ポイ活の中でもコスメ、化粧品、健康食品などはポイ活案件の中でもかなり高単価に分類されるジャンルです。100%還元案件と呼ばれるような、購入額全額がポイントとして戻ってくるような案件も多く、実質無料、あるいは状況によっては黒字で商品を手に入れることもできたりします。
そのため人気の高い案件ジャンルでありますが、コスメや化粧品、あるいは健康食品ジャンルの商品やポイ活案件についてはトラブルとなるケースもありますので、注意点などを確認しておきましょう。
- コスメや化粧品、健康食品等のポイ活案件(ポイントサイト案件)をやるときの注意点
- コスメ・化粧品系の100%還元案件、高額案件をやるときのチェックポイント
- 注意点は多いけど、お得なものはお得
- おすすめのポイントサイト
コスメや化粧品、健康食品等のポイ活案件(ポイントサイト案件)をやるときの注意点
そもそもポイントサイト、ポイ活案件って何?
という方は「ポイントサイトのしくみと選び方」の記事でポイントサイトの仕組みについて解説していますので、まずはこちらからご覧ください。
こうした高額還元案件については多少の注意点もあります。取り組みをする前に以下のような点は抑えておきましょう。
まず、ポイ活における高還元・黒字案件(100%還元案件など)というのはどうしてもその会社にとっては出血案件です。特に100%還元案件などについては完全にその会社は広告費として持ち出しをしています。ポイント還元だけでなく「商品代」もあるわけですからかなりの負担をすることになります。
ここまでする理由としては以下のような考えがあります。
大手で広告宣伝費(あるいは実績作り)として予算消化しているケース
ポイ活案件としてねらい目なのはどちらかというとこちらですね。
大手のコスメブランドなどが「新商品」として打ち出したいときなどはチャンスです。
特に大手の場合は予算が潤沢にある上、規模の拡大を優先するため、利益よりも実績を重視する傾向があります。たとえ100%案件であっても本数さえでれば売上○億円とか、累計○○万本突破!とか謳えますからね。
こうした案件は条件が緩いことが多いので個人的におすすめです。定期購入(継続購入)の条件がなく買い切りでポイント還元が付くというケースもあります。
ただし、これらの案件はどうしてもクローズドになりがちです。なぜならSNSなどに○○(ブランド名)が100%還元とかタダポチとか書かれてしまうとブランドが毀損してしまう恐れがあるからです。
なので、こうした案件はあまりSNSなどでも積極的にPRされないことが多いです。
定期便必須などにより取り戻せる可能性があると考えている
もう一つは初回は100%還元で損をしたとしても、継続購入で取り返せるというように考えているケースです。化粧品やコスメのポイントサイトで100%還元案件などで多いのはどちらかというとこちらのタイプです。
この定期便タイプは少し注意をしたいところです。
そもそも論ですが、なぜ100%還元という事業者にとっては大きな負担を負ってでもポイントサイトに広告を出稿するのか?これには二つの面があります。
- 商品に絶対的な自信があり、モトが取れると考えているタイプ
- ポイント還元で誘い、解約忘れなどを狙っているタイプ
まず(1)はポジティブな話として自社製品に絶対の自信があり、一度試してもらえたら継続して使ってくれる人がいるだろうから、初回発送等は赤字であっても最終的なには取り戻せるだろう(LTVを黒字化できるだろう)。というものですね。
まぁ、わかります。これで継続できるのであれば素晴らしいことだと思います。
もう一つの(2)はフールペナルティ的な話。要するに我々利用者の中には本来は〇日までに解約の手続きをしなければならないけど、それを忘れるユーザーがおり、結果的にそれが利益になるというもの。ケータイ電話の店頭契約でのモリモリオプションや100円DVDレンタルにおける延滞金などと似たようなものですね。
ちなみに、これはHAPPY100%還元案件(動画や音楽などの黒字サブスク案件)などと似たような構図です。
後者はかなり注意したいところだと思います。解約までの手順が異様に分かりづらかったり、電話のみの受付となっていて中にはコールしても中々つながらないという案件もありました。特に初回90%OFFで2回目からは高額といったような商品なんかは全部ではないでしょうが、解約忘れ狙いの所もありそうな気がします。
なお、明確にこの(1)と(2)に分かれるのではなく、境界線もないのでグラデーション的です。とはいえ、(2)の方向性が強い企業の商品購入には慎重になりたいです。
コスメ・化粧品系の100%還元案件、高額案件をやるときのチェックポイント
では、問題のありそうな案件、そうでない案件を見分けるコツにはどんなところがあるのでしょうか?
