dポイントは通常ポイントとは別に「期間・用途限定ポイント」というdポイントが用意されています。こちらは、通常ポイントよりも制約のあるポイントとなっています。有効期限が短く、他社ポイントへの交換などには利用することができないポイントです。
期限が短いケースもあるので期限切れで執行する前になるべくサクサクッと消費していきたいわけですが、今回はそんな期間・用途限定dポイントの使い方を紹介します。
なお、2020年3月24日より、dポイント(期間・用途限定ポイント)はSMBC日興証券を通じてポイント投資ができるようになり、実質的に限定ポイントでも「現金化」ができるようになっています。現状だとこの日興フロッギー経由が最強の使い道だと思います。
期間・用途限定dポイントとは?
ドコモユーザーの方なら色々たまっているのではないかと。
- ドコモやamahoも入会キャンペーン等のポイント
- dポイントへの交換増量キャンペーン
- ポイント交換増量キャンペーン
- dカードやd払いのキャンペーンでもらえるポイント
- 各種dポイントキャンペーンでもらえるポイント
のように、dポイントやドコモ関連のキャンペーン等でもらえるのが期間・用途限定ポイントです。
ドコモはキャンペーンによって大盤振る舞いをすることも多く、数千ポイント、数万ポイント単位で付与されることもあります。一方、期間・用途限定ポイントは利用期限が比較的短いので、ぼーっとしていると期限切れで失効……なんてことになってしまう問題もあります。
dポイント(期間・用途限定ポイント)の上手な活用方法
通常のdポイントについては使い道は多いのですが、期間・用途限定ポイントは制約があります。この記事では期間・用途限定ポイントに限った活用法を紹介します。
- SMBC日興証券(日興フロッギー)で株を買う
- ローソンでポン活(お試し引換券)
- dショッピングデーで使う
- iDキャッシュバックとして利用する(dカードユーザー限定)
- ジェフグルメカードを買う(ドコモ長期ユーザー限定)
- d曜日にd払い(ネット決済)で活用する
- ふるさと納税に使う
- 街のお店(dポイント、d払い加盟店)で使う
といった方法があります。上手く活用していきましょう。
SMBC日興証券(日興フロッギー)で株を買う
おすすめ度:★★★★★
基本的に一番おすすめなのがこの方法です。SMBC日興証券では2020年3月24日よりdポイントを使って同社で株取引が可能となりました(日興フロッギー)。
私も現在ではこの方法でほとんどの限定ポイントを消化しています。
100P単位で株式の購入にdポイント(現金との組み合わせもOK)が可能となっておりますので、ポイントを無駄なく利用することができます。株式投資として長期的な運用は勿論ですが、株を買って売却するという方法で、dポイントの現金化も可能です。
リスクを抑えて現金化する方法については「日興フロッギーでdポイント現金化」の記事で解説しています。リスクは取りたくない……という方はこういった方法がおすすめですね。
現金化というのはポイ活においてはある意味最強です。
キャッシュレス系のサービスで10%還元、20%還元というキャンペーンはありますが、その原資となるのは多くが「現金」です。
たとえば、15%増量でもらったdポイントを現金化した上で、その現金を元手にしてVポイントの20%増量キャンペーンのクレカ決済分に充当したら……増量されたものをさらに増量できるわけです。
なので、ポイントを現金化できるのであれば可能な限り現金化(あるいは、現金同等物で消費)するというのはポイ活、ポイ活投資を行う上での最善手だと思います。
ローソンでポン活する(お試し引換券)
おすすめ度:★★★★★
街のお店(dポイント加盟店)ならそのまま使えます。
ローソンでのお買い物もいいですが、前に記事にしたポン活をやってみるのもいいかもしれません。数百ポイントの消化ならこの方法がいいと思います。
ローソンのお試し引換券と交換する方法ですね。私はときどきビールがラインナップされているときに買ったりします。
