東急カード × SBI証券のクレカ積立が4月25日開始 三井住友カードとどっちが良い?

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著者:しょうこちゃん

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2022年4月25日からSBI証券において東急カードを使ったクレカ積立(投資信託)のサービスがスタートしています。。

最大4%還元という表現が踊っており、同じSBI証券のクレジットカードでの積立投資の最大ポイント還元である2%の2倍となる大きな還元が魅力的です。ただ、2%還元を取得するにはいくつかの条件があるので、それをクリアすることができる人ならお得ということになります。

SBI証券のクレカ積立(クレジットカード積立)では三井住友カードを使ったものが氷筍サービスとして提供されていますが、それを東急カードに乗り換えをしてまで利用するべきかどうかを比較していきたいと思います。
※併用はできません。

結論から言うと、東急沿線などにお住まいの方で39歳以下(29歳以下なら尚よし)の人なら東急カードで積立をする方がお得になるはずです。

クレジットカード積立投資とは?

そもそもクレジットカード積立投資って何?という方向けに簡単に説明します。

クレカ積立としうのは証券会社において投資信託の積立投資をクレジットカードを使って決済するサービスを指します。その魅力はなんといっても「ポイント還元」にあります。

クレジットカードを経由することでクレカのポイント還元があるため、普通に購入するよりもお得に購入できます。現在はSBI証券だけではなく、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、tsumiki証券など多数の証券会社が対応しています。

上手にこのクレカ積立を利用すれば、資産運用という面はもちろん、ポイント目的でもお得に利用できます。詳しくは以下の記事でまとめています。

dp-invest.hateblo.jp

そんなクレカ積立投資で2022年4月からSBI証券×東急カードでの積立サービスがスタートします。なお、SBI証券はすでに三井住友カードと提携してのクレカ積立を始めており、利用者はそのどれか一つしか選択できません。

東急カード × SBI証券のクレカ積立のポイント還元の仕組み

まず、SBI証券に口座開設をする必要があります。
>>

そのうえで、口座開設後にSBI証券の口座を「TOKYU POINT」が貯まるコースへと変更する必要があります。コース変更は「こちら」から行います。なお、TOKYU POINTのIDが必要ですので東急カードがない人は先にカードを作成しておく必要があります。

東急カードは「東急カードの各種ゴールドカード」か「TOKYU CARD ClubQ JMB(年会費初年度無料、2年目以降1,100円」のどちらかがおすすめ

>>東急カード公式ホームページ

東急カードのクレカ積立で獲得できるポイント還元率

ベースポイントは0.25%で、それに様々な還元が上乗せされていく形になります。

  • ベースポイント:0.25%
  • カード券種によるポイント(ゴールドカード):+0.75%
  • 年齢による加算
    • 29歳未満:+0.5%
    • 39歳未満:+0.25%
  • TOKYU ROYAL CLUBによる加算
    • シルバーステージ、ゴールドステージ:+0.25%
    • クリスタルステージ:+0.5%
    • プラチナステージ:+1.5%
  • その他加算
    • 東急カードの年間利用額200万円以上:+0.25%
    • SBI証券の投信保有残高500万円以上:+0.25%
    • 毎月の積立額5万円:+0.25%

合計で最大3.75%

とはいえ、全部を達成できる人は少ないかなーという印象です。一方で人によっては、三井住友カードで積立するよりもメリットがあるケースもあるかもしれません。

TOKYU ROYAL CLUB以外のポイントアップ

TOKYU ROYAL CLUBは少し独自なので、それ以外の項目を見ていきます。

ベースポイントと毎月の積立額5万円はクレカ積立をするなら基本なので0.5%還元は確定できます。

  • 29歳未満:+0.5%
  • 39歳未満:+0.25%

この加算も40歳以上の方には残念ではあるけど、若い人ならメリットが大きい。20代の人なら実質1%還元、30代の人でも0.75%にすることができます。

これに上乗せができるのがSBI証券での投信残高が500万以上という条件になります。これを満たせるなら20代は1.25%、30代は1.0%、40代以上は0.75%にできますね。

また、ゴールドカード保有なら+0.75%
東急カードのゴールドカードは年会費6600円(税込)。一方で+0.75%で得られるポイント還元は5万円投資の場合で年間4500円相当となります。損益だけを考えたら既存ゴールドカードユーザーにとってはありがたい話ですけど、クレカ積立を目的だけに入るのならちょっと微妙かなというところです。

最後に年200万円以上の決済は、このためだけにやる価値があるかは微妙ですけれども、後述のTOKYU ROYAL CLUBのシルバー条件も自動的に満たせるため最低+0.25%は加算されるため+0.5%の加算とできます。

