米国株への投資はコストの低いインデックスファンドやETF、それにポイント運用を活用した疑似投資などで数年前と比較してかなり投資しやすくなってきています。
一方で、そうしたインデックス投資(株価指数)ではなく、GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)やテスラ、zoom、モルデナなどの個別株に投資をしたいという場合は少しハードルが上がります。
そんな米国株投資、まとまった資金で始めるならマネックス証券がおすすめですが、米国株投資は初めて&小額から始めたいという方におすすめなのがPayPay証券です。
かつてはOne Tap Buy(ワンタップバイ)と呼ばれていましたが、2021年2月に社名が変更されました。今はポイ活案件があります。
目次
- PayPay証券とは?
- 米国株に1000円単位で投資可能なPayPay証券
- 日本株も購入可能、1000円単位の金額単位
- 引出し時に手数料がかかる
- PayPay証券の特徴と活用方法
- 私も始めてみました(積立)
- ポイントサイト案件&キャンペーン情報
PayPay証券とは?
株の小額取引サービスを中心とするネット証券です。スマホ証券という商標を取得するなど、スマホを使った株取引の先駆け的存在です。
ポイント運用サービスとして人気の「PayPayボーナス運用」も同社がサービスを提供しています。
米国株に1000円単位で投資可能なPayPay証券
PayPay証券はネオモバやLINE証券などと同じく、スマートフォンを通じて株投資ができるスマホ特化型のネット証券です。
最大の特徴は表題にもしている通り、米国株に1000円単位で投資をすることができるという点です。
たとえば、GAFAMの株価はどうでしょうか?
- Google(ALPHABET):約1740ドル
- Amazon:約3100ドル
- Facebook:約270ドル
- Apple:約120ドル
- Microsoft:約210ドル
※2020年11月19日現在
となっております。当時、1ドル103円位と考えて、1万~30万円くらいが投資単位となります。そこそこの資金が必要になりますね。
米国株は日本株と違って1株単位で投資をすることができますので、必要資金は100株単位の日本株ほど必要ないかもしれません。ただし、株価水準が高い株式は、最低売買単位もそこそこ必要になりますね。
また、仮にGAFAMに均等的に投資しようと思っても、最低購入金額に差が大きいため、合わせようと思ったら150万くらいの資金が必要になります。
ここで使えるのがPayPay証券です。PayPay証券は金額単位で株式に投資をすることができます。1000円単位なので上記のGAFAMに1000円ずつ投資といったような買い方が可能で、小額の資金で株取引ができます。
PayPay証券の売買手数料や為替手数料は少しだけ高い(米国株)
続いて取引コストを主要なネット証券と比較しながら見ていきましょう。
売買手数料 | 為替手数料 | |
---|---|---|
マネックス証券 | 0.45%(最大20ドル) | 買付時:無料 売却時:25銭 |
SBI証券 | 0.45%(最大20ドル) | 25銭 ※住信SBIネット銀行経由なら4銭 |
PayPay証券 | 0.5%~0.7% | 35銭 |
手数料は少し高めになっています。
なので、まとまった金額で米国株に個別投資するのであればマネックス証券やSBI証券などのネット証券が良いです。一方で千円からの小額で投資できるというのがPayPay証券の魅力です。
日本株も購入可能、1000円単位の金額単位
日本株も購入可能です。1000円の金額単位の投資となります。形としては日興フロッギー(SMBC日興証券)と同じ取引体系ですね。
売買時にかかる手数料は以下の通りです。
- 東京証券取引所の立会時間内:0.5%
- 上記以外の時間帯:1.0%
手数料率としてはやや高めです。
同じく金額単位で投資ができる日興フロッギーと比較しても同社は買付時の手数料は無料で売却時が0.5%(100万円未満時)となりますので、単純に手数料は2倍になります。
正直、国内株を買っていくなら日興フロッギーの方がスペック的には上だと思います。
引出し時に手数料がかかる
投資資金はみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行などの銀行口座との連携のほか、ソフトバンクカード、ドコモ口座との連携も可能です。
