
三井住友カードのVisaを持っていても、Mastercardを追加発行できます。使えるお店や支払口座を分けられる一方、ゴールド(NL)の年会費無料条件と年間利用特典は、Visa・Mastercardで別集計です。
ブランドの予備が欲しいだけなら、年会費永年無料の一般NLがおすすめです。ゴールド2枚が向いているのは、必要な支払いだけで各カードの集計期間に100万円ずつ利用できる人です。
2026年10月は、10月13日までに指定カードを保有していた人向けに、Mastercardの追加発行で2,000/5,000ポイントを受け取れるキャンペーンもあります。ただし、特典の3,000ポイント差だけでゴールドを選ぶと、通常年会費5,500円を回収できません。
- Mastercard追加発行の特典は、既存会員向けの企画
- 一般NLとゴールド、2枚目に向くのはどちら?
- 100万円修行は合算できない。年間200万円でも配分が大切
- VisaとMastercardを持ち分ける実用面のメリット・注意点
- 申し込む順番と、5万円利用の別キャンペーン
Mastercard追加発行の特典は、既存会員向けの企画
これは「今から1枚目を作れば、その後2枚目も特典対象」という企画ではありません。対象者の基準日は申込期間より前に設定されています。

| 項目 | 追加発行キャンペーン |
|---|---|
| 申込・エントリー期間 | 2026年10月14日~11月30日 |
| 既存カードの条件 | 2026年10月13日時点で指定カードを発行済み。本会員が対象で、家族カードだけの保有は対象外 |
| 追加するカード | Mastercardの三井住友カード(NL):2,000Vポイント Mastercardの三井住友カード ゴールド(NL):5,000Vポイント |
| 発行期限 | 申込月の翌月末まで。10月申込なら11月末、11月申込なら12月末 |
| 必要な設定 | 指定の既存カードでエントリーし、特典還元時点までに「三井住友カードレター」を「受け取る」へ設定 |
| 進呈 | 2027年1月末ごろまで。付与時点で既存カード・追加カードの両方を保有すること |
この追加発行特典の条件には、カード利用○万円という要件はありません。後述する5万円利用の抽選は別企画です。Vポイントは利用方法によって1ポイント=1円相当にならない場合があります。
Olive保有者も対象だが、クレジットモードが必要
指定カードには、三井住友カード(NL)・ゴールド(NL)のほか、Olive一般・ゴールド・プラチナプリファードのクレジットモードなどが含まれます。Oliveのデビットモードだけを利用している状態とは分けてください。旧クラシック、CL、プライムゴールドなども指定されていますが、提携カード全般が対象ではありません。
追加カードとして対象なのは、上表のMastercard2券種です。Visa、プラチナプリファード、Visa Infiniteの追加発行は対象外。ハローキティデザインは対象です。同じカード・同じブランドを重複して発行することはできません。
複数枚申し込んでも特典は1回だけです。最初に発行した対象カードが判定され、同日発行の場合は特典額の高いカードが対象になります。両方作れば7,000ポイントとはなりません。
一般NLとゴールド、2枚目に向くのはどちら?