TOKYU ROYAL CLUBは3カウント(シルバー+0.25%)は目指せそう

TOKYU  ROYAL CLUBは東急グループの利用カウント数に応じて分類されるメンバーシップサービスとなります。

  • 東急カード発行のクレカを持っている
  • TOKYU POINT Webサービスに取る奥住
  • カウント対象となるサービスを3つ以上利用
    • カウント3:シルバー
    • カウント5:ゴールド
    • カウント7:クリスタル
    • カウント9+ゴールドカード保有:プラチナ

ちなみにカウント対象サービスは以下のようになっています。

  • 東急カードのPASMOオートチャージサービス/東急線PASMO定期券の購入
  • 東急でんき利用
  • ガス利用
  • イッツコム、ケーブルテレビ品川利用
  • 東急セキュリティ利用
  • 東急ベル利用
  • 東急スポーツシステム/スポーツオアシス
  • 東急の学童保育、保育園
  • 東急のデイサービス利用
  • 東急の保険を利用
  • 東急の不動産を利用(賃貸・分譲・注文住宅)
  • 東急のシニアレジデンス利用(3カウント)
  • 東急のリゾート会員権を保有
  • 東急のゴルフ会員権を保有
  • 東急グループの株式保有
  • 東急カードの利用額50万(1カウント)
  • 東急カードの利用額100万(2カウント)
  • 東急カードの利用額200万(3カウント)
  • 東急カードの決済回数が1000回以上
  • (おそらく)クレカ積立の実施

と、こんな感じ。

クレカ積立自体がカウント対象になるという記載もあったので、3カウントでのシルバーは比較的取りやすそうな気がします(+0.25%)。

オートチャージと東急グループの株保有もSBI証券で1株だけS株で購入しておけばよいだけ。

  • オートチャージ:1カウント
  • クレカ積立:1カウント
  • SBI証券で1株投資:1カウント

※関東圏以外の方はオートチャージが難しい

さらに、東急カードの利用金額が200万円を超えるような人ならクリスタル(+0.5%)も目指せなくは無いような気がしますね。ついでに200万達成すれば+0.25%もプラスされます。

 

貯まるポイントの出口はどうする?

貯まるポイントはTOKYUポイントです。
ポイントはJALマイルとの交換の他、PASMOへのチャージなどに利用することができます。また、東急系列でのお買い物でも1P=1円として消費可能です。

 

東急カード?三井住友カード?どっち?

三井住友カードの場合はゴールド修行をしなければ基本0.5%還元、ゴールド修行(100万円以上をゴールドNLで利用して永年年会費無料化)をしたとしても1.0%還元です。

一方で東急カードの場合、29歳以下の方なら1.0%還元+αになりますので、東急カードでやるほうが還元率は高くできそうです。30歳~39歳の方でも0.75%還元+αになるので年会費をかけずにやるなら東急カードの方が上です。

さらに関東圏の方であればTOKYU ROYAL CLUBで+0.25%(シルバー)は比較的簡単に達成できそうです。

一方で40歳以上で地方民の場合は三井住友カードを利用するほうがポイント出口的にも良い感じといえるかもしれません。すでにNLゴールド修行を達成している方もあえて東急カードに移るまでのメリットは薄いかなといったところです。

東急カードのポイントアップ条件が細分化しているので、皆様の状況次第でどっちがお得かは変化しそうですが、雑に分類すると

  • 39歳未満の関東圏在住の方→東急カード&SBI証券
  • 40歳以上の関東圏以外の方→三井住友カード&SBI証券

といった感じですかね。

 

東急カード × SBI証券のクレカ積立におすすめのクレカ

基本は東急カード(TOKYU CARD)になると思います。

 TOKYU CARD ClubQ JMB TOKYU CARD ClubQ JMB 

東急カード(TOKYU CARD)の基本カードは年会費初年度無料、2年目以降は1100円(税込)になります。

  • クレカ積立の利用
  • PASMOオートチャージの利用

この条件を満たせば翌年度以降の年会費も無料にすることができます。PASMOオートチャージが利用できるのはPASMOの沿線ですから、地方民の方は年会費無料にするのはちょっと難しそうな感じがありますね……。

一方で関東圏の方なら年会費無料で維持可能で、20代、30代の方ならSBI証券×三井住友カードの選択よりもよさそうです。

TOKYU CARD ゴールドカード

東急カードのゴールドカード。年会費は6600円(税込)かかりますが、SBI証券のクレカ積立のポイント還元が+0.75%となります。記事中でも説明した通り、月5万の投資としてポイント還元される額は4500円

これだけだとややコスト負けするので、クレカ積立だけを目的にするならあえてゴールドカードに行かなくても良いかなといったところです。

なお、東急カードを作成するのであればポイントサイトの「ポイントインカム」経由で作成をすると5000円分のポイントが貰えます。

ポイントインカム会員登録はこちら

また、SBI証券についても口座をまだお持ちでない方はポイントサイトの「ハピタス」を経由して口座開設をすると6500円分のポイント還元があります。

ハピタス会員登録はこちら