
デビットカードは銀行預金の残高の範囲で即時決済で利用ができるキャッシュレス決済です。近年はJCBやVISAなどの決済サービスと連携したブランドデビットカードと呼ばれるタイプが主流です。
JCB、VISA、mastercardといったクレジットカードの加盟店であればクレジットカードと同じように決済をすることができます(支払いは銀行口座から即時)。
最近では多くの銀行がこうしたブランドデビットカードを発行しています。とはいえ、クレジットカードを持つことができる人からみたら、あえて作る価値があるデビットカードはそう多くはありません。
今回は”あえて発行する価値がある”デビットカードを厳選して紹介したいと思います。
- クレジットカードとブランドデビットカード、ブランドプリペイドカードの違い
- 私がおすすめするデビットカード
- プラチナデビットカード(住信SBIネット銀行 個人/法人)
- Sony Bank WALLET(ソニー銀行)
クレジットカードとブランドデビットカード、ブランドプリペイドカードの違い
ご存知の方も多いかもしれませんが、まずは「クレジットカード」「ブランドデビットカード」「ブランドプリペイドカード」という3つの決済手段の違いを説明する。
いずれもJCB、VISA、mastercardといった国際ブランドの加盟店で支払いをすることができます。
| 支払い時期 | 分割払い | 利用可能額 | 審査 | 年齢制限 | 使えるお店 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| クレジットカード | 支払日に後払い | 可能 | 設定された限度額 | あり | 原則18歳以上 | すべて |
| デビットカード | 預金口座から即時決済 | 不可 | 預金残高が上限 | なし | 原則15歳以上 | 一部除く |
| プリペイドカード | 事前チャージ | 不可 | 事前チャージ額 | なし | なし | さらに少ない |
ざっくりと比較するとこんな感じになります。クレジットカードとデビットカードを比較したときのデビットカードの固有のメリットとしては
- 原則15歳以上なら作れる
- 審査不要
- 即時決済なので資金管理がしやすい
といったところが挙げられるでしょうか。
一方のデメリットとして挙げられるのはクレジットカードが使える店の全部でデビットカードが使えるわけではないというところですね。
また、全体的な傾向としてポイント還元などの特典はクレジットカードと比べると弱いケースが多いです。ただ、これはデビットカードによりまちまちです。お得な還元を実施しているデビットカードもあります。
私がおすすめするデビットカード
以下は私がおすすめをしているデビットカードです。どれもクレジットカードにはない特典や特徴を持っていて、人によっては大いに活用できると思います。
- プラチナデビットカード(住信SBIネット銀行)
- Sony Bank WALLET
- Revolut
プラチナデビットカード(住信SBIネット銀行 個人/法人)

住信SBIネット銀行が提供しているプラチナデビットカード(mastercard)です。大きな特徴としては以下の点です。
- 審査不要でプラチナカードが持てる
- モバイル保険がセットされている
- 実質的に住信SBIネット銀行のスマプロランクが最上位になる
- 外貨預金残高を使って買い物ができる
年会費は11,000円(税込)と一般的なクレジットカードのゴールドカードくらいの年会費がかかります。一方で充実した旅行傷害保険やモバイル保険、海外のVIP空港ラウンジを利用できるプライオリティパス付帯(年3回まで)などは大きな強みです。
モバイルの保険は保証範囲が広い。家族1名が持っておくと安心
特に大きな特典は「モバイル端末の保険」だと思います。スマホなどが損害を受けた場合、修理代金として最大10万円を年1回支払ってくれます。
- スマホ
- タブレット
- デスクトップPC
- ノートPC
- スマートウォッチ
- モバイルゲーム機
- モバイル音楽プレイヤー
とかなり幅広く、発売日から5年以内(5年超の場合は保険開始日から1年以内)が補償対象となります。保険金額は修理不能なら25000円、有利可能なら最大10万円。さらに補償対象には「家族」も含まれます(個人カードの場合)。
スマプロランクも最上位が簡単に取得可能
また、プラチナデビットカードを保有するとスマプロランクが自動的に2ランクアップします。スマート認証NEOを設定している人はこれだけで実質ランク4(最上位)になれますのでATM&振込手数料が月20回まで無料になります。
参考:住信SBIネット銀行のスマートプログラム攻略
外貨預金残高を使って買い物ができる
最後の特徴は外貨預金を使った決済ができる点です。海外でのショッピングの場合、通常のクレカだと為替手数料が徴収されますが、プラチナデビットカード(住信SBIネット銀行)であれば、外貨預金として米ドルに残高があればそれを使ってお買い物をすることができます。外貨預金の手数料の方が圧倒的に安いので海外決済が多い人にもお得です。なお、2.5%の海外事務手数料がかかりますが、年30回までポイントバックされます。
プラチナデビットカードのカード作成(口座開設)について
住信SBIネット銀行には、ポイントサイト案件はありませんので公式サイトから直接口座開設をしてください。なお、プラチナデビットカードは○○NEOBANKのいわゆる「提携NEOBANK」では作成できません。
あくまでも住信SBIネット銀行の通常口座である必要があります。
※口座がない人は先に住信SBIネット銀行の口座作成が必要となります。
Sony Bank WALLET(ソニー銀行)

