NTTドコモはd払い系のキャンペーンを数多く提供しています。
そうした、d払いを使う支払いにおいて、dポイントを使った支払はポイント還元の対象外となります。
通常の決済におけるポイント(町のお店0.5%還元、ネットのお店1%還元)はもちろん、d払いが実施している様々なキャッシュレスキャンペーンの還元も対象外です。
たとえば、d払い関連では「いつでもどこもでd払い」や「dポイントスーパー還元プログラム」などが実施されています。こうしたキャンペーンを活用すれば、通常のポイント還元に加えて+10%、+15%といったようなポイント還元を受けることができます。
しかし、dポイントを使った決済ならこれらのポイントはもらえません……。
一方、このブログの読者の中には、まとまったdポイントをがあって、d払いをする時に本当ならdポイント払いをしたいという方も多いはずです。
今回は、dポイントを使ってd払いはする、けれどもポイントも貰う。そんな方法を紹介していきたいと思います。
d払いでdポイント払いをするとポイントがもらえない問題
dポイントは基本方針としてポイント利用時にはポイントを還元しません。
通常のポイントだけでなく、キャンペーンで+αのポイントがもらえる案件も対象外となります。
d払い関連では以下のキャンペーンが代表的です。
<dポイントスーパー還元プログラム>
ドコモのサービス利用状況などに応じて、d払い(街のお店)、iD決済において最大+7%還元となるキャンペーン。d払い(ポイント利用)は還元対象外。
<いつでもどこでもd払い>
期間限定で対象ショップにおいてd払い(コード決済)をすると通常ポイント+10%還元などが受けられるキャンペーン。コンビニ、飲食店、ドラッグストアなど。d払い(ポイント利用)は還元対象外。
・<2020年1月20日~2月2日>d払いでドラッグストアがお得!+10%還元
こんな感じのキャンペーンがd払い(dポイント決済)なら対象外になるのは実に勿体ないです。
d払いにdポイントチャージしたdカードプリペイドを設定する
それを解決する方法がこちらになります。
d払いは支払方法にクレジットカード、電話料金合算、銀行口座払い、dポイント払いという4つの方法があります。
このうち、しつこいですが、dポイント払いはポイント付与対象外。また、dカード以外のクレジットカードで支払いをした場合、キャンペーン分は付与対象外となる案件が増えています。
で、一番おすすめの方法が、「d払いにdポイントチャージしたdカードプリペイドを設定する」という方法です。
dカードプリペイドとは?
三井住友カードが発行しているブランドプリペイドカード(Mastercardブランド)です。申し込みは「こちら」から可能で、12歳以上でdアカウントをお持ちの方なら申し込み可能です。
年会費は無料です。
Mastercardが使えるお店や電子マネーのiDの加盟店で支払いができます。
ポイント還元もあり、200円利用につき1ポイント(0.5%相当)が還元されます。
そしてドコモのスマホ決済のd払いの決済手段としても登録可能です(クレジットカード扱い)
dカードプリペイドはdポイントチャージが可能(月額1万ptまで)
カード作成後に「dカードプリペイド」のサイト上から「ログイン」をします。
>ログイン>チャージ>チャージ金額の入力>お支払方法選択で「dポイント」を選択>確認
でdポイント(通常ポイント)のチャージが可能です。チャージできるのは1カ月当たり1万ポイントまでと制限があります。
d払いにdカードプリペイドを設定する
まず、d払いにクレジットカードを設定するには「インターネットショッピング本人認証サービス」の登録が必要となります。
先ほどのdカードプリペイドの管理画面>各種設定>インターネットショッピング本人認証サービスに移動し、パスワードを登録してください。
その後、d払い(アプリ)>支払方法でクレジットカードを選択でdカードプリペイドを登録します。
これでd払いで決済をするとdカードプリペイドで支払うことが可能です。
この方法でd払い関連のキャンペーンで「dポイント」を使った支払いが可能に!
こうすることで、支払いに使ったdポイ
チャージした元は「dポイント」ですが、決済はdカードプリペイド引き落としのカード払いという扱いになります。
<dポイントで直接d払い>
- ポイント還元なし
<dポイントでチャージしたdカードプリペイドでd払い>
- d払い決済ポイント:0.5%
- dカードプリペイドのポイント:0.5%
- dポイントスーパー還元プログラム:+7%(最大)
- いつでもどこでもd払いキャンペーン:+10%還元
- 合計:最大18%還元
となります。同じdポイントを使った決済ですが、こうやってdカードプリペイドを迂回するだけでかなり得ができることになります。
今回の方法の最大のデメリットは、期間・用途限定ポイントについてはdカードプリペイドにチャージできないという点です。
この期間・用途限定ポイントについては以下の記事でおすすめの消化方法をまとめているので、こちらもご活用ください。
dポイントで支払わないなら最高効率はdカード払い
なお、dポイントで払いたいというわけでなければ、dカードプリペイドを利用するよりも、普通のdカード(dカードGOLD)でd払い決済をするほうがカードのポイント還元率が0.5%高いのでこちらがおすすめです。
ドコモユーザーならdカードGOLDは、ドコモ料金の10%が還元されるのでお得です。
以上、dポイントが余っている方向けのd払いへの転用方法を紹介しました。