三井住友銀行のOlive外貨預金クレカ積立はやるべき?ポイント還元とVポイントアッププログラムの利点と金利負けのリスク

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三井住友銀行の「外貨自動積立サービス(クレカ積立)」。 「積立でポイントが貯まる」と聞くと魅力的に聞こえますが、SBI証券の投資信託積立のような「誰でもとりあえずやっておけばOK」というものではありません。

特にOliveユーザーにとっては、最大3%という還元率を叩き出せるお得なポイント還元付きでの外貨積立。さらに、Vポイントアッププログラムによる外貨預金特典(最大+2%)という強みもあります。

その一方で、ポイント付与条件の複雑なルールに加えて、そもそも運用としては外貨預金の金利水準が低いという長期的には致命的な欠陥もあります。

以上を踏まえた上で、日本初となる三井住友銀行(Olive)の外貨預金クレカ積立を紹介、解説していきます。

三井住友カードでの外貨積立、ポイント付与は0.5%~最大3%

外貨預金クレカ積立のポイント還元率は以下のようになっており、基本的にはOlive(クレジットモード)による積立を前提とした設計となっています。

まだ、Oliveのアカウントやクレジットがない場合は作成しましょう。ポイントサイト案件もあり、プラチナプリファード、ゴールド共に、フルーツメールというポイントサイト経由で14000円相当のポイント還元があります。

>>フルーツメール新規登録

※三井住友銀行の口座がない人はOliveの申し込みと同時に口座開設可能です。

  • Olive(プラチナプリファード):3.0%
  • Olive(ゴールド):1.5%
  • Olive(一般):1.0%
  • その他クレカ:0.5%

その他のルールは以下の通りです。

  • 買付金額:500円~100,000円
  • 為替手数料:無料(買付時のみ)
    ※売却時はアプリ経由なら50銭/1USD
  • 積立日は毎月26日(休業日の場合は翌営業日)

重要:ポイント付与対象外ルール

積立実行月および翌月に、積立通貨の外貨預金から円預金への出金・解約がないことが条件となっています。積立を行う口座と同一口座番号の外貨定期預金を解約して円預金にした場合も対象外となります。

つまり、即売りは封鎖されている上、ポイントだけを獲得するなら積立停止、待期期間、売却(円転)、再積立設定という面倒な手続きが必要になります。

売り時の手数料(50銭)を考えて実際に利用する価値はある?

外貨預金の売却時の手数料を考えましょう。
1ドル=157円と仮定すると、コストは約0.3%。 これに対して、カードのポイント還元率を考えると、一般カードくらいだとちょっと微妙ですが、OliveゴールドやOliveプラチナプリファードであれば売却時にかかる手数料を考えてもプラスになりますね。

ゴールドであれば1.2%くらい、プラチナプリファードについて2.7%近いポイント分での差益が生じることになりますね。

Oliveゴールドやプラチナプリファードの100万円修行の対象になる?

残念ながらなりません。
参考:三井住友カードゴールド(NL)修行、Oliveゴールド修行をやる意味と効率的な修行方法、NLとOliveの比較

Vポイントアッププログラムの外貨預金特典で最大+2%

もう一つのメリットは「Vポイントアッププログラム」です。
三井住友カード、Oliveユーザーは特定の条件を達成すると、セブンイレブンやファミレス、スターバックスなどの対象店舗でのお買い物でポイントアップ特典(最大20%還元)となります。
参考:

そのプログラムの中に「外貨預金」があり、この三井住友銀行における外貨預金クレカ積立も対象です。

  1. 月に1万円以上の積立:+1%
  2. 合計1万ドル以上の残高:+1%

たとえば、対象店舗でのお買い物が月に3万円であれば300円~600円相当のポイント還元アップとなるわけです。ただし、(1)の1万円積立はともかく、(2)の1万ドル残高については金利負けを考えると非推奨です。

 

長期運用は損?長く持つと金利負け。外貨MMFの方が圧倒的に有利

ここまで解説したのは、あくまで「ポイントを取るため(短期)」の戦略です。

もし、あなたが「ドルを持って金利を得たい」「円安対策として資産分散したい」と考えているなら、三井住友銀行(SMBC)に預けっぱなしにするのはおすすめしません。

銀行の外貨預金はネット証券に比べて金利が極端に低く、コストが高めだからです。「増やす」目的なら、米国株や外貨に強いmoomoo証券(ムームー証券)などで「米ドル建MMF」に移して運用するのが賢い選択です。