コスメや化粧品関連の高額ポイントサイト案件をするときは以下のような項目をチェックしましょう。
- 会社の確認(特商法表記の確認)
・ちゃんとした会社か?
・住所は実在しそうか?Googleストリートビュー
・会社名や商品名でググってみて悪評が多くないか? - (定期の場合)解約手段の確認
・オンラインだけで解約できない場合は怖い(電話のみとかある) - ポイントサイト内の付与条件を確認
・承認サイクルと定期解約とポイント付与ルールの確認
・ポイントサイトの「調査」対象の案件か
こんなところかと思います。
会社をちゃんと確認しよう
超大手は別として化粧品、コスメ、健康食品などは比較的小さな会社がやっていることもあります。
知らない会社であれば、住所を調べてGoogleストリートビューなどでちゃんとビルなどが存在するかを確認しましょう。立派なビルでもシェアオフィスやレンタルオフィスだったりすることもあるので、住所名+シェアオフィス(レンタルオフィス)などで検索してみましょう。
シェアオフィス利用が悪いというつもりは全くありません。小さな会社やベンチャーの中には大手には作れないような良い商品を提供しているところもあります。ただ、規模の小さな会社はそれだけ体力も低いはずなので大規模なポイ活案件を実施できるかは疑問が残るところもあります。
この他、会社名や商品名で評判をググってみるのも一つです。
(定期の場合)解約の連絡手段の確認
定期コースなどの注文が前提の場合は解約手段を確認しましょう。電話のみというケースは後から電話がつながらないとか、掛けた掛けてないみたいなトラブルに発生することもあります。なお、オンラインでの解約時にはスクショを取っておくなどするとトラブル回避になるでしょう。
ちなみにスクショの撮影は申込時なども申し込みをした記録として残しておくと、後からポイントサイトの通帳に記載されない、などのトラブル時にも有効です。本件に限らず、購入を伴うポイントサイト案件の場合は念のためのスクショを忘れないようにしましょう。
ポイントサイト内の付与条件を確認
これは最初だけでなく最終的に申し込みをする前にも確認しておきたい項目です。ポイント付与の条件、ルール、定期コースの場合は途中解約時のポイントの取り扱いなどは少なくとも要確認です。
よくあるのはポイント付与前に定期便を解約・退会していたら対象外というものですね。この制約によって解約できるタイミングが極端に短くなってしまうこともあります。また、なるだけポイントサイト側で「調査可」の案件が好ましいです。調査可案件は広告主に対してポイントサイトを経由して、案件が「否認」となったときに状況などを照らし合わせて確認してもらうことができます。
特に獲得ポイントや支払額が高額な案件は調査可否は必ず確認しておきましょう
注意点は多いけど、お得なものはお得
以上、注意書きが多くておっかなびっくりになってしまう人も少なくないと思いますが、コスメ、化粧品、健康食品、美容系のポイントサイト案件に関しては少し過剰に心配するくらいでも良いのかなと思います。
その一方で、中にはとってもお得なものも少なくありません。
たとえば、直近だと某大手の美白美容液が5本セットで9900円で9900ポイント還元というものがありました。
決済によるポイント還元やポイントサイト側のボーナスポイント還元なども含めたら105%~110%位の還元が取れました。さらに美容液が沢山もらえて本当に嬉しい案件でした。
この辺りは拡散禁止なので大っぴらには言えませんが、twitter(X)などでは、アレとかソレとか、「し」から始まるとか、その辺りを濁して発信したいと思いますので、もしどうしてもわからないときはDMでもください。
おすすめのポイントサイト
どのポイントサイトがお得になるかは状況によりますが、大手と言われるポイントサイトを抑えておくと良いと思います。
中でもコスメ系の100%還元案件と相性がよさそうなのは以下のポイントサイトです。規模が大きい上、調査依頼などの際にしっかりとユーザー目線で動いてくれるサイトだと私は評価しています。
・ハピタス
ポイント交換時に最大で5%ほどの増量がある。100%還元案件ならこの増量で黒字化が可能です。ランクを上げておけば全体的にいつでも活用できるポイントサイトです。
>>ハピタスの詳細記事(解説記事)はこちら
>>ハピタスの会員登録はこちら(+100Pもらえます)
・ポイントインカム
POTARO WARS、全国ランキング特別編のように期間中の獲得ポイントに応じてボーナスポイントが出るキャンペーンが実施されます。そういったタイミングの100%還元案件だと+α分が黒字になります。
>>ポイントインカムの詳細記事(解説記事)はこちら
>>ポイントインカムの会員登録はこちら(+250円もらえます)