東京スター銀行は東京の第2地方銀行。ですが、東京都民以外の方も口座開設できます。オンラインバンキングサービスが中心ですので地方でも特に問題はありません。
金融サービスとして他行にはあまり見られないようなサービスを展開することが多いユニークでリテール(個人向け金融)を重視している銀行です。
現在は募集停止中ですが、預金連動型住宅ローンは住宅ローン控除(減税)との組み合わせをすることで実質マイナス金利で住宅購入ができる仕組みを作る(現在は募集停止)など面白い金融商品を用意していました。
なお、定額自動送金というサービスがあり、こちら手数料無料で送金設定ができておりましたが、2023年5月末をもって受付終了。さらに2024年1月5日以降は従来オ手数料無料設定をしていた方も有料化されます。
設定をしていた人は解除の手続きをしてください。東京スター銀行より近日中に案内が届くそうです。
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※ポイントサイト案件なし
東京スター銀行の特徴とお得な銀行活用術
WEBからの口座開設でオンラインバンキング口座(スターワン口座)を開設可能です。基本的にオンラインサービスが強い銀行なので問題ありません。お近くに東京スター銀行の支店がある人もWEBでの口座開設がおすすめです。
- 給与振込口座指定で普通預金金利が0.1%
- コンビニATMが月に8回まで実質無料
- 他行振込手数料が月3回まで無料
- 外貨預金の為替手数料無料
といったような特徴があります。
これらの特徴の中でも特に強いな、と考えるのが3番目の「他行振込手数料が無料」という点です。うまく利用すれば銀行ポイ活の中心にも据えられる銀行です。
預金金利0.1%は高めではあるけど、条件付きなのともっとよい銀行もある
普通預金金利の高さも魅力ではありますが、給与振込が前提です。
三菱UFJ銀行や三井住友銀行といった都市銀行やゆうちょ銀行などが0.001%という水準であることを考えると100倍の高金利ではありますが、さらに金利の高い0.2%水準の金利を提供する銀行はいくつかありますので、あえて東京スター銀行でなくても良いかもしれません。
<普通預金金利の高金利銀行の例>
- 島根銀行(しまホ):0.25%(条件なし)
- あおぞら銀行BANK:0.20%(条件なし)
- auじぶん銀行:0.2%(カード設定など条件あり)
- GMOあおぞらネット銀行:0.11%(証券口座連携)
- UI銀行:0.1%(条件なし)
こんな感じ。島根銀行、あおぞら銀行はいずれもネット支店のみが対象です。
ATM実質無料は預金残高に注意
東京スター銀行のスターワン口座はATM手数料が月8回まで実質無料です。ただし、この回数には出金だけでなく入金も含まれます。
この「実質」というのは一旦手数料(110円)がかかるけど、翌月にキャッシュバックという形になるからです。もう一つ注意したいのは手数料のキャッシュバックは前月平均預金残高の10%までというルールがあります。
同行ほとんど資金を置いていない場合は手数料還元の対象外になる可能性があります。とはいえ、平均して8800円の預金額があれば10%(880円)の還元なので普通にお金を預けていれば特に気にする必要はないですね。
定額自動送金が回数制限なしに手数料無料だったが有料化
東京スター銀行の最大の魅力といえるのがこの部分でした。回数制限なしに振込手数料が無料とすることができました。
銀行の中には他行からの送金があることでポイントがもらえる銀行がいつくかあります。詳しくは「給与振込を活用!銀行の自動入金・自動送金(振込)を活用した銀行ポイ活術」の記事も読んでほしいのですが、
- 楽天銀行(3000円以上の振込×5回で)
- SBI新生銀行(1万円以上の振込につき25ポイント。上限200P)
- T NEOBANK(1万円以上の振込につき20ポイント。上限500P)
- 三井住友銀行Olive(2か月連続で3万円以上の振込で毎月200P)
こんな感じです。
このような銀行に対して自動送金の設定をしておくとポイント等の還元がもらえたのでお得に利用できました。ただ、こちらは2023年5月末をもって終了し、現在は1件あたり110円の手数料がかかるようになっております。
また、2024年1月5日以降は、もともと無料で契約できていた方も有料化(110円/件)となるようです。
無料サービスを利用している人には案内が届くと思いますので、有料化するのであればサービスを利用しないという人は解約を忘れないようにしてください。