THEO(テオ)やWealthNavi(ウェルスナビ)で資産形成はできるのか?1%の手数料は高い?安い?

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著者:しょうこちゃん

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THEO+docomo(テオプラスドコモ)という資産運用サービスがあります。ロボットアドバイザー投資と呼ばれるジャンルの運用方法で、“投資には興味があるけど、自分で投資対象や投資手法考えるのは面倒”という人に最適な運用サービスとなります。

ロボアド運用では、あなたが取れるリスクの大きさに応じて最適な運用を自動で行ってくれるサービスとなります。そんなロボアド運用が資産運用・資産形成手段として優れているのかどうかを検証していきたいと思います。

 

ロボアド運用のメリット、デメリット

テオプラスドコモの評価をする前に、ロボアド運用という投資手段自体の評価をしたいと思います。

ロボアド運用は資産運用の先進国でもあるアメリカでは主流となりつつある投資方法の一つです。投資は「リスク分散」が重要という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、それは分散投資をして最適なアセットアロケーション(資産配分)をすることで、「期待リターンを下げずにリスク(価格変動率)を小さくする」ということができるからです。

money-magazine.org

上の参考記事はちょっと長いですが、最適な資産配分をすることで、年間で期待できる収益性を維持したままで、リスク(ブレ幅)を小さくできるって話です。

 

でも最適な資産配分なんて検証するのは面倒すぎるし無理

最適な資産配分というのは、過去のデータから読み取っていくわけなんですが、そうしたデータは日々変わっていきます。また、その最適な配分ってのも、その人がとることができるリスクの大きさによって変わってきます。

年1%程度の収益が欲しいという人の最適な資産配分と、年3%の収益が欲しい人の最適な資産配分は全く異なります。

 それを常に検証するなんてことは個人投資家では無理です。だから、ロボアド運用なんですね。とれるリスクの大きさや必要な期待リターンの大きさに応じて、最適なアセットアロケーションで投資をしてくれて、調整も勝手にやってくれます。

ロボアド運用のデメリットは手数料

デメリットといえるのは「手数料」でしょう。

ロボアド運用サービスでは今回紹介しているTHEO(テオ)やWealthNavi(ウェルスナビ)が国内では有力ですが、いずれも運用残高の1%程度の手数料がかかるようになっています(年率)。

この手数料をどう考えるかでしょう。個人的には、やや高いというのが感想です。現在は1%が標準っぽいですが、これが0.1~0.3%くらいにまで下がってくれたら、ロボアド運用を利用する価値も出てきそうですが、高いなぁ。

 

資産運用のことを考えなくても勝手にやってくれると考えれば価値あり

一方で、投資の事をあまり考えずに、勝手に積立投資をしていれば、それなりのリターンがあると考えるのであれば利用価値はあると思います。

投資や資産運用のことを考えなくても、勝手にやってくれることで、自分の時間をもっと別の有意義なことに使えるというのであれば、1%のコストというのはさほど高くないといえるかもしれません。

自分で投資の事を考えられる人には割高ですが、そうでない人でもっと別の事に時間や頭を使いという方にとっては割高といえないのかもしれません。

 

実際に利用できるロボアド投資サービスって何があるの?

ロボアド運用サービスとしては、THEO(テオ)やWealthNavi(ウェルスナビ)の二社が代表的です。サービスの質(種類)的にはどちらも同じようなものです。個人的にはロボアド運用をするのであれば、デタックス(税金調整)などの機能があるWealthNaviのほうがやや良いかなというイメージを持っています。

優劣は長期的に見てみないとわかりかねる部分もありますが、現時点で利用者が多いのもWealthNavi(ウェルスナビ)のほうですね。 

一方のTHEO+ドコモ、WealthNaviに大きく劣るという事はありませんし、投資残高に対してdポイントがもらえるという特典もあるので、dポイントユーザーならTHEO+ドコモでもいいかもしれません。

dポイント投資で米国大型株のポイント運用をするにはTHEO+ドコモに口座があることが必要になります(取引はなくてもOK)