ネオモバ×楽天銀行の「配当金受け取りプログラム」を利用したポイ活投資をしている人は、配当金の振込先を「楽天銀行(登録配当金受領口座方式)」としている必要があります。
ただ、最近の証券会社(特にスマホ取引の証券会社)の場合、配当金の受け取り方法が「株式数比例配分方式」しか選べないようになっていることが多いです。
口座開設や銀行口座の変更などでも切り替わるケースがあります。
そのままだと口座開設をすると配当金の受け取り方法が「株式数比例配分方式」に切り替わり配当金はそれぞれの株を保有する証券会社で受け取る方式となってしまいます。
つまり、楽天銀行で配当金が受け取れなくなってしまい、配当金受け取りプログラムが使えなくなるわけです。そんな時どうしたらいいのか?を紹介していきます。
登録配当金受領口座方式に簡単に戻す方法
配当金の受け取り方法は実は一人1方式となっております。
そのため、A証券会社で「登録配当金受領口座方式」で配当金を受け取るようにしていたとしても、B証券に口座を作りその際に「株式数比例配分方式」を選択した場合、後から選択したルールが全証券会社で適用されるようになっています。
これは証券保管振替機構(通称:ほふり)によって管理されているからです。
で、ネオモバでの1株投資&楽天銀行の株式配当金受け取りプログラムを併用してコツコツ稼いでいる場合、配当金受領方式が変更されると面倒です。
一方で、ネオモバ自身を含む、LINE証券やワンタップバイ、CONNECTなどのスマホ取引専用のネット証券では、そもそも口座開設時に「株式数比例配分方式」しか選択できないようになっています。
登録配当金受領口座方式にするには、カスタマーセンターに連絡するなどして切り替えてもらう必要があります。
それは面倒すぎますよね??
手っ取り早くもとに戻す方法は既存の大手のネット証券、証券会社の口座を利用します。SBI証券、楽天証券、マネックス証券といったネット証券のオンライン管理画面上で変更することができます。
例えばSBI証券の場合は以下のようになります。
- ログイン
- 口座管理
- お客さま情報設定・変更
- お取引関連・口座情報
- 配当金受領サービス(変更)
この流れ変更することができます。
ちなみに、配当金の受け取り方法変更は、口座開設時以外は株式の預かりがないと受け付けない証券会社もありますのでご注意ください。
配当金の支払い方法は基本的に権利確定日時点のデータが参照される
配当金の受領方式については権利確定日(一般的には権利月の月末)時点の受け取り方式が参照されます。
なので、月末までに処理手続き(変更手続き)をすれば、新規口座開設等で配当金受領方式が株式数比例配分方式になっても、再び登録配当金受領口座方式に戻す手続きをすれば大丈夫です。
逆にたとえば4月1日以降に変更手続きをした場合、3月末分の配当金の支払い時期(だいたい6月ごろ)の段階では3月31日時点で設定されている方法で支払われます。
※念のため多少の余裕をもって手続きをしましょう。