数千ポイントくらいなら、普段の買い物をちょっとローソンでするようにすれば余裕で消化できそうですよね。ちなみに、金券、プリカ、切手などはポイントでは買えません。
iDキャッシュバックとして利用する(dカードユーザー限定)
おすすめ度:★★★★★
ドコモのクレジットカードの「dカード」をお持ちならiDキャッシュバックに交換するというのも手です。
dポイントの場合、基本的に“ポイント払い分はポイント付与対象外”となりますが、iDキャッシュバックに交換し、ApplePayやdカード付帯のiDで決済することで、dカード決済扱いになります。そして決済分は1%分のポイント還元がされます。特約店ならさらにポイント還元UPします。
dカードユーザーであればほぼ現金化と同じようなものとして利用できる点がメリットです。
dショッピングで使う(アプリ利用)
おすすめ度:★★★
ドコモのECサイトの「dショッピング」ならdポイントが使えます。
「dショッピングデー」でのポイント消費が有効です。このdショッピングデーはdポイントを使ったお買い物がお得になります。
- 税込み4400円以上のお買い物が対象
- 全商品ポイtの10倍以上~最大40倍
- ポイント利用分の最大20%のポイント還元(アプリ注文)
このイベントは「dポイント利用でも還元される」というという特長があります。dショッピングでは期間・用途限定ポイントも使えるので、ポイント消化に向いていますね。
d曜日にd払い(ネット決済)で活用する
おすすめ度:★★★★
d曜日はドコモのキャンペーンで毎月の金曜日・土曜日にd払い(ネットショップでの決済)をすると決済店舗数によってポイント還元が受けられるキャンペーンです。
通常、ポイント利用時にはポイント還元されませんが、毎週金曜・土曜日はドコモの「d曜日」というキャンペーンが行われています。このキャンペーンについては2020年1月よりポイント利用時もポイント還元対象となりました(キャンペーン分のみ)。
こちらのキャンペーンを利用してd払い(ポイント利用)すれば期間・用途限定ポイントから優先して利用されます。
- Amazon(ドコモ、ahamo限定)
- ひかりTVショッピング
- ノジマオンライン
- メルカリ
- ふるさとチョイス
- ふるなび
- サンプル百貨店
などが対象です。
おすすめは「ふるなび」ですかね。d払いが利用可能なうえ、ポイント還元施策も多いのでd曜日のポイントアップとWで得をすることができます。
街のお店で使う(dポイント、d払い加盟店)
おすすめ度:★
限定ポイントとはいっても、dポイント加盟店やd払い加盟店では1ポイント=1円として普通にお買い物で使えます。以下のようなお店が対象ですね。
- マクドナルド
- ローソン
- 丸亀製麺
- イオンシネマ
- 東急ハンズ
ポイント払いにして足りない分は現金で買い足すのももちろんOK。数十~数千ポイントくらいまでなら、無理しなくてもお買い物とかで期間・用途限定ポイントは消費できると思います。
ただし、dポイント払い、d払い(ポイント決済)の場合、dポイント利用分については決済ポイント還元対象外となります。そのため、おすすめ度は低めです。
大切なのは期間・用途限定dポイントを有効期限切れで失効させないこと
基本的に1ポイント=1円として活用できる期間・用途限定dポイントの活用法についてまとめました。
利用可能期間が限られていますが、dポイントとして買い物をすれば、期間が短いものから優先的に消化されます。今回紹介したように、色々な利用方法がありますので上手に利用していきましょう。
街のお店でのポイント利用は効率面からは悪いですが、小額のポイントであっても使いやすいという面はあります。還元の効率を考えるのも良いですが、それだけに固執せずに失効させないことを一番に考えましょう。
ただ、dポイントは毎年や不定期実施のポイント交換での増量キャンペーンがあるので、まとまったポイントでも現金化や資産化ができる日興フロッギーを使えるようにしておくのが一番だと思います。