追加発行の一時的な特典と、カードを持ち続ける費用を分けます。通常還元率は両方とも0.5%なので、ゴールドを追加しただけで普段の還元率が倍になるわけではありません。
| 2枚目 | 年会費・特典 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| 一般NL Mastercard |
年会費永年無料 今回の追加発行2,000P |
ブランドの予備、家計と個人支出の分離。100万円利用の予定がない人におすすめ |
| ゴールド(NL) Mastercard |
通常年会費5,500円 対象利用100万円で翌年以降永年無料、各年100万円で継続特典10,000P 今回の追加発行5,000P |
追加カードにも100万円を割り当てられ、翌年以降の使い方まで決めている人向け |
通常条件で初年度年会費がかかる場合、追加発行特典だけを見ると一般NLは+2,000円相当、ゴールドは5,000-5,500=-500円相当です。通常ポイントや継続特典は別に得られますが、それらを受けるための利用条件も別にあります。
既に1枚目のゴールドを年会費無料にしていても、2枚目へ達成実績は引き継がれません。通常のVisa/Mastercardデュアル発行向けの年会費割引も、ゴールド(NL)は対象外です。個別に無料発行の案内が届いている場合は、その案内の適用条件を確認してください。
100万円修行は合算できない。年間200万円でも配分が大切
公式FAQでは、VisaとMastercardそれぞれで年間100万円を集計すると明記されています。暦年の1~12月ではなく、それぞれのカードの集計期間で判断します。
| Visa/Mastercardの対象利用 | 年間利用特典 |
|---|---|
| 100万円/100万円 | 両方達成で計20,000P |
| 150万円/50万円 | Visaだけ達成、計10,000P |
| 60万円/40万円 | どちらも未達。合計100万円でも特典なし |
2枚の集計期間と支払日をVpassで確認し、1枚を達成したら必要な支払いを次のカードへ回します。SBI証券のクレカ積立は100万円利用の集計対象外です。チャージ等も対象外があるため、通常のカード利用額をそのまま修行対象額としないでください。
2枚目のゴールドを追加する価値を試算する
一般NLを追加する場合との比較です。1ポイント=1円、同じ支出なら通常ポイントは同じとして除外し、追加発行特典の差・継続特典・通常年会費だけを計算します。
継続特典は入会時に即時もらうポイントではありません。対象期間・付与までの保有が必要です。この試算のために不要な買い物を増やすと、ポイントより支出の方が大きくなります。
VisaとMastercardを持ち分ける実用面のメリット・注意点
還元率だけでなく、使える場所と管理のしやすさにも違いがあります。逆に、同じ会社のカードを2枚持っても、すべてのリスクを分散できるわけではありません。
- ブランド別キャンペーンに対応できる:Visa限定/Mastercard限定の施策で使い分ける。
- 支払口座を分けられる:家計用と個人用など、支出を整理できる。
- 利用枠は単純合算ではない:同じ会社の複数カードは、最も高い利用枠を合算上限とし、各カードの枠の範囲で使う。
- スマホの対応を確認する:同じカードでも、端末・ウォレット・ブランドによって使える決済方法が異なる。2枚目を作る前に、目的の支払いに対応しているか確認する。
Olive保有者は、銀行機能付きのVisaにMastercardのNLを足す形です。Mastercardを追加しても、2枚目がOliveへ変わるわけではありません。
申し込む順番と、5万円利用の別キャンペーン
取りこぼし防止には、対象確認とエントリーを先に済ませてから、必要なカードだけを申し込む流れが分かりやすいです。
- 10月13日時点の保有カードが公式の「指定カード」に載っているか確認する。
- その既存カードでVpassにログインし、追加発行キャンペーンへエントリーする。
- 「三井住友カードレター」を受け取る設定にする。
- 一般NLかゴールドのMastercardを選んで申し込み、発行日を確認する。申込とエントリーは期間内なら逆順でも可。
- 特典進呈まで既存・追加の両カードを維持し、Vポイント履歴の「複数枚持ちキャンペーン特典」を確認する。
Mastercardの一般NL・ゴールド(NL)には、10月14日~11月30日の対象利用5万円以上とエントリーで抽選に参加する別企画もあります。1等は利用額分(上限10万P、10名)、2等5,000P、3等500P、1~3等に外れた条件達成者は100Pです。カードレターの受信設定も必要で、各賞は重複しません。
5万円利用のために支出を作る企画ではありません。普段の必要な支払いを5万円以上使う予定なら確認する、という順で十分です。SBI証券の積立・年会費・各種手数料等は利用額に含まれません。追加発行の定額特典とは条件が違い、他企画との重複制限もあるため、最大額を機械的に合算していません。
10月13日の保有条件を満たさない人は、今回の追加発行特典は対象外です。三井住友カード(NL)のメリット・デメリットとOliveの活用法から、最初の1枚を選んでください。