項目 SMBC
外貨普通預金
moomoo証券
米ドル建MMF
金利(年率) 0.01%
(ほぼゼロ)
3.25%前後
(高水準)
為替コスト 片道50銭 極めて低い
(スプレッド等)
適した目的 ポイ活(短期) 資産運用(中長期)

※2026年1月時点のデータに基づきます

前述のVポイントアッププログラムのために「1万ドル(約157万円)」を銀行に寝かせた場合、SMBCだと年間わずか約1,570円の利息しかつきません。
一方、moomoo証券の外貨MMFなら、同じ金額で年間約5万円以上(税引前)の金利収入が見込めます。この差は歴然です。

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※外貨普通預金から外貨定期預金へ振替をすれば金利はアップします(1ヶ月満期1%、12ヶ月定期3%)が、定期になると途中解約時は違約金利として(0.01%)が適用されます。また、外貨定期預金満期時に円貨受取にすると売却扱いになるのでご注意ください。ポイント付与対象外取引となります。

三井住友銀行の外貨預金クレカ積立のお得な活用方法、戦略を検証

以上を踏まえた上で、三井住友銀行の外貨預金クレカ積立についてどう活用するべきかについていくつか戦略を検証したいと思います。

ポイント付与の条件として「積立月と翌月は円に戻してはいけない」というルールがあります。つまり、最低でも2〜3ヶ月は外貨のまま銀行に置いておく必要があります。
その一方で、残高を積み上げ続けると金利差で負けるのでほどほどにするべきという形になります。

そこから導き出される結論としては下記の2つの戦略です。

おすすめの活用法①:「月1万円」でVポイントアッププログラムを取りに行く

リスクを抑えてメリットだけを享受するにはどうすればいいのか? 多くのOliveユーザーにおすすめなのが、「Vポイントアッププログラムの達成」に目的を絞ることです。

  • 条件: 月1回、1万円以上の外貨積立
  • 特典: 対象のコンビニ・飲食店での還元率 +1%

クレカ積立をしていれば自動的に適用されます。毎月のお買い物次第ですが、クレカ積立分の還元+コンビニ等での1%相当の還元率UPによるメリットを享受できます。

運用している外貨についてはスタイルにもよりますが、年に1~2回程度売却をして2か月分だけポイント付与を諦めたとしてもポイント付与分で十分得ができそうです。

注意点
毎月の受取ポイントを150P(ゴールド)または300P(プラチナプリファード)を受け取ることができますが、外貨MMFとの利回り差を考慮した場合、ゴールドの場合7万円以上、プラチナプリファードの場合でも14万円以上の外貨普通預金が積みあがると、利回りによる逆転が発生するので適度に売却するほうが経済合理性があります。
※持ちづづけるより売却して外貨MMFに移し替える方がトータルでの利回りが良くなる。

おすすめの活用法②:10万積立&2か月お休みプラン

三井住友銀行のルール上、「3ヶ月に1回(年4回)」のサイクルで回すのが最短かつ最適となります。

【スケジュールの例(4月開始の場合)】

  • 1ヶ月目(4月): 積立実行(10万円)
    ※4/11頃までに「積立の中止」手続きをして、5月・6月分が引き落とされないようにする。
  • 2ヶ月目(5月): 待機期間
    ※絶対に売却してはいけません(ポイント没収になります)。
  • 3ヶ月目(6月): 売却&再開予約
    ① ポイントが付与されたのを確認して全額売却(利益確定)
    ② 6/11頃までに「新規積立申込」を行い、7月(4ヶ月目)からの積立を予約する。

このような流れになります。プラチナプリファード(3%)であれば3000ポイント。売却時のコストを考えても2500ポイントくらいは手残りします。年4回利用すれば1万円相当は黒字となります。

約2か月ちょっとの保有が必要なので為替リスクを負うことにはなりますが、必要資金10万円で年1万ポイントなら実質10%近い還元となります。

auじぶん銀行の外貨積立の銀行ポイ活とも似ていますね。こちらをやっている人からすると理解しやすいと思います。こちらも知りたい人は以下の記事もご覧ください。
参考: auじぶん銀行 じぶんプラスを攻略 毎月Pontaが貯まる銀行ポイ活が可能