期間・用途限定ポイント(dポイント)を通常のdポイントに交換することができる方法が突如登場し話題になっています。
貯めそうにも、期間・用途限定ポイントがゼロポイント状態だったので、なかなか試すことができませんでしたが、マスチャレの特典ポイントが入ったので、実際に試してきました。
コスモ石油のサービスステーションで、dポイントを利用するだけです。こうすることで「期間・用途限定ポイント - 給油で実際に利用したポイント」の残りのポイントが期間・用途限定ポイントから通常ポイントに交換されます。
※システムのバグ的要素があるので、早期にふさがれる可能性があります。
(重要な追記)
情報提供いただきましたが、こちらの方法による期間限定ポイントのロンダリングは2020年7月14日時点でふさがれた可能性が高いです。
コスモ石油での給油を使ったポイント交換方法
まずは、dポイントに対応したコスモ石油のSSに行く必要があります。以下から探すことができます。
対象となるのは一部のセルフSSです。なお、dポイントカードの利用で200円(税込)ごとに1ポイントも付与されます。
必要なものは期間・用途限定ポイントが貯まっているdポイントカードです。
<期間・用途限定のdポイントを通常ポイントに交換する手順>
- 給油時に現金を選ぶ
- ポイント利用で「dポイント」を選ぶ
- ポイントカードを挿入
- ポイント利用で「すべて使う」を選択
- 給油する
手順としてはこれだけです。こうすることで期間・用途限定ポイントが通常ポイントにロンダリングされます。実際には、保有する期間・用途限定ポイントから、使った分を引いたポイント分が通常ポイントとして戻ります。
ちなみに、1度の給油で交換可能な最大値は「99,999ポイント」です。
もう少し詳しく仕組みを説明
コスモ石油のSSでdポイントで給油をすると先に99,999ポイント(それ以下のポイントしかない人は全ポイント)が一旦差し引かれます。
その上で、給油をした実際に使った分の残りを取消分としてアカウントに戻してくれるわけです。たとえば
- 8000ポイント(期間・用途限定ポイント)
- 22000ポイント(通常ポイント)
という状態でコスモ石油で給油を1000円分したとします。この時は一旦3万ポイントが全額差し引かれたうえで、給油後に29000ポイントが戻ってくる仕組みです。
で、戻ってきた29000ポイントは、通常なら7000ポイント分は期間・用途限定ポイントとなりますが、そうならずに全額が通常ポイント扱いとなるわけです。
期間・用途限定ポイントは利用期限が短いので、期限が迫っているポイントがあるという人にとっては悪くないバグ技だと思います。
日興フロッギーを使えば期間・用途限定ポイントは「現金化」すら可能
ただ、すでにSMBC日興証券(日興フロッギー)を使うことで、実質的に99.7%のレートでdポイントは「現金」に交換することができるルートがあります。
私個人としてはこちらの方がおすすめです。
※口座開設には本人確認書類と個人番号通知カードが必要です。
日興フロッギーでは期間・用途限定ポイントも使えるので、あえてコスモ石油を使った方法で期間・用途限定ポイントを通常ポイントに交換する意味はあまり大きくないかなー、と思っています。
これから、dポイント投資を始める人はにいいかも
dポイント投資では利用できるポイントは通常ポイントだけです。なので、一方でdポイント投資をこれから始める読者の方にとっては、少しでも多くのdポイントを貯めることが重要になってきます。
普通に投資をするよりも「勝てる」dポイント投資ですが、ポイント投資に使えるのは通常ポイントだけです。その上、投資なので、ポイント数が大きいほどリターンも大きくなります。
ちなみにdポイント投資について、詳しくご存知ない方は「dポイント投資の攻略法を紹介!少し未来を見た投資が可能なポイント運用」の記事でどんな投資でなぜ有利なのかを解説しています。
その、dポイント投資で儲けるには数十万単位のポイントがあるほうが有利です。なぜなら1%の利益が出た時、1万ポイントで運用していたら100ポイントですが、100万ポイントで運用すれば1万ポイントも儲かるわけです。
どの投資にも当てはまりますが、運用額が大きいほど利益も大きくなります。
キャンペーン等で貯めた期間・用途限定ポイントのdポイントが大量にあるという方は、このコスモ石油交換術を利用することでdポイント投資の原資とを増やせますね。
たとえば、dポイントを貯めるにあたっては必須といえるdカードGOLDは入会で最大11000ポイントがもらえますが、これは期間用途限定ポイントです。
上手く活用していきましょう。
なぜ、99999ポイントを先に差し引くのか?
ここからは、なぜコスモ石油では先に99999ポイントを差し引くのだろうか?という部分についての考察です。興味がない方は読まなくても大丈夫。
たとえばクレジットカードを使って給油する場合、ガソリンスタンドでは、先にカード会社にオーソリ「カードが使えるか確認し、利用枠を確保する」を行います。
ただし、ガソリンスタンドの場合、オーソリを通す時点で利用者がいくら給油するかが確定しておりませんので、暫定的な方法でチェックして利用後に金額を修正するという方法を取っています。
多くのVISAやJCBなどのブランドプリペイドカード、ブランドデビットカードがガソリンスタンドでの利用に対応していないのは、この決済額が後で決まる以上、先払いのプリペイドカードやデビットカードにシステムが対応していないからです。
参考:デビットカードが使えないケースはどんな時?VISAデビット、JCBデビットで支払いできない決済
で、dポイントをつかう設定をすると先に99999ポイントを差し引くのは、この問題に対応するためですね。先にこれだけ引いておけば、その上限までの範囲で給油させることができるわけです。