ソニー銀行のVisaデビット付きのキャッシュカードとなります。
大きな特徴は以下の点になります。
- 最大2%還元となる高還元のキャッシュバック
- 外貨預金を使ったショッピングができる
最高2%のキャッシュバックは魅力だが、ハードルはかなり高い
Sony Bank WALLET(ソニー銀行)はClub Sというソニー銀行の会員ランク(ステータス)に応じて最大で2%までショッピングの還元率がアップします。また、為替手数料の優遇も受けられます。

ただ、このClub Sの条件は結構厳しめです。
ゴールド以上は投資(運用)が必要でゴールドは500万円以上、プラチナは1000万円以上の投資が必要になります。条件を満たせる人はそう多くないかもしれませんが、ゴールドやプラチナのステータス条件を満たせる人は常時2%還元というかなりお得なデビットカードになります。
外貨預金を使ったショッピングができる
もう一つの特徴は「外貨預金を使ったショッピング」です。こちらは前述の住信SBIネット銀行のプラチナデビットカードでも紹介しましたが、決済についてはSony Bank WALLETの方が上です。
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの10通貨に対応している上、決済手数料もかかりません。
また、これはごく一部の人の話ですしデビットは直接関係ないですが、twitter(X)の収益化プログラムを利用している人はソニー銀行を入金先銀行に設定しておくと送金時の為替コストがゼロになります。銀行によっては数千円単位の手数料がかかるケースもあるので、ソニー銀行にしておくと良いと思います。
参考: twitter(X)の広告収益配分プログラムの始め方と注意点
Sony Bank WALLETのカード作成(口座開設)について
ソニー銀行はポイントサイト案件はありません。また過去にも登場したことはありませんので、以下より直接口座開設をしてください。
>>ソニー銀行公式ホームページ
※ポイントサイト案件はありません。
Revolut(レボリュート)

Revolut(レボリュート)は実質的にはプリペイドカードじゃないの?と思いますが扱いとしてはデビットカードです。外貨両替が可能なマルチカレンシー型の決済サービスを提供しています。イギリスのテック企業によるフィンテックサービスです。
基本的には銀行やデビットカード、クレジットカードなどからチャージをしてそのチャージ残高で支払いや送金が可能です。
- 20歳以上で申し込み可能
- 年会費
- スタンダード:無料
- プレミアム:980円/月
- メタル:1980円/月(年間契約なら19,800円)
- ポイント還元
- スタンダード・プレミアム:なし
- メタル:1%還元
- 出金(イオン銀行の海外発行対応ATMで出金可能)
- 送金(銀行口座への送金可能)
※出金や送金はクレジットカードチャージ分は不可
大きな特徴としては以下の2点があります。
- 外貨両替が非常に強い
- チャージでもポイントが貯まる、決済修行にも
まず一つ目に強いのは外貨両替です。
日本国内アカウントの場合、22の通貨に対応しており有利なレートで外貨の量が絵ができます。両替した外貨はカード決済、海外ATM出金、送金に利用することができます。
海外加盟店での外貨による決済であれば為替手数料などの余計な手数料もかかりません。
続いて、残高チャージをデビットカード、一部のプリペイドカードやクレジットカードから行うことも可能です。
これをうまく利用すればクレジットカードの入会キャンペーンなどで○○万円の支払いが必要という場合などの攻略にも役立てることができそうですね。クレジットチャージ分はダメですが、一部のチャージからなら出金や送金もできる点も強いです。
※楽天デビット→Revolut→楽天銀行出金のようにお金をグルグル回すのはルーピングといってRevolutの規約で禁止されているのでご注意ください。最悪BANされます。