入金時の手数料は3万円以上なら無料にできるので問題ないのですが、出金時は手数料がかかります。これが、PayPay証券の最大のデメリットといえそうです。
大抵の証券会社は出金時の手数料は無料なんだけどね……せめてPayPay銀行には手数料無料にしてくれたらいいのに~
手数料は以下の通り
- みずほ銀行:110円(3万円未満)/275円(3万円以上)
- みずほ銀行以外:220円(3万円未満)/385円(3万円以上)
ちょっと辛い金額ですね。
頻繁に出し入れしないなら問題はないですが、資金を色々移動させるニーズがある方には大きな欠点といえます。
ちなみに、ドコモ口座には手数料無料で出金できます。その上で、ドコモ口座経由でセブン銀行ATMで10万円までなら1度に220円の手数料で出金可能です。また、d払い残高として決済に利用することもできます。
PayPay証券の特徴と活用方法
基本的に何がいいか?といわれると1000円単位という金額単位で米国株投資ができる上、積立運用も可能なのでほしい米国株をちょっとずつ買っていけるという点が強みですね。
冒頭のようなGAFAMなどのハイテク企業の株を買うのも一つですし、エクソンモービルやAT&T、フィリップスのようないわゆる高配当株で配当金を貰っていく運用ポートフォリオなどを考えてみるのも面白いかもしれません。
なお、配当金は日本円に換算されてPaPay証券口座に入金されます。
最近だとワクチン銘柄などを買ってみたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな感じで米国の個別株に投資をしていきたい、それも小額からという人に向いている感じになります。
そのうちにPayPayと関連したサービスも追加されていくんじゃないかなぁと期待しています。
私も始めてみました(積立)
※注意:ロボ積立はポイントサイト案件で利用する人は買い付け額に含まれませんのでご注意ください。
といわけで、実際に私も試してみました。
積立で行きます。ロボ積立を利用して、毎月1回投資をする形にします。積立タイミングは毎週・毎年の選択もできます。
とりあえずの銘柄選びは、何のひねりもありませんが、GAFAMで行きます。
- フェイスブック
- アルファベット(Google)
- アップル
- アマゾン
- マイクロソフト
の5銘柄をそれぞれ4000円ずつです。1000円~なので1000円でもいいのですが、1回の積立が2万円以下だとドコモ口座からの出金手数料が必要だったので、ひとまず2万円になるようにしています。
1000円×20銘柄という組み合わせでもいいわけですね。
その内、投資する銘柄を少し入れ替えたり追加したりしていきながら毎月2万円を突っ込んでいこうと思います。
米国株はETF投資だけで個別株投資はしていないので、ここからスタートしていきたいと思います。
ポイントサイト案件&キャンペーン情報
One Tap Buy時代はポイントサイト案件はあまりありませんでしたが、PayPay証券になってスタートしました。
現在はポイントインカム経由で6000円還元となっています。
<条件>
・新規口座開設後、申し込みから60日以内に3万円以上の買い付け
・日米株のみが対象です。この記事で紹介したロボ積立は対象外です。
<やり方>
- ポイントサイト経由で口座開設
- 3万円以上を入金する
- 3万円以上の株式を買付する(日米個別株、日米ETF)
- ポイントサイトでのポイント着金後に売却&出金する
こんな感じになります。
<案件攻略のためのお勧めの株式・ETF>
今回のPayPay証券の案件では、ローリスク系の債券ETFのようなものはありません。基本的にいずれもリスクをとって運用するタイプの商品になります。
売却をしない前提ということを考えると、長期で運用できるタイプが良いと思います。私が買うなら、VTI(米国株式)ですかね。あとは、折角米国個別株に投資ができるのでAppleとかAmazonとかGoogle(Alphabet)とかを買っても面白いとは思います。
もらえるポイントを考えると、それを超えて大損するリスクはそんなに高くはないと思います(ないと断言はできませんが……)。
公式キャンペーン(キャンペーンコード入力)
また、口座開設の際にはPayPay証券側のキャンペーンとして「秋の投資デビュー応援キャンペーン」として抽選で1000名様に株式購入代金5000円プレゼントをやっています。口座開設時のコード入力欄に「cpn2111」と入れれば対象です。
期間:2021年12月14日まで