dポイントについてdポイントカードを利用した不正利用が大規模に発生しているようです。dポイントカードに限らず、多くのポイントカードは「バーコードをレジに提示」することで利用できます。
なので、このバーコードが何らかの手段でクローンされてしまうとポイントが不正利用される可能性があるというわけです。
オンライン決済(d払いなど)の場合は、取引時にパスワードや二段階認証などによってセキュリティ環境は用意できますが、店頭でポイント払いされてしまうとどうしようもないですね……。
こちらについてはdポイント側の対策になると思いますので、ドコモさんに頑張ってもらうしかないですね。
ただ、そんな悠長なことを言っていて、自分のdポイントが不正利用されてしまっては大変です。今回は個人レベルでできる対策としてdポイント投資を使いdポイントを金庫に入れる方法を紹介します。
大量のdポイントが不正被害に遭うリスクを避けるために
dポイント投資のため、大量のdポイントを消費せずにお持ちになっている方は、不正利用のリスクも大きくなります。
人によっては数十万ポイント以上をdアカウントに入れている人もいるでしょうから、それが不正利用されようものなら……。恐ろしい話になりますね。
未使用時はdポイント投資のアカウントに入れておけば安心
不正利用の手段が、不正に作成したポイントカード(クローンカード)によるものであれば、dポイントカードで支払いができないように、余剰のポイントをdポイント投資に入れておくというのも一つの手です。
dポイント投資に入金されているポイントはdポイントカードを使ってもポイント払いとして使うことができないからです。
dポイント投資はdポイントの金庫のような役割を持たせることもできるわけです。
※ただし、期間・用途限定dポイントについてはdポイント投資することができないので、その分だけは対象外となってしまいます。
もちろん、ログインパスワードなどが漏洩している場合は、そちらからポイントを移行して使えてしまいますが、ポイントカード(バーコード)が不正に作成されているというのであれば、不正利用されるリスクを大幅に軽減することができます。
また、ネットからの不正ログインであれば文末に紹介するような2段階認証などによる、セキュリティ環境の構築が可能です。
その他のdポイント関連のセキュリティ対策
以下も念のために確認しておくとよいでしょう。