私はAmazonで文房具、洗剤、飲物、お酒、食品など幅広く購入することが多いです。一方でAmazonの価格って結構ダイナミックプライシングされていて結構価格が変動します。
初めて買うときは楽天市場や街のお店と価格比較はしたけど、そのあとは漠然とAmazonで買い続けていたけど、実は意外とお高い価格だった……なんてこともあります。
また、Amazonに掲載されている商品はすべてが販売元Amazonではなく、別の事業者が販売しAmazonが配送しているケースもあります（マーケットプレイス商品）。この場合、商品によってはかなりのプレミアムが付いた価格になってしまっているケースもあります。
そんな風にAmazonで割高な価格やプレミアム価格で無駄な買い物をしないために役立つのがKeepa（キーパ）というツールです。価格チェックなら無料なのでぜひ導入しましょう。
Keepaとは？
KeepaはAmazonで販売されている商品価格を過去の分も含めて追跡確認できるツールです。Chromeなどのブラウザに拡張機能として追加すると、Amazonの商品ページにおいてその商品の過去販売価格がわかります。
これを利用すれば過去の価格推移がわかりますので、セール商品などが果たして本当に安いのか？といったことを追跡して確認をすることができます。価格のチェックの機能であれば無料で利用可能です。PCブラウザに拡張機能追加で確認する方が調べやすいと思います。
スマホアプリもあり、特定の商品が○○円以下になったら通知するといったような機能もあります。
＞＞価格履歴グラフKeepaのインストール（Firefox）
※普通に買い物をするだけなら無料版で十分です。
Amazonでの販売価格のチェックに使える
Keepaを導入するとAmazonのページ内に以下のような価格推移のグラフが追加されます。
上記はAmazonのFireTVStickの価格グラフです。通常価格は4980円ですが、Amazonのタイムセール祭りのようなタイミングではセール価格で販売されるためグラフが時々ストーンと落ちているのがわかります。こういう商品なら今すぐにどうしても必要というものでなければセールを待つという選択ができますね。
食品、日用品なんかで定期おトク便を使う人はKeepaで価格チェックも忘れずに
Amazonは「定期おトク便」という形で定期購入すると5～15％くらい割引になる定期購入サービスもあります。この割引はタイムセールなどでセール中はセール価格から割引されるのでお得です!!
私も日用品の中でもヘビロテしている「ディ・チェコのパスタ麺」とか「極もちホットケーキミックス」とかはセールの時に定期便の割引を併用しています。
一方でそのまま定期便にしておくと金額が上がった時に次の定期日で購入することになる場合もあるので、定期便で申し込みはするけど、次回以降のお届けはキャンセルして次のタイムセールの時に都度購入するようにしています。
参考記事：Amazonの定期おトク便で最大15％OFF 1回だけもOK！ 到着を早める方法と継続利用時の価格変動の注意点
プレ値（プレミアム値段）で買わないためのチェック
人気商品や品薄商品なんかはAmazonでもマーケットプレイス業者がプレミアム価格（プレ値）で販売をしているケースがあります。
たとえば、上記の価格グラフはAmazonが販売しているある商品の価格です、Amazonは通常価格で販売しているのですが、Amazonで在庫切れになると値段が大きく上昇しています。通常価格だと1.5万円くらいなのに品切れになると2万円くらいまで上昇します。
Keepaを入れておけばこうした状況も把握できますね。
また、Keepaにはトラッキングの機能があり、一定以下の金額になったら通知をしてもらうという機能もあります。ただ、検知が早いわけじゃないので早押しになるような商品だとKeepaで通知されるタイミングだとすでに売り切れ……というケースもあります。
Amazonのタイムセールなどのタイミングで日用品などを狙って買う！という人は普段から購入している商品を底値に近い金額で登録しておくと良いかもしれません。
Keepaではわからないこともある。価格つり上げクーポン＆タイムセール商品には注意
万能ツールではありません。Keepaはあくまでも「額面価格」しかわかりません。
Amazonでは商品に対して○○％OFFクーポンみたいなものが提供されることがありますね。こうしたクーポンによるセールが実施されている場合はその価格変動をKeepaでは追跡することはできません。
特にマーケットプレイスの商品の一部ジャンルではクーポンが乱発されて元の価格があってないようなものになっているにも関わらず、タイムセールなどで極端な値引きをして注目を集める商品なんかもあります。こうした商品をkeepaだけで見抜くぬは難しく、逆にkeepaを入れて価格変動だけを見ることで「これは安い！」と勘違いしてしまうこともあります。
特にAmazonが販売元ではないマーケットプレイス商品は気を付けたいところです。
こうした商品を確実に見抜けるわけではありませんが、「サクラチェッカー」というツールもあります。
サクラチェッカーはAmazonにおける評価で書かれているレビューが信頼に足るものであるかどうかを独自に評価しているサイトです。サクラチェッカーのサイトで商品名やURLを入れると、その商品のレビューの「サクラ度」というものが表示されます。
大量の5つ星評価があっても、その評価がサクラ投稿（やらせ投稿）ならなんの参考にもなりませんよね。そういうサクラ（やらせ）のレビューを調査できます。サクラを100％見抜いているかどうかは別として怪しい要素があるのは間違いないと思います。
特によく知らないメーカーやノンブランドの商品を購入するような場合は一度チェックしてみると良いでしょう。ブラウザでも利用できますし、アプリもあります。
Amazonでのお買い物は確かにお得な商品も多いですけど、時々地雷みたいな商品もあったりするので、消費者としても上手に利用する方法を少し知っておくと役に立つと思います。
