてください。
起動したらエクセルの「マーケットスピードⅡ」タブで「未接続」をクリックすると「接続中」に代わるはずです。これで接続OKです。
旧バージョンよりもExcelライクな入力が可能に
マーケットスピードの従来バージョンよりは手軽に入力できるようになっています。タブ内の「投資情報」からエクセルの表の中に好きな表示が可能になりますが、セル参照ができるようになっているので、従来のようにVBAを利用して一括変更するみたいな方法が不要です。
これができるようになったのでエクセルでセル参照を利用した計算ができるくらいの人なら、情報ツールとしてかなり活用できることは間違いないです。
どんなところで活用できるのかというと
- 保有銘柄の損益管理ツールを作る
- LINE証券のタイムセール銘柄などタイミングでウォッチする
- リアルタイムの「株価」を使って何かを計算したい場合
こうしたときに活用できそうです。
国内株のデータをリアルタイムで取得する方法(スクレイピングを除く)では、楽天RSSは使えるツールだと思います。
こうした株価情報についてはGoogleスプレッドシートを使う方法もありますけど、国内株の深い情報まで取れるのはRSSの方が有利です。